ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

コロトック

ころとっく

『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種。
目次 [非表示]

基礎データ編集

全国図鑑No.0402
シンオウ図鑑No.016
ヒスイ図鑑No.040
パルデア図鑑No.034
ローマ字表記Korotock
ぶんるいこおろぎポケモン
タイプむし
たかさ1.0m
おもさ25.5kg
せいべつ50%♂・50%♀
とくせいむしのしらせ/テクニシャン(隠れ特性)
タマゴグループむし

各言語版での名称と由来編集

言語名称由来
日本語コロトックコオロギ+stimmstock(独語:魂柱)
英語・スペイン語・イタリア語Kricketunecricket(コオロギ)+tune(旋律)
ドイツ語Zirpeisezirpen(コオロギなどがリンリンと鳴く)+Weise(曲、歌)
フランス語Mélokrikmélodie(旋律)+criquet(バッタ)
韓国語귀뚤톡크귀뚤귀뚤(コオロギの鳴き声)+tock(時計の針が進むような音)
中国語音箱蟀音箱(共鳴箱)+蟋蟀(コオロギ)

進化編集

コロボーシコロトック(Lv.10)

ゴゴゴ Kricketune ゴゴゴ


概要編集

第4世代の序盤ポケモンコロボーシが進化した姿。

名前の由来は「コオロギ」+「stimmstock」(独:魂柱)。魂柱はバイオリンのパーツの一つであり、昆虫ともかかっていると思われる。

英名は「Kricketune」(クリケチューン)であり、「cricket」(英:コオロギ)+「tune」(英:旋律)に由来。仏名の「Mélokrik」もメロディと「cricket」(英:コオロギ)の合成語であり、この2つは非常にシンプルなネーミングとなっている。

一方、ドイツ語名は「Zirpeise」であり、虫の鳴き声の擬音「Zirpe」が元ネタとなっている。


ヒスイ時代からシンオウ地方の広い範囲に生息しているポケモンであり、進化前とは違って真昼間でも野生出現する。

シンオウにおいて主力とされるむしタイプは「あまいかおりのするき」かノモセ大湿原に出現する事が多い為に草むらから出現するむしポケモンの代表格と化している。

この他にもジョウト地方ホウエン地方のマボロシのばしょ、イッシュ地方での生息が確認されている。野生出現する個体はメトロノームを所持している。


衝撃的な鳴き声で話題になったポケモン。デザインも気持ち悪いなど散々な言われようである。ちなみにヒゲはオスだけでなくメスにもある(実在のも雌雄そろって生えているので、格別に変と言う訳ではない。あるいは位置が位置なだけに、触手の可能性が……)。オスの方がヒゲが若干長く、色違いは進化前同様に黄色がかったオレンジ。

ちなみに第9世代にてマメバッタ系譜が出るまでコロボーシ系譜が貴重な直翅目モチーフであった


分類こそコオロギであるが、進化前とは違ってあまりコオロギに似ていない。

むしろ弦楽器やオーケストラ奏者を思わせる外見であり、昆虫の中では特にオサムシの仲間であるバイオリンムシに似通ったフォルム(コロボーシのデザインと比較すると、楽団要素は進化前の頃から引き継がれている事が分かる)。

ただし、バイオリンムシモチーフのキャラクターが鳴く作品もあるが、本物は鳴く事はないので注意。

また、教え技では「さわぐ」や「いやしのすず」を習得するのでコオロギ以外の鳴く虫(スズムシ)などのイメージも投影されているようだ。

一方でコオロギが顎で肉から草まで食べてしまうのに対してすいとるギガドレインきゅうけつといったドレイン系の技や「とどめばり」を扱える為、食事形態は現実のコオロギのそれとは異なる可能性が高い(体液を啜る昆虫としてはタガメなどが挙げられるが…)。


翅は合計で六枚あり、一番上が黒い一対の翅、下が白い二対の翅で構成されている。

鳴く時は、ナイフのような手を弓代わりにして交差しバイオリンのようにして鳴き、お腹の中が空洞のおかげで鳴き声が綺麗になる。メロディで自身の感情を表す。このメロディの法則性は学者達の研究対象でもあり、鳴き比べの文化を持つ文化圏も存在する。

この腕は楽器だけでなく、見た目通り武器としても使う事が出来る為、敵を切り裂く技を多く習得する。

コオロギなどの直翅目は大抵、鳴く時には翅を使うものであるが、彼らが翅をこすり合わせて音を出せるのかは公式設定では確認できない(一応、むしのさざめきは覚える)。

また、コロトックは歌う能力もあるのか、「うたう」や「ハイパーボイス」も習得できる他、「いやなおと」など不快感を催す音を発する能力も持っているらしい。


アルセウス』では最初に戦うオヤブンポケモンとして登場。

通常の個体よりも巨大で人間を越すサイズになっており、捕獲してボールから出してみるとコロトックとは思えない威圧感を放つ。

ちなみに最初に戦う個体は時々みねうちを使ってくるなど、ゲームバランスに配慮した強さとなっているが、フィールドに徘徊している方は逆に超強力な『はかいこうせん』や『ギガインパクト』を放ってくるのでなめてかからない方がよい。


