キング・クイーン(ヒスイ)
ひすいちほうのきんぐくいーん
ヒスイ地方に生息する数多のポケモンの内、ひときわ強い力を持つ特別な個体の称号。
かつてソード・シールド発表前に突如として商標登録され「新作のタイトルではないか?」とSNSを中心に世間を賑わせていた「キング」「クイーン」は、このシステムを想定していた事が明らかとなった。
- 通常の個体よりも大きな体躯
- 力が増すと光輝くオーラを纏う
- 各地に点在し、生態系のトップに位置している
- 現地の人々から敬われている
等々、アローラのぬしポケモンや、レンティルのイルミナポケモンとは共通点が多く、同様にその地方に満ちる特殊なエネルギーとより強く適合した存在と思われる。
現地に伝わる伝承によると、かつてシンオウさまに力を授かり、ヒスイの英雄と共に戦った10匹のポケモン達の末裔らしい(ただし、マルマインはモンスターボールと密接な関係にあり、どのようにして伝説の10匹として英雄の仲間に加わったかは不明)。
コンゴウ団およびシンジュ団では、代々生態系を守る彼らを補佐する役職・キャプテンを輩出しており、中には手持ちポケモンの様な信頼関係を築く者も存在する。
同作には、同じように大型化したポケモン「オヤブン」が各地に生息しているが、その中でも頂点に位置するのが彼らなのだろう。
だが、劇中のヒスイ地方では突如ポケモンが凶暴化する謎の現象が起きており、それは彼らでさえ例外ではなく、周囲の人間やポケモンにも大きな被害をもたらしかねない状態になっていた。
そのため主人公らギンガ団は、調査の中でキング・クイーンを鎮める任務を引き受けることとなる。
暴走状態となったキング・クイーンはバトルで倒しても完全に止めることはできないので、キャプテン達の調査で分かった各々の好物が調合されし「シズメダマ」を、一定回数当てることで鎮めることができる。
設定上、以下の10体は完全な同類・同格の存在と扱われており、ある神殿にも全員の立派な彫像が伝説ポケモンのように飾られていた。
そのため全員がキング・クイーンであると考えるプレイヤーも多いが、作中や公式サイトでライドポケモンを担う5匹がそう呼ばれたことは一切ない。
呼ばれていないだけでキング・クイーンとしての二つ名はあるのかもしれないが、システム上は別となっており明言は出来ない。
便宜上この記事内には、彼らの記述も記載することとする。
ヒスイウインディ
シンジュ団のガラナが管轄しており、「溶岩の戦場」を縄張りとしていた。
「島キング」とも呼ばれるボス枠なのだが、物語開始前に不慮の事故で命を落としてしまったようで…
「ひのたまプレート」の保有者。
アヤシシ
コンゴウ団のヨネが管轄しており、「シシの高台」が縄張り。
ライドポケモン枠の一体で、広大なフィールドをじてんしゃの様に早く駆け抜ける他、軽い段差ならジャンプで飛び越える事が可能。
「ふしぎのプレート」の保有者。
負けて力尽きてしまった場合でも、荒振りゲージの削減量をある程度引き継いだうえで再挑戦することも可能(ペナルティも特にない)なので、アクションゲームが苦手な人でもなんとか突破ができるよう配慮されている。
というか、そうでもしないと余程の手慣れでもないと一発クリアが不可能であろうキングもいるので、この仕様は妥当と言えよう。
エンディング後は暴走状態をコントロールできるようになった彼らと再戦できるようになり、撃破までのタイムアタックに挑める。レベルが上がり強くなっているものの、見事素早く倒すことができればけいけんアメなどの景品がもらえる。
主人公がノーダメージの状態で撃破すれば更に景品が追加されるので、余裕があるなら挑戦するのもいいだろう。
なお、ポケモンに物を投げて戦う点はサファリゾーンとも似ている。