データ
概要
第9世代から登場する技。天使の様な甘い歌声で相手を攻撃する。
藍の円盤にて新しく追加された技マシンの技で、主にフェアリータイプの他、歌声に関係するポケモンが習得する。
中にはProjectVOLTAGEでクローズアップされた面々もいるので御照覧。
命中・威力・PP全てがマジカルシャインと同じ使いやすい攻撃技で、この技の実装によりプクリンはようやくかちきに合う強力な技を貰える事が出来た。
音技なので「みがわり」を貫通できる利点がある一方、ぼうおんで防がれたりダブルバトルでも単体攻撃など、マジカルシャインとは一長一短。
意外なところではブイズやドレディアも覚える。彼ら彼女らはそれまで技範囲の狭さに悩まされていた為、使いやすいフェアリー打点が増えたのは嬉しい所。
加えて上記の説明にもあるように「そのターンに能力が上がった相手を混乱させる」オマケが付いてくる。前のターンで既に能力が上がっている相手に対しては特に何もない点には注意。
素早いポケモンが使うと単なる攻撃技で終わるが、中速・鈍足のアタッカーに使わせれば、積み技を使う相手に対してダメージ+混乱という二重苦を与える事が出来る。相手の上がった能力次第ではかなり大きな自傷ダメージも望める。
とはいえ発動条件がほぼ相手の行動依存な上、こっちが自由に動ける状況でそこまで無防備に積み技を使ってくる相手もそう多くないので、狙って決めるのはかなり難しい。
そもそも昨今の混乱はあまり強いとは言えないので、わざわざ苦心してまで狙いに行くほどの効果とも言えず、あくまで「オマケ」程度で考えた方が良いだろう。
現実的に狙うとするならば、マホイップのように積みで耐久を上げることで相手にバフ合戦を誘発し、そこに付け込んで混乱を狙うのが恐らくやりやすい。バフ合戦になれば相手が混乱する分だけ有利になりやすく相性が良い。
みがわりを出して余裕を持って積もうとする相手には、みがわりを貫通して混乱まで入れることが出来たり、攻撃技の追加効果で能力が上がった時に反撃で混乱も入れたりだろうか。
なお、フェアリータイプでもブリムオンやサケブシッポ、テツノブジンなど覚えない種族は多く、音楽系でも歌以外なコロトック、ゴリランダー、ストリンダーは習得不可。もっとも、コロトック達が使える音技はボイスとは異なるジャンルなので、覚えないのも納得ではある。
また、ドレディアは原種の方は覚えるがヒスイの姿は覚えない、という少々謎めいたことになっている。
関連タグ
チャームボイス…同じくフェアリータイプの音技。威力は半分程度だが必中。
しっとのほのお…能力が上がった相手にやけどを負わせるほのお技。