基礎データ
全国図鑑 | No.0340 |
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ローマ字表記 | Namazun |
ぶんるい | ひげうおポケモン |
タイプ | みず / じめん |
たかさ | 0.9m |
おもさ | 23.6kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
特性 | どんかん/きけんよち(第4世代から) |
隠れ特性 | うるおいボディ |
タマゴグループ | すいちゅう2 |
好きなエサ | いきいきイナホ / ころころマメ |
おとしもの | ドジョッチのねんえき |
地方図鑑
ホウエン図鑑(RSE / ORAS) | No.128/No.133 |
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シンオウ図鑑 | No.081 |
マウンテンカロス図鑑 | No.041 |
アローラ図鑑(SM / USUM)
| No.094/No.114
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ガラル図鑑
| No.229
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ヒスイ図鑑 | No.098 |
パルデア図鑑
| No.169
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各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
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日本語 | ナマズン | ナマズ |
英語・スペイン語・イタリア語 | Whiscash | whisker(頬髭)+catfish(ナマズ) |
ドイツ語 | Welsar | Wels(ナマズ)+Tasthaar(触毛) |
フランス語 | Barbicha | barbillon(触鬚)+poisson-chat(ナマズ) |
韓国語 | 메깅 | 메기(ナマズ)+king(英語で王) |
中国語 | 鯰魚王 | 鯰魚(ナマズ)+王 |
進化
ドジョッチ(Lv.30) → ナマズン
概要
ポケットモンスター 第3世代『ルビー・サファイア』から登場したドジョッチの進化系で、ドジョウが進化してナマズになった。ただし尾びれは水棲哺乳類のような水平になっているのが特徴。
額には謎のWが輝く。おかげで初見プレイヤーから「でんきタイプを持っているのでは?」と勘違いされることも。
パッチリお目々の割に視力はとても低いらしく、高感度センサーのヒゲで周囲を探るとか。
狩は近づいたものに喰らいつく待ち伏せ型のようであるが、地震で驚いた相手を丸呑みにしてしまうなどアグレッシブな面もある。
なお泥ごと相手を食べてしまうなど、好き嫌いなく何でも食べるとのことだが、ゲームのシステム上、当然性格による好み・苦手な味はあるので注意。
かなりの大食らいでもあり、一度目覚めれば一晩中餌を貪ろうとするらしい。これでよく沼地が全滅しないものである。
大きな沼を縄張りにし、不用意に近づく者には5キロ先まで響くほどの地震を起こして追い払う。また自分で地震を引き起こしているうちに自然の地震を予知する能力も備わった。例えば、ナマズンの群れが水面を跳ねると大地震の前触れといわれる。
色違い
色違いは額と腹部の黄色い部分がオレンジ色になる。
ゲームでの特徴
りゅうせいのたき(1F以外)とチャンピオンロードで「すごいつりざお」を使うと釣れる。
ストーリーにおいては、ミクリの手持ちとして登場。また、『エメラルド』では彼の師匠であるアダンの手持ちでも登場している。
RSEから連れてこよう。
「すごいつりざお」は殿堂入り後かつ全国図鑑入手後でなければ入手できないが、ドジョッチが「いいつりざお」で釣れる。ナマズンで釣れる場所は以下の通り。
DP | 205ばんどうろ(ハクタイ側) 208ばんどうろ 210ばんどうろ 212ばんどうろ(ノモセ側) 227ばんどうろ 228ばんどうろ ハクタイシティ カンナギタウン クロガネゲート 荒れた抜け道 テンガン山 ノモセ大湿原 |
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プラチナ | 205ばんどうろ(ハクタイ側) 210ばんどうろ 225ばんどうろ 212ばんどうろ(ノモセ側) 227ばんどうろ 228ばんどうろ(ここだけ何故か「いいつりざお」でも釣れる) ハクタイシティ クロガネゲート 荒れた抜け道 テンガン山 ノモセ大湿原 |
