概要
プレイヤーキャラが操作を受け付けない、または操作の通りに動かない状態。
RPGにおける「混乱」
主に戦闘中に発生する状態異常/バッドステータスの一つ。この状態になったキャラクターはコマンド入力を受け付けず、味方への攻撃も含めたランダムな行動を取ってしまう。「コマンド入力までは出来るが対象が指定不能」というケースも。
特にゲーム後半になるほど脅威度が上がり、酷い時は「レアな消費アイテムを勝手に使用」「全体攻撃でパーティー全滅」といった大惨事に繋がりかねない。
対象を殴る(物理攻撃)事でも解消されるが、回避されたり勢い余って殴り殺しちゃったりする場合もあるので、予め回復手段を用意するか耐性を付けておこう。
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格闘ゲーム・アクションゲームにおける「混乱」
レバー操作が逆転してしまう状態を指す俗称(ゲームによっては公式名称)。左右逆転が多いが、たまに上下逆転や180度逆転なんてのもある。
こちらはRPGとは逆に「相手に攻撃を当てる」事で解消される事が多い。尤も攻撃どころかガードや回避も覚束ないと思われるので、一定時間経過でも解消される場合はそちらを待つ手もある。
また、ロックマンエグゼやモンスターハンターなどのアクションゲームにおいても操作逆転するタイプの混乱状態が存在する場合がある。
入力方向とは反対に移動する場合は対応しやすいこともあるが、状態解除した瞬間に移動がニュートラルに戻るため、移動ミスが起こる点に気をつけたいところだ。
戦争シミュレーションゲームにおける「混乱」
キャラではなく戦闘に参加している部隊が混乱し、味方武将の特技などで回復させてもらうまで、その部隊が動かせなくなるばかりか攻撃されたときの被害が大きくなる。
発生原因は士気低下、敵の武将の特技「混乱」を食らう、総大将の戦線離脱による困惑など。
ゲームによっては混乱が続くと部隊の士気が低下したり、「恐慌」などのさらにひどい状態異常に陥り、兵士が逃げ出したりすることもある。
部隊士気や武将の「知略」が高いと混乱しにくくなっていることが多く、士気を回復させることでも混乱を自己回復しやすくさせられる作品もある。
混乱した味方部隊を立て直す「収拾」や、士気低下を回復させる「鼓舞」などの特技も設定されていることが多い。