むかしを つたえる まち
概要
テンガン山の麓にある歴史の深い町。チャンピオンシロナはここの出身で、シロナの祖母はここに住んでおり、長老と呼ばれている。
町の中央に祠があり、祠の裏にはディアルガとパルキアの壁画があり、その間に遺跡の入り口がある。遺跡の奥には伝説のポケモンに関連の深い3つの壁画がある。
LEGENDSアルセウスにはまだ存在しないが名前が似た「カミナギ寺院跡」と呼ばれる遺跡があり位置的にも近い事から何らかの関係があると思われる。
同作の『ふるいポエム』によれば、古代シンオウ人(コンゴウ団やシンジュ団よりも前にヒスイ地方に住んでいた原住民)は『カミナギの町』と呼ばれる場所を拠点に生活を営んでいたようだが、衰退してしまったという。ヒスイ地方の地図とシンオウ地方の地図を照合すると、コギトの住む古の隠れ里が現在のカンナギタウンに近い位置にある。
NPCの女の子が「ここはね しんおうの だいちが うまれたときから ある まち だって!」(原文ママ)と語っており、第4世代当時から起源がかなり古い町という設定のようである。
これらの情報を統合すると古代に一度衰退した町が時を経て復興し、カミナギという名詞が訛って『カンナギ』という町名になったのだろう。
この町の生まれであるシロナがギラティナの名前を知っていたのも、町のルーツが『シンオウさま』の信仰が別れるはるか前の古代にまで遡るからであろうか。
町の名前のメタ的な由来としては「かんなぎ」が該当するものと思われる(意味はシャーマンのこと。漢字で書くと「巫」となり、これに『女』の字が付加すると『巫女』になる)。