「ぶりぶりぃ~♪」
基礎データ
全国図鑑 | No.0743 |
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ローマ字表記 | Aburibbon |
分類 | ツリアブポケモン |
タイプ | むし / フェアリー |
高さ | 0.2m、0.4m(ぬし個体) |
重さ | 0.5kg、2.0kg(ぬし個体) |
性別 | 50%♂・50%♀ |
特性 | みつあつめ / りんぷん |
隠れ特性 | スイートベール |
タマゴグループ | むし/ようせい |
おとしもの | アブリーのこな |
アローラ図鑑(SM / USUM)
| No.084/No.099
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ガラル図鑑 | No.188 |
キタカミ図鑑 | No.017 |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
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日本語 | アブリボン | 虻+リボン |
英語・スペイン語・イタリア語 | Ribombee | ribbon(英語でリボン)+bee(英語で蜂) |
ドイツ語 | Bandelby | |
フランス語 | Rubombelle | |
韓国語 | 에리본 | |
中国語(台湾国語) | 蝶结萌虻 | |
中国語(広東語) | 蝶結萌虻 |
進化
アブリー → アブリボン(Lv.25)
概要
ポケットモンスター 第7世代『サン・ムーン』から登場したポケモン。アブリーの進化形で、より妖精に近い姿となった。
様々な花の花粉や蜜を集めて、花粉の団子を作り出す習性を持つ。
この「かふんだんご」はアブリボンの食料になるだけでなく、めまいや麻痺の効果を持ったものをバトルの時に投げつける他、リラックス効果を持つものは高価なサプリメントに加工されるなど用途が多い。
濡れると集めた花粉で羽毛が汚れてしまい飛べなくなってしまうため、天候が雨の時は濡れるのを嫌って一切出てこなくなる。
晴天になるとアブリボンが飛び回るために、アローラ地方の人々はアブリボンが飛び回っている間は晴天が続くと知っている。
続編の剣盾の舞台であるガラル地方にも一応生息はしているが、曇りがちな気候のせいでめったにお目にかかれないとか。
実はナリヤ・オーキドの存在が判明したPVの時点でシレっと男主人公にゲットされるシーンがあったが、そのPVでは一切触れられず、詳細が分かったのは10月に入ってからであった。
ちなみに、中国語版の鳴き声は「萌萌萌萌~♪」というかわいらしい表記である。
色違い
色違いは全体的にピンク色に染まっている。
どことなく同じピンクでリボンの名が付く任天堂の妖精を彷彿させる。
ゲームでの特徴
ストーリーにおいては、ポニ島のキャプテンであるマツリカの手持ちで登場するが、『USUM』では新たなぬしポケモンとしても立ちはだかる(詳細は後述にて)。
また、エピソードRRクリア後、バトルツリー・マルチバトルのパートナーになってくれるリーリエの手持ちとしても登場する。
【ぬしアブリボン】
『USUM』にて新たにマツリカの試練でのぬしポケモンとして登場。
オーラで全能力2段階アップでスタートする上、ちょうのまいまで持っておりおまけにオッカのみで弱点対策と鉄壁の体制を敷いてくる。
もとが速い上に能力が上がりまくっているため先制はほぼ不可能なので、むし/フェアリーの両方を半減できる鋼や毒タイプのポケモンで挑むのがオススメ。炎でも半減できるが先述のようにオッカのみがある上あめふらしのペリッパーまで呼び出してくるので非常に分が悪くオススメしない。
特殊方面はちょうのまいで更に硬くなってくるので物理のZワザで弱点をついて一気に決めるのがいい。
尚、呼び出される2匹については、ハピナスは物理型で一気に攻める、ぺリッパーはアブリボン共々弱点を突くいわ技で攻めるのがお薦め。というのもこのぺリッパー、「ねっとう」と「タネばくだん」こそ覚えているものの、それらよりも先に「たくわえる」で防御を積むことを優先するからである。
