データ
初出 | 第9世代 |
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タイプ | みず |
威力 | 50 |
命中 | 100 |
PP | 20 |
分類 | 特殊 |
範囲 | 単体 |
直接攻撃 | × |
効果 | 100%の確率で相手の攻撃を1段階下げる。 |
英語名 | Chilling Water |
概要
『ポケモンSV』から登場したみずタイプの特殊技。相手の元気がなくなるほどの冷たい水を発射して攻撃する。
威力の低さが気になるが、「バークアウト」の事を考えるとこの位のものか。
新規技ながらいきなり技マシンがあり、前作まで使えた「ねっとう」を覚えていたポケモンへの代用とばかりに配られている。
一見すると下位互換のための入れ替わりに思えるが、威力目的ならともかく追加効果は確定発動なうえ、やけど状態と異なり6段階(もとの1/4)にまで重ね掛けでき、ほのおタイプにも追加効果が有効なのは差別点として大きい(そのかわり交代で解除される)。
また、「ねっとう」は習得者がみずタイプに集中し、さらにイメージからかこおりタイプはポワルンのフォルム抜きだとケケンカニを除いて一切覚えない(しかもどちらもみず複合ではない)と徹底していたが、ひやみずはこおりタイプだろうと多くが覚えられる(むしろこおりだと現状みず複合の方が少ない)。
それどころか誰も覚えないタイプが現状ほのおタイプだけであり(「ねっとう」は何体かは使えた)、かなり多彩なタイプのポケモンに配られており色々な意味でねっとうと対照的な技になっている。
第9世代では「ねっとう」のわざマシンがDLCで漸く解禁されたものの、習得者が大幅に減少してしまったため、物理技の火力を削ぐ目的であれば「ひやみず」1択となる種族も多い(例としてドヒドイデ等)。
威力がそこまで高くないため、メインウェポンにするには物足りず、ランクマでは採用率が伸び悩んでいるのが現状。
かたや、同時期に登場したテラレイドバトルでは最強デバフ技の1つに数えられる。
「あまえる」等と比較すると即効性こそ低いが、
- 攻撃技なのでテラスタルオーブをチャージできる
- バリアの上からでもこうげきを下げられる
という2点が評価され、習得者も多岐にわたるため絶大な人気を誇っている。
余談
初登場の第9世代ではハイダイを倒すと貰える技マシンで習得できる。
同世代で初登場仲間のとびつく・くさわけとは「自然習得者がおらずジムリーダーを倒すと貰える技マシンで覚える」「威力50、100%の確率で能力変化」「技名が4文字」という共通点がある。