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伝承で語られる大ナマズについては大鯰を参照。ゲゲゲの鬼太郎シリーズの登場キャラクターは大なまずを参照。

概要

東方非想天則東方Project)に登場するキャラクター。

ゲーム中で自称した「伝説の大ナマズ様」の呼称も使われる。

かつては天人が使役していたという地震を起こす神様である大ナマズとは別人。

世に災いを招く凶神「太歳星君」の影の1つであり、親しい人物の姿に化けた分身の数々を送り込んで、その戦いで相手のエネルギーを吸収することで蘇った。その力は世界を崩壊させる大地震を起こす程。

――という設定で紅美鈴の夢に現れた。

pixivでは大ナマズを擬人化したイラストも投稿されている。

その他の作品では

上記のような特殊な存在であることからファンの間でも『非想天則』以後の登場は難しいのではと考えられていたが、『東方紺珠伝』において「夢の世界」が個別の世界として存在していることが明示されたことで夢の世界の存在とも言える大ナマズについてもにわかにその存在性や活躍の可能性がファンの間で再び想像されるようになった。

そしてついに『非想天則』に描かれたものと同一の個体かは不明ながら『東方憑依華』では作中にその姿が登場し、本作では東方Projectにおける先述の天人にして大ナマズ同様「大地」にまつわる能力を持つ比那名居天子がスペルカード・ラストワード中で大ナマズの体躯を用いることとなった。

実際の大ナマズの伝承では地震を起こす大ナマズを要石で封じたとするものがあり、要石を自在に操る比那名居の一族の一人でもある天子とは伝承の面からも縁がある。

なお、こちらもまた同一の個体かは不明ながら『非想天則』より以前の作品である『東方緋想天』でもとあるシーンで主に十六夜咲夜との関連で登場している。ただし作中の咲夜のストーリー中のシーンではない他、こちらは実際の生き物としての大く成長したという意味での大ナマズで、夢の世界の存在ではない。

大ナマズがプレイアブルとして登場することがないため、スペルカードもまたいずれもCPU専用の、ストーリーモード限定のものとなる。

また『憑依華』では大ナマズ本人のスペルカードではなく天子のスペルカード中に登場するもので、落下物だったりすることもあれば大地を震わせる攻撃の主役だったり、あるいは天子の乗り物だったりと客演的登場ながら多彩な活躍を見せる。

スペルカード名初登場作品備考
ナマズ「ほらほら世界が震えるぞ」非想天則
ナマズ「液状化現象で大地も泥のようじゃ」
ナマズ「発電だって頑張っちゃうぞ」
ナマズ「オール電化でエコロジーじゃ!」
大ナマズ「これで浮き世もおしまいじゃあ」
墜符「大気圏に落ちて、夢は地表に降り注ぐ」憑依華天子のスペルカードの演出中に登場する
「大地を造り直そう、夢のある世界へ!」登場の経緯は同上
「ヒュージバトルシップ 無双ナマズ見参」登場の経緯は同上
「全スペースピープルの緋想天」登場の経緯は同上

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