ストーリーにおいては、シンオウ四天王・キクノの手持ちとして登場する。
『プラチナ』では210ばんどうろで「いいつりざお」を使うことでレベル25から35の個体にエンカウントすることができる。スプレーでエンカウントを調整すれば狙って釣れる。「いいつりざお」の入手方法が209ばんどうろの桟橋のNPCに話しかけることなので、そこから然程長い距離を移動せずに高レベルの攻略要員に出会えるというわけである。
キキョウシティの水上で大量発生する。
8ばんどうろ、セッカシティ、セッカの湿原で発生する水影に釣竿を使うと釣れる。
14ばんどうろ、19ばんどうろで「すごいつりざお」で釣れる。
本作では「りゅうせいのたき」でのみ「すごいつりざお」を使うと釣れる。
メレメレ島の海繋ぎの洞穴、アーカラ島のオハナタウン、ポニ島のポニの大峡谷、花園、ポニの険路で釣れるドジョッチの仲間呼びで乱入する。
未登場。
まどろみの森奥地で釣りしたり、ワイルドエリア「ミロカロこ・みなみ(固定シンボル・晴雷照砂)」 「ミロカロこ・きた (シンボル、水上・晴曇雷照砂)」に出現。
DLC『鎧の孤島』でのヨロイ島では、「せいりょうしつげん (釣り)」 「しゅうちゅうのもり(固定シンボル/晴曇照砂)」 「ファイトケイブ (固定シンボル)」 「とうしんのどうくつ (固定シンボル)」に出現。
DLC『冠の雪原』では、カンムリ雪原の「きょじんのねどこ」 「きょじんのくつぞこ(釣り)」 「ボールレイクのこはん」 「ダイマックスアドベンチャー」に出現する。
地上ではDPと同じだが、ひでんわざ「たきのぼり」入手後に地下大洞窟(ちかすいみゃくのくうどう・しつげんのくうどう・かわぎしのくうどう・みずかがみのだいくうどう・そこなしぬまのだいくうどう)にも出現する。
紅蓮の湿地(大口の沼・リッシ湖)、天冠の山麓(迷いの洞窟)に出現する。
南6番エリア、西3番エリア、北1番エリア、しるしの木立ち、ナッペ山に出現する。なお、進化前のドジョッチ共々「ドジョッチのねんえき」を落とし、これはわざマシンマシンで「だいちのちから」と「じしん」を作るのに必要なものだったりする。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
110 | 78 | 73 | 76 | 71 | 60 | 468 |
高めのHPを誇るバランス型で、数値だけならランターンが最も近い。しかし、みず/じめんのポケモンの中では採用率が低く、話題性に欠く。よく起用されるラグラージと比べて種族値が大きく劣り、「ちょすい」、「よびみず」という水無効特性持ちでみずタイプを牽制できるヌオー・トリトドン・ガマゲロゲといった連中もライバルになる。
最大のポイントは「じわれ」が使える点。さらに軽量のためサブウェポンとして使われがちな「くさむすび」に対して強く、特性の「きけんよち」のおかげで事故死する可能性も低い。「ドわすれ」を積んで耐久型にするのもアリ。逆に「きけんよち」を「トレース」や「スキルスワップ」されると「じわれ」を所持しているかどうかがバレるので警戒しよう。
他にも「ハイドロポンプ」、「れいとうビーム」、「ふぶき」、「じしん」、「ストーンエッジ」と、攻撃技は優秀。命中率の不安はフォーカスレンズ等で補うと良いだろう。
ヒゲつながりか「りゅうのまい」という優秀な積み技を持つが、元々の攻撃種族値が低いためギャラドスやオーダイルに比べて格段に火力が劣る。ただし「ちょうはつ」が効かなくなる「どんかん」の特性を持っているので、補助技を封じられるという心配はない。おまけに「いかく」によって攻撃を下げられる事もない。
何故かでんきタイプの物理技である『スパーク』とドラゴンタイプの変化技である『りゅうのまい』をタマゴわざ(第8世代では「りゅうのまい」は「わざレコード」を使う必要がある)で覚える。前者はデンキナマズ、後者は琵琶湖の竹生島にある都久夫須麻神社におけるナマズが龍に変身した伝承(または龍の髭をナマズの髭に見立てた?)から来たものと思われる。
『LEGENDSアルセウス』ではそれまで覚えなかったつばめがえしを何故か習得しているが、さほどメリットはない。
第9世代
『ポケモンSV』では新たに起点作りとなる「ステルスロック」や「まきびし」、物理受けをこなす「ひやみず」、そして上記の伝承を元にしたか「げきりん」まで習得した。また、のっぺりした癒し系フェイスをしておきながら「こわいかお」まで習得している。徐々にドラゴンに変化しつつあるのだろうか…?
