概要
和名 | ウスアカクロゴモクムシ |
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学名 | Harpalus sinicus |
分類 | 鞘翅目 食肉亜目 オサムシ上科 オサムシ科 ゴモクムシ亜科 ゴモクムシ族 ゴモクムシ亜族 ゴモクムシ属 Pseudoophonus亜属 |
体長 | 10~15.5mm |
分布域 | 日本(北海道~与那国島)、台湾、朝鮮半島、中国 |
イネ科植物などの種子を主食とするゴミムシのグループ、ゴモクムシ(五目虫)の一種。
成虫は6~10月頃によく見られ、特に繁殖期の9月に多い。
冬は冬眠するが、偶に活動している場合もある。
クロゴモクムシやコゴモクムシなどのよく似た近縁種とは前胸背の形態で識別するが、素人には難しい。
生態
低山地~平地に広く分布し、林縁、草原、河川敷、田畑、海岸などの様々な環境下にて、極めて普通に見られる。
成虫は夜間に地表を徘徊し、小型の昆虫やミミズ、イネ科植物の種子などを食う。
刺激を受けると悪臭を放つ。
灯火にも飛来する。