技のデータ
初出 | 第4世代 |
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威力 | 60 |
命中 | 100 |
PP | 10 |
タイプ | こおり |
わざ分類 | ぶつり |
攻撃範囲 | 単体 |
直接攻撃 | ○ |
効果 | そのターン、相手の技でダメージを受けていると威力2倍。優先度-4。 |
概要
第4世代から存在する技。
ポケモンでもかなり珍しい接触判定を持った遠隔攻撃である。
第4世代では技マシンの技に設定されていた。
が、第5世代以降は教え技にもなっていない為、習得者はかなり限られる。
素の威力は60と控えめではあるが、相手の攻撃を受けていると威力が2倍になる効果がある。
条件さえ満たせば(専用技を除くと)こおりタイプ物理トップの火力を出す事が出来る。
ただし優先度が-4となっており、相手が強制交代技や反射技を使っていない限り先手は取れない。
ちなみにきあいパンチは止められない(あちらは優先度-3)。また、「トリックルーム」を使っていても、優先度はそのままなのでやはり先手は取れない。
その技の仕様上、鈍足重耐久アタッカー向けの技。
特にクレベースやブリザポスとはスペックと上手く噛み合っており、採用率が高い。
また、優先度の低さを活かしてユキメノコがみちづれとコンボに使うこともある。
他には苦手なくさタイプに対抗する為に、ラグラージがリンドの実を持って採用する事も稀にある。(ドサイドンでもできるが、こちらはORAS以降は過去作から連れてきたポケモン使用禁止のルールに抵触してしまう)
先制技との相性も良いが、先制技の習得者とゆきなだれの習得者の相性がいまいち噛み合いきっていないのが難点か。
反面技の仕様上、高速アタッカーとの相性は最悪。
前述の通り技マシンの技であった為、マニューラにうっかり付けてその技の仕様を理解して、後悔したトレーナーも少なくないとか。
ちなみに何故明らかに遠隔攻撃しているのに接触技となっているかと言うと、タイプ以外全く同じ性能のリベンジをほぼそのままコピペしてしまったからと言う説が有力。
実際、技の効果もリベンジと一字一句全く同じとなっている。
(英語版では、第7世代以降若干言葉を変えているものの、やはり内容的には一緒である。
Avalanche:”The power of this attack move is doubled if the user has been hurt by the target in the same turn.”
Revenge:”This attack move's power is doubled if the user has been hurt by the opponent in the same turn.”)
なお、PP・威力・命中率・解説が全て同じ技のペアとしては他に、アームハンマーとアイスハンマーも該当する(しかも同じかくとうタイプ×こおりタイプ)。
因みに、SVではそのリベンジが廃止されているため、現在はこの技の固有の技効果となっている。
余談
なだれは漢字で「雪崩」と書き、雪崩だけで雪の崩落を意味する言葉となっているため、「ゆきなだれ」は厳密には二重表現である。
おそらく「いわなだれ」との区別のためこのような表現になっていると思われる。