データ
概要
第8世代から存在する技。
硬いエラで噛みついて攻撃する。
習得できるのはウオノラゴンとウオチルドンのウオシリーズの二匹。
素の威力も水物理としてはかなり高めの85だが、何と相手より先に攻撃すると威力2倍と言うムチャクチャ極まりない効果がくっ付いている。
なお、相手より先に攻撃すればいいので交代先の相手にも2倍威力で攻撃する。
おまけにエラで噛んでるはずなのにがんじょうあごの対象。まるで意味がわからんぞ!
ウオノラゴンの場合、最大までお膳立てすれば半減であるスイクンやパルシェンですら一撃で粉砕しかねない超破壊力を生み出す。
勿論そこまでお膳立てする暇があるならとっとと噛み砕いてしまった方が良い気もするが。
ただ、それだけの超火力の代償かウオノラゴン・ウオチルドン共に若干心許ない(特に攻撃・素早さはかなり物足りない)スペックをしている為、この辺はバランスが取れているとも言える。
特にウオノラゴンは戦法を完全にこれに依存してしまうのが悩みではある。
更に先制技をかまされると問答無用で追加効果が消えてダメージが減る。
なお、伝説ポケモンの専用技と異なりダイマックス相手に戦闘アニメが表示されないため、時間短縮を目的にマックスレイドバトルにもしばしば利用される。
ちなみにイメージ的に似合いそうなサメハダーがこの技を覚えることはなかった。
メガシンカ廃止に伴いがんじょうあごの補正は乗らないもののウオノラゴンより素早さが高く、隠れ特性のかそくであれば容易に威力170のタイプ一致技を撃てるようになる為、当然の措置であるとも言える。
余談
使用者2種の”頭部の”元ネタであるダンクルオステウスは、エラを支える骨から発達した強靭な顎を持った大型魚である。
その咬合力はホホジロザメの約2倍。エラがみが強烈な威力を誇るのも頷ける。
関連項目
しっぺがえし:後攻になると威力が2倍(50→100)になる技。