特に起点作りは特性どんかんのおかげで妨害されにくく、相性が良い。また、今作発売時点で登場している同タイプはヌオー、トリトドンだけなので、パーティに採用するチャンスが多いのも嬉しいところ。幅を利かせている御三家の草やエナジーボール持ち、草テラスタルを採用しやすいポケモンには気をつけたい。
元の複合タイプが優秀なのでテラスタルは不向きな方だが、くさ技を打たれそうな時や、もう少し火力が欲しい時はテラスタルを切ってもいいだろう。これに加えて「どんかん」を持つこともあって、「ちょうはつ」に強い補助技メインの居座り耐久型の道も開けてくる。
使用トレーナー
ゲーム版
アニメ版
- アダン(AG)
漫画版
- ミクリ(ポケスペ)
- ハギ老人(ポケスペ)
番外作品
ポケモンGO
追加された当初は入手が容易(進化前のドジョッチがいたるところで出現するため)で最大CPが低いコモンポケモンポジションとして大人しく活躍していた。
しかし、バトルシステムが追加されると評価は一変。CP1500以下のポケモンが出場できる「スーパーリーグ」において弱点がくさタイプしかないこと、回転の早い3ゲージ技である「どろばくだん」を習得できることから強ポケとして一気に注目が集まることとなった。
特に、同リーグで採用されやすいトリデプスやレジスチルの弱点を突けることから、これらに対する抑止力として採用されることが多い。
苦手とするくさタイプに対しても、サブ技で「ふぶき」を覚えさせておけば、出しどころが上手く決まれば逆に返り討ちにすることも可能。
さらに、「どろばくだん」が強化されたことに加えて、優秀な技である「ねっとう」を覚えるようになったことで、近年では同複合タイプのラグラージよりも採用率が高くなっている。
ポケモンマスターズ
- チリ&ナマズン
2024年5月1日に実装された、じめんタイプのテクニカル。トレーナーズサロンでチリとの親密度がLv.100になると解禁される。
技
どろかけ | 相手の命中率を1段階さげる |
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スペシャルアップ | 自分の特攻を2段階あげる |
だいちのちから | 10%の確率で相手の特防を1段階さげる |
足もと気ィつけや | 味方全体の場をわざゲージ加速状態にする。味方の急所率を2段階あげる |
バディーズ技
心構えと実力を試すグラウンドレイ |
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相手の命中率がさがっているほど威力があがる |
パッシブスキル
相手命中率↓分威力↑ | 相手の命中率がさがっているほど自分の技の威力をあげる |
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ダウン確率上昇4 | 技の追加効果で能力値をさげるときの成功率をあげる |
特攻ダウン無効 | 特攻がさがらない |
ポケモン不思議のダンジョン
概要の通り、凶暴な生態を持ちながら、ポケダンでは好々爺として描かれており、第1作で彼の棲む『ナマズンのいけ』にある洞窟では進化ができる。
また、明らかな魚ポケモンであるにもかかわらず、第2作のスペシャルエピソードでは水場が確認できない『ひがしのほらあな』にコイキング共々出現する。そして陸地であるにもかかわらず、ビチビチと跳ねるそぶりは見せず、当然のように浮遊している。プレイヤーキャラならともかく野生のナマズンがどうしてこんな所にいるのかは永遠の謎。
アニメ版
アニポケ・第1-7シリーズ
「ゆれる島の戦い! ドジョッチVSナマズン!!」という話があったのだが中越地震のせいでお蔵入りとなってしまい、ポリゴンと違い放送すらされないという事態になってしまった。しかもそれ以降アニメでは地面を揺らす技の使用がご法度となってしまう。しかしポリゴンと異なり、出禁にはなっておらず以下の通り活躍している。
- AG75話
巨大個体が登場。作中に登場する自称・釣り名人ことスズムラが、巨大ナマズンを捕獲しようとしたが…
- アダンのナマズン
AG111話でジム戦の第2回戦に登場。サトシのヘイガニを「いわくだき」で押しつぶしたり、「はかいこうせん」を使ったり、ひげを使ってオオスバメの動きを封じながら「くすぐる」を使うなど意外と器用なタイプ。
しかしオオスバメが水中に潜っての攻撃を受けたうえ、「つばめがえし」を正面から受けて倒される。
- DP28話
ジョーイさんの娘であるマイからフーズを貰っていたポケモンの1匹で登場している。
- DP138話
ムサシに釣り上げられたが、すぐにリリースされた。
その他
SM | 90話・126話 |
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劇場版 | 蒼海の王子 |
漫画版
4章ではハギ老人のマーコちゃんが登場しヒゲで地殻の動きを探り、地震を予知していた。
同章でミクリのフィリップも登場しており、マーコちゃんも知っているルビーが心底驚いたほど最高のコンディションを持つ。カイナシティが水没した際には町の人々を救助し、最終決戦ではアオギリのドククラゲと互角以上に渡り合った。
ポケモンローカルActs
岐阜県各務原市にドジョッチと共にデザインされたポケモンマンホールが設置された。
河川環境楽園でドジョウ道場というイベントがあるからだと思われる。
余談
ポケモン☆サンデーに出演した山本隊員のお気に入りとしても知られており、2007年には山本隊員仕様のナマズンが配布された。
みんなのために がんばって てにいれた
ナマズンだよ。きみだけの ナマズンを
そだててみよう。ナマズンなめんなよ!
やまもとたいいん(当時の山本隊員のコメント)
関連イラスト
関連タグ
図鑑番号順
0339.ドジョッチ→0340.ナマズン→0341.ヘイガニ
同複合タイプ
関連ポケモン等・グループタグ
その他