全体的効果に大きく寄与するために行なわれる共同作用のことを指す。
ビジネス用語としても使われており、買収や合併、業務提携などで、2つ以上の企業が相互に作用し、それぞれが元々持っていたもの以上の価値を生み出すことを「シナジー効果」と呼ばれている。また、一つの企業の中の別々の事業部門が、業務を共同で行うことで経営効率を高めることもシナジー効果の一つとされている。
近年ではトレーディングカードゲームでも使われている単語であり、複数枚のカードや複数の能力がお互いの能力を補完しあったり、強め合ったりする状態(例:場にモンスターカードが出ると強力な効果が誘発するカードが有る状況下で、場に出ても自身の能力で手札回収可能なモンスターカードを使い何度も効果を誘発させる。コストに自身の山札のカード数枚を墓地に捨てなければならないカードを出した後で、墓地のカードの枚数を参照とするカードを使う。等々)を指す。
コンボと意味は近いが、あちらがカード単体同士の組み合わせを指す場合が多いのに対し、こちらは相乗効果やお互いの効果を高め合う場合を指すことが多い。