あかいくさり
あかいくさり
ポケットモンスターシリーズに登場するアイテムの一つ。
初出は『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』。
時間や空間を司る神が暴走した際、「湖の三体」が作り出す一種の制御具で、神を鎮静化させることができる。
メディアミックスによって細部は異なるものの、名前の通り赤い宝石が連なった鎖のような形状をしている。
また、アニメ『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール』においてはギンガ団によってトバリ隕石から生成されてディアルガとパルキアを御する為に使用されたのだが、二体を縛る際には赤いアルセウスの輪のような形状に変化していた。
ポケットモンスター ダイヤモンド・パール
ギンガ団のボス・アカギが、ディアルガあるいはパルキアを呼び出すために使用した。
本来は暴走した神を鎮静化させるためのものだが、アカギは神を支配するために悪用した。
ポケットモンスター プラチナ
「湖の三体」を利用して作り出したものだけでなく、ギンガ団の科学力で複製した二本目の「あかいくさり」が登場した。
Pokémon LEGENDS アルセウス
神の暴走が起こったため、本来の用途で「あかいくさり」を用いることとなった。
主人公は湖での試練を突破して「湖の三体」から「あかいくさり」を授かり、次元の裂け目から出現した神(ディアルガ・パルキアのどちらになるかは主人公の選択次第で決まる)に用いて暴走を鎮静化させるが、一回の使用で「あかいくさり」は壊れてしまった上に、実はもう一体の神も暴走していたという最悪の事態に陥る。
しかし、壊れた「あかいくさり」の残骸を利用した唯一無二のモンスターボールが作り出され、壊れてもなお事態の解決に貢献した。
初登場作品である『ダイヤモンド・パール』ではこれを入手し使用したのはアカギのみだが、実はデータ上には没アイテムとしてのこれが「たいせつなもの」に存在している模様。
没アイテムという訳なので改造を利用しないと手に入らない上に、当然ながら使い道は無い。
『Pokémon LEGENDS アルセウス』では正式に「たいせつなもの」として主人公が入手し、上述の通り荒ぶる神を沈静化させた上、もう一体の神を捕獲するためのボールの素材となるという大役を果たした。