全国図鑑	No.0246
ジョウト図鑑(GSC)	No.244
ジョウト図鑑(HGSS)	No.249
イッシュ図鑑(BW2)	No.292
マウンテンカロス図鑑	No.102
アローラ図鑑(USUM)	No.247
アーカラ図鑑(USUM)	No.148
ガラル図鑑	No.383
カンムリ雪原図鑑	No.139
パルデア図鑑	No.316
ローマ字表記	Yogiras
ぶんるい	いわはだポケモン
タイプ	いわ / じめん
たかさ	0.6m
おもさ	72.0kg
せいべつ	50%♂・50%♀
特性	こんじょう：状態異常になると、「こうげき」が1.5倍になる。やけど状態による「こうげき」半減も無視する
隠れ特性	すながくれ：天候が「すなあらし」の時、このポケモンに対する技の命中率が0.8倍になる。手持ちの先頭に置くと砂嵐の吹いている場所では野生のポケモンが出現しにくくなる
おとしもの	ヨーギラスのツメ
タマゴグループ	かいじゅう

各言語版での名称

ドイツ語・英語・スペイン語・イタリア語	Larvitar
フランス語	Embrylex
韓国語	애버라스
中国語(簡体字・繁体字)	幼基拉斯
中国語(台湾)	由基拉

進化

ヨーギラス → サナギラス(レベル30) → バンギラス(レベル55) → メガバンギラス(メガシンカ、バンギラスナイト)

概要

小型の怪獣のような外見をしたポケモン。大きさの割に体が重い事で有名。

彼らの一族は地底奥深くにタマゴを埋めて孵化させる習性があり、生まれると周りの土を食べながら掘り進んで親のいる地上を目指す。

そうして平らげた土の栄養で育ってゆき、およそ山1つ分の土を食べ尽くすと、成長のためサナギラスに進化し眠りはじめる。

この様に本来は地中で暮らすポケモンであり、眩しいので強い光も苦手らしい。ヨーギラスのまま地上で活動している個体は、何らかの事情で埋められずに生まれたものや、土の摂取が足りない内に地上へ上がったものと思われる。

名前の由来は恐らく「幼＋ギラス(怪獣によくつく名前)」。

その可愛い見た目から、ぬいぐるみやメタルチャームなど様々なグッズが展開されており、公式からみがわりをモチーフにしたグッズが登場している。

現状、ポケモンセンターやamazonでも購入可能なのでぜひ購入して確かめてみよう。

ゲームにおける特徴

600族として名高いバンギラスの元手となるたねポケモンであるため対戦でもシナリオの旅パでも人気が高いが、最近ではバージョン限定にされることが多くバージョンによっては旅パに入れられないことも。

金銀クリスタル・ハートゴールド・ソウルシルバー

シロガネ山のどうくつ内にて低確率で出現する。同MAPでLv50以上のポケモンが野生で多数出現する中、こいつだけLv20で出現する。

クリスタル版のみ、タマムシゲームコーナーで8888コインと交換入手可能。シロガネ山ではレッドのいるエリア限定でサナギラスも出現するようになった。

リメイク版であるHGSSでは、サファリゾーンのやまエリアでも出現できるようになっている。

ファイアレッド・リーフグリーン

ナナシマ・7の島にある「しっぽうけいこく」にて出現する。

ダイヤモンド・パール・プラチナ・ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール

ダイヤモンドでは207ばんどうろでポケトレを使用すると出現。ブリリアントダイヤモンドでは地下大洞窟にも出現するようになっている。

プラチナでは、206ばんどうろに大量発生する。

ブラック・ホワイト・ブラック2・ホワイト2

ヨーギラス自体は野生で出現せず、15ばんどうろに出現するサナギラスかバンギラスを捕獲し、タマゴを生ませる必要がある。

X・Y

Yのみ、終の洞窟で群れで出現する。

ウルトラサンムーン

ディグダトンネルに低確率で出現する。

ソード・シールド

シールド版のみ登場。ワイルドエリアの「げきりんの湖」、DLC冠の雪原ではカンムリ雪原の海鳴りの洞窟に生息している。

スカーレット・バイオレット

スカーレットのみ登場。南5・6番エリア、西1・2番エリア、東1・3番エリア、プルピケ山道、ナッペ山、ベイク空洞の洞窟に生息している。
東3番エリアの洞窟の特定エリアから無限に湧いて来る個体をレッツゴーで狙えば放置で色違いを入手できる。

性能

HP	攻撃	防御	特攻	特防	素早さ	合計
50	64	50	45	50	41	300

所謂600族の初期形態で、『赤・緑』におけるミニリュウポジション。進化前らしく全体的にステータスは低く、こうげきがそれなりにある程度。

二進化ポケモンの第一形態だが、進化する度にこんじょう→だっぴ→すなおこしと特性が変わる珍しいポケモン。ちなみに隠れ特性でも同じ。

いわ・じめんタイプで「こんじょう」を特性に持つのはこのポケモンだけなので、いっそ「かえんだま」でも持たせてリトルカップで使ってみるのも面白いかもしれない。

使用トレーナー

ゲーム版

ヤライ：ゴーゴー4兄弟 (ポケモンレンジャー)

番外作品

『ポケモンGO』

原作に準拠してか出現率がかなり低い。同じようなポジションのミニリュウは、水辺があればたまに出て来るのでまだ探しやすいが、こいつは決まった出現傾向が発見されていないという大変厄介極まりない出現パターンになっている（どちらかといえば臨海地域での出現報告が多いらしいが……?）。