お薦めは素早く動けるうえに物理いわタイプで3匹に大ダメージを与えられるルガルガン。特に本作ではルガルガンZの存在や、一部戦闘時にロトムが2度目のZ技を使えるようにしてくれる機能があるので、かなり有利に進められる。
なお、『ウルトラサン』限定でアーカラ島・カンタイビーチにいるナリヤ・オーキドにヌシールを100枚見せるとぬしサイズのアブリボンが貰える。
未登場。
内定。ワイルドエリアの「エンジンリバーサイド(曇雪吹霧)」「ハノシマ原っぱ(晴曇照霧)」「ストーンズ原野(晴曇)」に出現する。
未登場。
DLC『碧の仮面』に内定し、キタカミの里にある「フジが原」と「落合川原」に出現する。
また、主人公が最初にニャオハを選択した場合は、DLC『ゼロの秘宝 番外編』でネモの新たな手持ちで登場。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
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60 | 55 | 60 | 95 | 70 | 124 | 464 |
特筆すべきはその素早さの高さ。124という数値はフェアリーとしてはカプ・コケコに次ぐ第2位であり、鈍足揃いの新規アローラの一般ポケモンの中でも最も速い。特攻もそこそこ高い一方攻撃は低く、高速特殊アタッカーとして無駄のない配分となっている。
虫とフェアリーの複合でもあり正に攻守において『害獣駆除』に特化した性能のポケモンと言える。
新技の「かふんだんご」は、威力が「むしのさざめき」と同じという優秀な性能ながら味方に使うと体力を回復するという特殊な効果を持つ。
また「むしのさざめき」と異なり特性ぼうおんにも有効。とはいえあちらは「みがわり」を貫通することが出来、アブリボンはどちらも覚えられるのでむし技は選択となる。
一方フェアリー技は「マジカルシャイン」を自力で覚えられるが、「ムーンフォース」がアブリーからのタマゴ技でしか習得できないので注意。
むし技とフェアリー技を比べた場合有効な相手と威力の差でフェアリー技の方が選ばれやすいので、「ムーンフォース」はしっかり覚えさせてから育てたい。
基本的に推奨性格はおくびょうだが、ひかえめにした場合「ムーンフォース」で耐久無振りガブリアスが乱数1発になるので意識する場合はこちらも候補に入る。……ゲンガーやメガメタグロスに抜かれる上におくびょうでZワザなら確定一発と言ってしまえばそれまでだが。
反面むし・フェアリー技ともに半減されるはがねタイプに対して有効な技がなく、どうしても欲しければ「めざめるパワー」を粘るしかない。ほのおタイプ相手にも「サイコキネシス」くらいしか通る技がない。
幸い同速の種族は存在しないため、「めざめるパワー」を厳選してすばやさが1低くなった場合に王冠を使わなくても特に支障は来たさない(強いて言うならオンバーンには抜かれるか)他、素早さを活かして素直に「とんぼがえり」で逃げるのも手。
変化技は「ちょうのまい」やタマゴ技の「バトンタッチ」を覚えられるので、蝶舞バトン役としては最速となる。ただし耐久は低い上に動きを止める技は無いので舞う相手は選ぶ必要がある。
また「スキルスワップ」「スピードスワップ」「ねばねばネット」「ふんじん」などもタマゴ技で覚えられるので、サポート役やダブルバトルでも色々な戦術が組み立てられる。
『冠の雪原』にて登場した「ダイマックスアドベンチャー」ではジガルデキラーとしてその名が知られている。
ジガルデのドラゴン技無効、じめん技半減であり、圧倒的なすばやさで確実にジガルデの先手を取れる他、覚えている技が「かふんだんご」「ドレインキッス」「アロマセラピー」「うそなき」で、攻撃、回復、サポートと全く隙が無い。勿論1匹だけで勝てるほど甘くはないが、こいつがいるだけでだいぶ楽になることは間違いない。特に特殊こおり技を覚えているポケモンを味方につけられればかなり安定するだろう。
『碧の仮面』にて内定。
テラスタルはじめんタイプにすると、弱点であるほのお・いわ・はがね・どくを打ち消し、テラバーストで返り討ちにも出来る。
記念に行われた公式大会「キタカミプロローグ」では、「うそなき」等の技でガチグマ(アカツキ)を支援するアブクマ構築が猛威を振るった。