ポケモンレンジャーバトナージ』では粘液を飛ばす能力を見せたが、現在も粘液を飛ばす技は使えない。「まとわりつく」だとか「ねばねばネット」なら使えるのだが…。


見た目からして草原や森林に生息するポケモンだと思われるが、『ポケダン探検隊』シリーズでは『ねっすいのどうくつ』に登場する。湿地に生息するコオロギもいるので平気なのかもしれない。


「ポケモン×NHK交響楽団スペシャルオーケストラ2023」や「ポケモン feat. 初音ミク Project VOLTAGE 18 Types/Songs」など音楽関連のイベントおよびコラボにてメインビジュアルに採用されることのあるポケモンであり、むしタイプポケモンの中では近年、メディアへの露出の機会が増えつつある。


対戦での性能編集

HPこうげきぼうぎょとくこうとくぼうすばやさ合計
778551555165384

能力値は低めだが技は悪くない。HPは同タイプでも優秀な方。ハッサムとは隠れ特性とCとSの種族値が同じ。


そのうち進化してくれるだろうとむしタイプのファンは期待している。


特性面は火力に関しては貧弱で尚且つ耐久も高いとは言えないためむしのしらせにしろテクニシャンにしろほぼ有効活用できる場面がなく死に特性と化してしまっている。

精々テクニシャン+むしくいかむしのしらせ+きゅうけつの時にはまる位である。


ほろびのうた」や拘束技などの搦め手などで相手を掻き乱しながら戦うと良いだろうか。「ほろびのうた」と「ねばねばネット」を両立できるのは、コロトックのほかにはドーブルだけである。


テクニシャン+タイプ一致「とどめばり」という強力な個性は、種族値と「パワーシェア」などを覚えないことがネックで活かしきれていない。「バトンタッチ」は第9世代でやっと覚えられたが・・・。

ただし、「れんぞくぎり」を上手く絡めたり道具で調整すると、一騎当千の凄まじい破壊力を体現できる。とはいえ浪漫構成の域は出ず基本は条件が整う前に叩き潰されるのがオチである。


能力値こそ低いが、対戦で活かそうと試みるチャレンジャーも存在している。


使用トレーナー編集

ゲーム版


アニメ版

  • ナオシ
  • コロミ(新無印33話・図鑑のみ)

漫画版


番外作品編集

ポケモンカードゲーム編集

「ふくしゅうのメロディ」「いたいえんそう」などやたら強くて恐ろしそうな技を持っている。強力な手札補充持ちのアタッカーとして、最高レアレティに抜擢された事も。

本家でも快適なメロディのみならず、「いやなおと」などの不快な音波を操る事も出来る。ただし、「ちょうおんぱ」は使えない。


アニメ版編集

アニポケサトシの旅シリーズ編集

  • ナオシのコロトック
    • ポケモン吟遊詩人ナオシの手持ちポケモンとして登場。このほか進化前のコロボーシも手持ちにいる。音楽を十八番とするナオシらしく、「むしのさざめき」や「うたう」などの技を覚えている。
    • DP第9話のヨスガコンテストにて、キマワリとのコンビで1次審査で初登場。ナオシのハーブとキマワリの「くさぶえ」、そしてコロトックの「うたう」のハーモニーで場内を魅了した。2次審査ではロゼリアとのコンビでムサシを破った。
    • シンオウグランドフェスティバルでは2次審査とセミファイナルで登場。ミミロップと組んでノゾミリーフィア&ムウマージと対戦。コロトックが演奏し、ミミロップがそれに合わせて踊るような動きをするというパフォーマンスを披露した。かと思えばジム戦での経験も活かし、力強い「シザークロス」でリーフィアの放つ二刀流の「リーフブレード」と激しい剣劇を繰り広げたりもしていた。
    • DP第183話のシンオウリーグ・スズラン大会ではサトシヘラクロスと接戦を繰り広げる。「うたう」で眠らせるも、その対策として覚えさせていた「ねごと」によって、最後は「メガホーン」からの「つのでつく」のコンボで敗北した。

  • 新無印第33話
    • コロトック・コロミというキャラクターが登場。シンオウ地方のむしポケモンを制覇してるが、コロトック自体は図鑑のみの登場。しかし、ゴウのカイロス♀️は運命の出会いをする事となる。

その他

DP第26話・27話
新無印第75話
劇場版幻影の覇者


コラボ編集

ポケモン feat. 初音ミク Project VOLTAGE 18 Types/Songs編集


最後に…編集

ネットユーザー間では同期のトリトドンの鳴き声は「ぽわぁおぐちょぐちょ」で浸透しているが、コロトックは鳴き声がかなり特徴的でありながら、決まった表記が存在しない。

かのニコニコ大百科では「チチチチチチチポォーーーーーーゥ!!!!」(原文ママ)と表記されるなどユーザーによって異なる。


関連イラスト編集

バイオリンコロトック 依頼物

コロトック+ヴァイオリンチチチチポォーウ


関連タグ編集

ポケットモンスター ポケモン DPt BDSP

ポケモン一覧 むしタイプ コオロギ

ProjectVOLTAGE むしミク


0401.コロボーシ0402.コロトック→0403.コリンク


関連ポケモン等編集


外部リンク編集

関連記事

親記事

コロボーシ ころぼーし

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 237377

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました