概要
『Pokémon LEGENDS アルセウス』に登場するキャラクター。
外見は青髪の坊主頭の男性。優しい心を持つが、引っ込み思案の内気で臆病な性格。
特にゴーストタイプのポケモンが大の苦手で、恐れるあまりかえって詳しい事を嘆いている。
しかし他人のピンチには奮い立てるタイプでもあり、数年前それで助けられたシンジュ団のガラナからは好意を寄せられている。
彼自身も彼女を憎からず思っているのだが、互いの所属する組織の関係上表立って会うのは避けている。
作中では彼の管理するイダイトウのエサ「イダイトウだんご」の仕上げに必要な、「あくのはどう」を使用するサマヨールの捕獲を主人公に依頼するが、前述の理由からビビりまくっていた。
イダイトウ自体もゴーストタイプなのだが、大丈夫なのだろうか。
勿論、このヘタレた態度には主人公にも怒られるが、当時はポケモンは恐怖の対象とされており、それに彼はポケモントレーナーでないので多少は仕方ないといえる。
以降も海の伝承やヒードランの調査イベントにも少しだけ登場する。
余談
名前の由来はそのまんま「ススキ（芒/薄）」と思われる。
ススキは古くから幽霊と関連づけられる植物であり、「幽霊の正体見たり枯れ尾花」という諺も残っている。この諺の意味は恐怖や疑心暗鬼に駆られてどうという事もない物まで怖く見えてしまう様を揶揄ったもの(恐怖はススキすら幽霊と誤認させてしまうほどのものである事から)。
ススキがゴーストを苦手とするのも納得である。
後世の人物たちと雰囲気が似ている者が大半を占めるなか、彼らと比べると現在のところ既存のキャラクターとこれといって分かりやすく似通った点を持たない。
しかしススキとガラナがやがて結ばれたとすると、彼の顔、肌色とガラナの髪を受け継いだ子孫がイリマであると考えられる。
また髪や肌の色などから『ポケモンBW2』のシズイや、『ORAS』のウシオ辺りに似ているので彼らが子孫の候補として上がっており、みずタイプと関連している点も共通だが、相違点も多く信憑性は出ていない(シズイに関しては彼の褐色肌は日焼けによるもので地肌はかなり色白だが、彼はイッシュ出身では無い為、可能性はある)。