卵の孵化に関しては少々特殊な変遷を辿っており、当初は10kmタマゴから孵化していたが、2020年10月以降は、GOロケット団リーダーを倒したときに手に入る12kmタマゴから孵化するよう変更された。

2017年 5月19日～5月25日の間に行われた「アドベンチャーウィーク」でもいわタイプのポケモンの1つとして出現率がアップした…ことになっているらしいのだが、同じく出現率の低いいわタイプポケモンのプテラと比べるとあまり出現率に上方補正がかからなかったらしく、期間中ヨーギラスに1匹も会えずに終わってしまったというプレイヤーもかなりの数に上った。

ただ、2018年 4月下旬に行われたアースデイ・イベントの際には出現率が若干上がったため、この時にはそれないの数のヨーギラスと出会うことはできた。

そして、2018年6月16日に開催された第6回コミュニティ・デイでは遂にヨーギラスが対象となった。

今回は最終進化系のバンギラスに「うちおとす」が追加されるとあって多くの人が参加したため、案の定通信障害が発生し、15時の予定が17時まで延長された。色違いも実装されたため、期間中に集めた人も多かった。

現在は巣が追加され、フィールドリサーチのタスク報酬としてもGOロケット団の手持ちポケモンとしても設定されており、以前と比べると入手難易度は格段に落ちた。ただし、その内容が「エクセレントスローを3回連続で当てる」というかなり難しいものになっているので、ボールをうまく当てる技術が身についていないと達成は困難である。

『ポケモンユナイト』

プレイアブルであるバンギラスの初期形態で登場。

『ポケモンレンジャー』

ゴーゴー4兄弟の長男・ヤライがバンギラス系統を使用する。

『ポケモンスリープ』

ワカクサ本島・トープ洞窟で、睡眠タイプ「ぐっすり」で出現する、食材とくいのポケモン。持ってくる食材はあったかジンジャー・ワカクサ大豆・マメミート。
レベルアップするのに、他のポケモンの1.5倍多い経験値が必要。この特徴は、2023年11月現在、ヨーギラス系統のみが該当する。もともと経験値が稼ぎにくいゲーム設計であるうえ、ヨーギラス時点での弱さも相まって、育てるのが大変。その代わりバンギラスにまで育て上げれば、優秀な性能となる。現時点で唯一実装されている600族でもある。

アニメ版

『アニポケ・サトシの旅シリーズ』

〈レギュラーの手持ち〉

サトシのヨーギラス
- 詳細は当記事にて。
- 厳密にはサトシの手持ちではないがバトルフロンティアのOPや新無印でピカチュウとサトシの回想にも歴代サトシの手持ち達と共に登場する。

〈ゲスト等〉

AG188話
- ポケモンシッターのマイクがトレーナーから預かったポケモンの一匹で登場。かなりの恥ずかしがりやで、触られるだけで「すなあらし」を使って相手を吹っ飛ばしてくるが、ハルカに懐く。ロケット団に連れ去られた時は「すなあらし」でロケット団の気球を落として助かる。

短編「ピカチュウのドキドキかくれんぼ」
- CV：田中真弓
- 大きなお屋敷で暮らす個体で、当初ピカチュウらとは遊ばなかったが、芝刈り機の暴走を一緒に止めたことで仲良くなり、映画の最後で一緒にかくれんぼすることになった。

その他

DP	10話・141話
BW	88話
SM	146話
新無印	4話・32話・51話(イメージ)・60話(回想)・91話
劇場版	みんなの物語

余談

ヨーギラスの体重は72kgである。しかしアニメ本編ではサトシが軽々とリュックに入れて背負ったり抱っこしているため、ファンの間では超人サトシなどと言われているが、他にタケシやウツギ博士も抱っこしていたりする。

アニメでのポケモンの体重設定はどうなっているか不明なので、アニメのヨーギラスは意外と軽いのか、それともタマゴから孵ったばかりなもんだからそこまでの重さではないのか、それとも（タケシはまだわかるが）ウツギ博士が実は力持ちなのか･･････。いずれにせよ謎である。

↑たぶんこれが普通。

漫画版

『ポケットモンスターSPECIAL』

3章でスリバチ山に出没する野生ポケモンで登場。
- 5年前、クリスタルのウインぴょん(ウインディ)の右目に大きな傷をつけた因縁のポケモン。5年後の3章本編において再会した時には「右からの攻撃にだけ弱い」というウインぴょんの弱点を執拗に攻撃したり、更に他のポケモンに邪魔されない様にクリスのモンスターボールの開閉スイッチを破壊したりしている。しかし、ベイリーフに進化したメガぴょんに対抗され、隙を見せた事でクリスに捕獲された。

世代	ポケモン
1	ミニリュウ→ハクリュー→カイリュー
2	ヨーギラス→サナギラス→バンギラス(メガバンギラス)
3	タツベイ→コモルー→ボーマンダ(メガボーマンダ)
゛	ダンバル→メタング→メタグロス(メガメタグロス)
4	フカマル→ガバイト→ガブリアス(メガガブリアス)
5	モノズ→ジヘッド→サザンドラ
6	ヌメラ→ヌメイル/ヒスイヌメイル→ヌメルゴン/ヒスイヌメルゴン
7	ジャラコ→ジャランゴ→ジャラランガ
8	ドラメシヤ→ドロンチ→ドラパルト
9	セビエ→セゴール→セグレイブ