ムベ(ポケモン)
むべ
ギンガ団本部の向かいにある食堂「イモヅル亭」の店主。
初対面では主人公の事を「うろんな奴」「よそもの」として門前払いしたが、ギンガ団に入隊して調査に尽力する姿を見てからは態度が軟化し、笑顔でイモモチを振舞ってくれるようになる。
主人公が大きな任務を果たした後はラベン博士と先輩テル/ショウと共に「イモヅル亭」を訪れ、イモモチを食べて英気を養うのが定番である。
頭巾を巻いた壮年男性で、緑色の髭と襟足が特徴。
目元に皺などはあるが、全体的に若々しい顔立ちをしている。
一人称は「わし」。お盆を持つ手がプルプル震えていたりと高齢なようで、イモモチを振る舞う時の優しい笑顔と共に好々爺然とした印象を与えるキャラクター。
ヒスイ地方の各地で採れるケムリイモを調理した食べ物。北海道の郷土料理「いも餅」がモデル(こちらの原料はじゃがいも)。
ちなみに主人公がケムリイモを所持していると、ムベが個人的に買い取ってくれる(通常ショップで売ると75円だが、1個100円とお得)。
このケムリイモはポケモンの捕獲に便利なめかくしだまの材料にもなるため、売るか自分で活用するかはプレイヤーの判断に委ねられる。
物語の終盤、主人公がシンオウさまとデンボクを止めようと「天冠の山麓」のシンオウ神殿へ急いでいたところ、山頂へと続く道である「岩の門」で彼と再会する。
「おお あんた 息災であったか」
どうやらデンボクに食料補給の指揮を任され、こんな僻地まで駆り出されたらしい。ムベも「わしのような老骨まで使いおる…」と愚痴をこぼしていた。
しかしその直後、穏やかな態度は一転し…。
「さあて 使われついでだ」
「あんたを始末するとしようか」
その正体はデンボクの懐刀でありシノビ。ムベ自身もデンボクの理想だった「誰もが安心して暮らせる新天地」を望んでおり、その目的を妨害させまいと主人公の前に立ちはだかる。
「イモヅル亭」の店主をしている時とは異なり、白い忍び装束に身を包んだ姿になる。また、一人称も「わし」から「拙者」となり、口調もシノビらしいものへと変化。姿勢もそれまでの腰が曲がっていたものから一転し、背筋をピンと伸ばしたものへと変化する。
「貴様がキングを鎮めたときいて 血が騒ぎ 心が震えたぞ」
「使うこともなく衰えていくシノビの技 最後にふるまう相手が現れよったと!」
バトルに勝利した際の台詞では、トラウマにより我を失いかけているデンボクを気にかける一方で、 "主人公に賭けてみたい"という想いが窺える。
シノビである彼が物騒な発言を主人公にした一方で真正面からポケモンでバトルを仕掛けたのも、デンボクを止めるに相応しい実力の持ち主かどうか試すという意味合いがあったものと思われる。
バトル後は主人公の強さを認めた上で、「貴様の強さで助けてやれ」「とびっきりのイモモチをたらふく食わせてやるからのう」という言葉を投げかけ、後を託して道を譲った。
エンディング以降ではムベの友人を名乗る村人から彼の正体に驚いていると聞くことができ、シノビであることは隠していないようだ。
デンボクとは共通の過去を持つ同郷であり主従関係にある。ある意味、ギンガ団は彼ら2人から始まったと言っても過言ではない。
その口ぶりからデンボクと共に天冠の山麓に来たように思えるが、実は主人公があかいくさりを持ってコトブキムラに帰還した時にもイモヅル亭の前におり、その時には複雑な心境を口にしている。
また、ストーリー中に村人からムベが過去の話を一切してくれないことや一人でポケモンに襲われることもなく材料を取ってきているという話が聞く事ができる。そして、テル/ショウがめかくしだまのレシピを教えてくれる時に「ムベさんから教わった」と言っているため、ムベには店主以外の顔があるという伏線自体は張られていた。
出身の詳細は不明だが、デンボクの素の喋り方やムベがシノビであることから、かつて忍の隠れ里と呼ばれたジョウト地方のチョウジタウン付近ではないかと考察されている。
普段は頭巾で隠れていた髪型や髪色、エルレイド・サーナイトを使用することからミツルの先祖だと思われる。
(この歳で後に子供を授かったのか、既に子供がいたのかは不明。)
- しかもこの髪型、および手持ちが発覚するのは『物語最後の舞台に続く洞窟の、出口手前でのバトル』であり、シチュエーション面でもミツルと重なる。
- エンディング後は「暖かいところ」に行くことを示唆する台詞もある他、かちぬき道にて勝利した際には「拙者に勇気と元気をくれたポケモンのためにも勝利したかった」という、同じくチャンピオンロードでのミツルを連想させる言葉を口にする。
- ムベとは若干ベクトルが異なるもののリメイク版ではミツルも黒い一面があるような描写がある(飽くまでネタな上、プレイヤーも相当以上にやり込まないと到達できない領域だが)。
それ以前は飲食店経営・緑色の髪という点からデントとの関連性が疑われていた(ただし残りの2人に似た人物は登場していない)。
天冠の山麓で主人公に敗れた際にはシノビの術が時代と共に消えていく事を憂いていたが、故郷とヒスイ地方や旅先には後に忍者の文化がしっかりと根付いている。
さらに、追加ストーリー「ヒスイの夜明け」ではセキがムベにシノビの技と料理を教えてもらうために弟子入りの真似事をしているという話も聞ける(エンディングの祭りの様子を描いたエンドカードでも、セキとムベが一緒に料理を配っている様子が描かれており、2人が懇意にしていることはうかがえた)。
『雪ほどきし二藍』でも最終話で登場。
店先の席でデンボクと談笑している様子が描かれた。
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