データ
初出 | 第2世代 |
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タイプ | ノーマル |
威力 | - |
命中率 | 90→100(第5世代~) |
PP | 10 |
分類 | 変化 |
範囲 | 単体 |
効果 | 相手の素早さを2段階下げる |
概要
第2世代初登場の技。
にらみつけるとどこか似通った感じのする技だが、あちらと違って下げるのは素早さ2段階である。
いとをはく・わたほうしはこの技と同じ効果(いとをはくは対象が全体だが)。
ただこの素早さを下げると言うのが問題。
何せポケモンには相手の素早さを恒常的に1/4にする「マヒ」状態がある。
つまり素早さを下げるならでんじはやへびにらみを使った方が遥かに効率が良いのだ。
また、あまのじゃく持ちに使うと逆に素早さを上げてしまう。
これは他の素早さ低下技にも言えることである。
但し役に立たないと言えばそうでもない。
マヒと違い交代すると元に戻ると言う事を利用するのである。
高速アタッカーや高速サポーターは素早さが重要になる為、たとえ一時的な低下といえども素早さは下げられたくないのが実情。
つまり効果そのものではなく相手を流す目的で使えば価値を見出せる。
またラムのみなどでマヒ対策をする相手には、でんじはよりも素早さ低下を入れやすい。
要は使い方なのである。「役に立たない」と言い切らず、使い道を模索する事が大事である。
第6世代ではでんきタイプがマヒしなくなった。
でんきタイプは高速アタッカーが多いため、この技の価値も少しは上がった…かも。
続く第7世代ではでんじはが命中低下した上にまひ自体が弱体化により素早さ低下が1/2になった。
更に第8世代ではそのターン中素早さに変化があれば変化した瞬間に行動順が再決定されるという仕様になったため、特にダブルで需要が上がったといえる。
尚、キュレムがフォルムチェンジをする際この技を覚えている場合、この技がクロスフレイムまたはクロスサンダーに変化する。
正直言って謎過ぎる技選である。ちなみにポイントアップの上昇分は共有している。
そして第8世代ではわざマシンの一つに選ばれた。今作は技マシンの大幅な入れ替えにより割とどうでもいい技が入れられているがこれもそのうちの一つ。マジカルリーフやスピードスターのようにストーリー中用の技として入れられた可能性もあるが、正直旅パのポケモンはフルアタ型にした方が効率が良いので使い勝手は…。
まあ上記のように使い勝手は昔より上がっている方なのでクリア後に見向きもされなくなるそれらと比べればマシなのかもしれない。
フォルムチェンジしたキュレムもわざマシンを使うことでクロス~とこわいかおを両立できるようになった。元に戻すと技欄の後ろの方のこわいかおが消えるため、PPを増やしている場合は注意。