概要
スマートな体型で、触角と脚が細長い。黒いものが一般的だが、美しく金属光沢を持つものも多い。
原則として肉食で、雑食性のものもいる。カタビロオサムシなどは樹上性で飛べるが、主に地表で活動し、後翅が退化して飛べない種類が多い。
同じオサムシ科のゴミムシと同様、危険を感じると腹部末端から防御物質を噴射して身を守る。
主な種類
人間との関わり
同じオサムシ科のゴミムシやハンミョウモドキと同様、体色が美しい種類は標本として人気が高い。
腹部の防御物質に触れると皮膚炎を引き起こすため、生体との接触に注意が必要である。
余談
漫画の神様手塚治虫の本名は「手塚治(てづかおさむ)」なのだが、小さい頃にオサムシが大好きだったことから「手塚治虫(てづかおさむし)」というペンネームを使っていた。プロデビュー後もしばらくは「テヅカオサムシ」名義だったが、呼びづらいからかいつの間にか「テヅカオサム」と読むようになったらしい。