一時期ブリジュラスとアブリボンの2匹による起点づくり基盤を利用した「ブリブリ」構築が使用されていた。
使用トレーナー
ゲーム版
✳性別♀️・特性りんぷん
✳ポケマスでは性別♀️
- ポラリス:ジムチャレンジャー
✳性別♂️・特性りんぷん・性格おくびょう
✳ニャオハ選択時・『藍の円盤』クリア後
✳性別♀️・特性りんぷん
アニメ版
- マツリカ(サン&ムーン)
漫画版
- マツリカ(ポケットモンスターSPECIAL)
番外作品
ポケモンマスターズ
- リーリエ (21シーズン) &アブリボン
2021年正月イベントに合わせて実装された、むしタイプのサポートロール。
HPドレインと回避を主体としたタンク型で、状態異常無効の場+全員の回避率4段階アップ、味方全員の急所を最大までアップ、技ゲージ回復と3つのトレーナー技をもつ。
特にクリティカットGによる確定急所化は自身がきゅうけつで回復を行う動きもサポートしてくれるので、パッシブのB技後回復付与Gと合わせて被弾回数が嵩んでも粘り強く居座れる。
技
きゅうけつ | 相手に与えたダメージが多いほど自分のHPを回復する |
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クリティカットG+ | 味方全員の急所率を2段階あげる |
新年のアローラ! | 味方全体の場を状態異常防御状態にする。味方全員の回避率を2段階あげる |
わざゲージアップ | 自分のわざゲージを3増やす |
バディーズ技
花香る元気いっぱいのバグインパクト |
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★6EXアップ後、初めてバディーズわざをつかったときだけボルテージが2段階あがる |
パッシブスキル
B技後回復付帯G |
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バディーズわざをつかったあと味方全員を回復付帯状態にする |
相手失敗時BC加速1 |
自分を対象にした相手の攻撃技が失敗したときに20%の確率で自分のバディーズわざ発動可能状態までのカウントを1減らす |
相手失敗時攻撃↑G1 |
自分を対象にした相手の攻撃技が失敗したときに20%の確率で味方全員の攻撃を1段階あげる |
アニメ版
アニポケ・第1-7シリーズ
サン&ムーン
- 第20話『サトシとピカチュウ、二人の約束』
花畑にいる野生のポケモンで初登場。
- 第59話『マオとスイレン、にがあまメモリーズ!』
幼いマオとスイレンが出会ったアブリボンは美味しい花粉団子をあげていたが、作中でロケット団トリオのムサシには攻撃用のものをあげていた。
- マツリカのアブリボン
第84話『家族のカタチ、ベベノムのキモチ!』から登場。マツリカはアブリボンを通じてポケモン達の様子で感情を読み取る特技を持つ。
第131話でのアローラリーグ本戦1回戦で、マーマネ&クワガノンとのバトルでは善戦するも、ハサミで身動きが取れなくなった所を至近距離の「シグナルビーム」を撃たれて敗れる。
- その他
- 44話・46話・86話・96話・100話・102話・114話・121話・125話・126話・145話
新無印編
- 5話:野生で登場。
漫画版
第14章にて、マツリカと共に登場。
ポケモンローカルActs
愛知県豊橋市駅前大通にアゴジムシと共にデザインされたポケモンマンホールが設置された。
関連イラスト
関連タグ
図鑑番号順
0742.アブリー→0743.アブリボン→0744.イワンコ
関連ポケモン等・グループタグ
グループタグ | 虫ポケモン 薬が採れるポケモン ぬしポケモン |
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コラボ | 愛知ポケふた組 |
アローラのぬし | デカグース アローララッタ ヨワシ オニシズクモ エンニュート アローラガラガラ ラランテス クワガノン トゲデマル ミミッキュ ジャラランガ |
他 | |
ペリッパー・ハピナス | ぬしアブリボンが仲間呼びで呼び出すポケモン達。 |
その他