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コイキング売り

こいきんぐうり

コイキング売りとは、アニメ「ポケットモンスター」シリーズに登場する詐欺師の親父。(メイン画像右側の鉢巻をした髭面の男)
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CV石塚運昇


概要編集

アニメ『ポケットモンスター』の無印15話にて初登場した、様々なイベントに潜り込んではポケモン等を使った悪徳商法を行う詐欺師の中年親父。

原作の『第1世代』で、おつきみやまのポケモンセンターに登場したコイキングを売りつけてくる親父がモデルとなっており、的屋の親父の様な格好をしている。江戸弁の様な口調で話す。


人物編集

ひょうきんな顔で気さくに接してくるが、性格は一言で言ってしまえば『筋金入りの嘘つき』そのもの。良心は欠片も持ち合わせておらず、金儲けの為ならば、相手が大人だろうが子供だろうが平然と騙し、コイキングを始めとするポケモンは勿論、怪しい機械等も商品にして、相手を言葉巧みに言い包めた上で高値で売りつけようとする。

また、自らの詐欺行為がばれてしまった際の対応も姑息であり、迅速に逃げ出すか、あるいは同情を誘う様な話をして話題を変え、そのまま新たに別の商品を騙す形で売りつける等、シリーズを重ねて登場する度にそのやり方は卑劣で悪質なものとなっている。

本人曰く「自分とそっくりな子供が8人いる」との事だが、その嘘吐きぶりからも、あからさまな嘘と思われる。


主にロケット団3人組が、大金を騙し取られている。特に世間知らずなコジロウは被害が大きく、大金を騙し取られた挙句に自分の手持ちポケモンのウツボットまで失う羽目になっている事から、激しく嫌悪され恨まれている。

しかし、ロケット団3人組の事に関しては、彼等を散々騙していながらも顔を覚えていないらしく(逆に言えばそれだけ大勢の人間から金を騙し取ったという事にもなる)、迂闊にも声をかけ続けている(『AG』の頃には、流石に顔を覚えたようだが)。

DP』の頃には、過去の事を指摘しても動揺すら見せなくなる等、悪い意味で強かになっている。


劇中の活躍(悪事)編集

初登場となる『無印』の15話では、豪華客船サントアンヌ号のイベントに紛れ込む形でコイキングを売っており、「幸運を呼ぶポケモン」としてコジロウを騙す形で売っている。

その後も『無印』の146・201話でも、コイキングを使った詐欺商法を行っていたが、相手が依然騙して売りつけたコジロウであった為に、すぐにばれてしまい、逃げ出している。

『無印』の261話でもコジロウと再会。騙し取った金を返すよう詰め寄られており、「良い香りが出るウツドン」をウツボット交換すると話題を変え、コジロウは拒否していたのだが、ムサシニャースによって無理矢理交換に出される事になってしまっている。しかし、交換したポケモンがそんな簡単に懐くはずも無く、コジロウのウツボットに丸呑みにされてしまった腹いせに蹴り飛ばして捨てている。皮肉にもこの直後、同じく丸呑みにされた腹いせにムサシのアーボックずつきで吹き飛ばされたウツボット(ウツドンから進化した)とコジロウのウツボットが衝突して恋に落ち、駆け落ちしてしまう末路となっている。

サイドストーリー』でも第4話に登場。マサラタウンを田舎町と舐めてかかっていたのか、オーキド研究所にまでコイキングを売りつけに現れるのだが、応対したケンジには断固拒否され、そこに現れたオーキド博士からも「ポケモンを売るとは何事じゃ!!」と怒鳴られており、ケンジからオーキド博士がポケモンの研究者である事を聞かされた直後、慌てて逃げ出している。


AG』では79話に登場。またしてもロケット団3人組に声をかけるが、覚えていたコジロウからは逆に詰め寄られてしまい、慌ててヒンバスの紹介に話題を変え、ミロカロスに進化する事実を教え、更には改心した素振りを見せた上で売りつけ(「違法」であるポケモンの売り買いを続けている時点で、全然改心していないと言える)、偶然彼等が手に入れていたバネブーの真珠と交換する(何気に、この時に出した紹介文のメッセージで、オーキド博士と声が同じである声優ネタが使われている)。しかし、交換したヒンバスは偽装したコイキングで、結局またしても3人組は騙されてしまった事になる。

その後、話を聞いたサトシ達にコイキングをヒンバスと偽った詐欺をばらされてしまい、騙し取ったバネブーの真珠を巡ってサトシ一行とロケット団3人組の双方に追い詰められてしまうも、激突を繰り広げるどさくさに紛れて逃走した。

『AG』の84話では、ヒワマキシティのカーニバルに紛れ込んで登場。チリーンに偽装したハネッコを商品にしており、違和感を感じていたコジロウを言い包めて、またしても有り金全部を騙し取っている(しかし皮肉にも、騙された事に気付いた直後にコジロウは本物のチリーンに遭遇してゲットしている)。

『AG』の181話では、カメオ出演という形で登場。


DP』の21話に登場した際は、ポケモンの売買だけではなく、「ポケモンをアイテムやレベルに関係無く強制的に進化させるマシーン」と偽ったインチキ機械までも商品にしており、またしても再会したロケット団3人組を騙す形で部品設計図マニュアルを売りつけ、大金を騙し取っている(「とあるIT企業の集まる街の会社が極秘プロジェクトとして開発したが、会社が倒産してしまい、社員に退職金代わりに部品・設計図・マニュアルが渡された。そして自分の知り合いのそのIT企業の社員から譲って貰った」と言う口実だが、当然その会社と知り合いの社員、そしてその極秘プロジェクトは最初から存在しない)。

その上売った後に「機械を馴染ませるため、完成しても1週間は使用しない事」と言って、実際はクーリングオフ対策+逃走用の時間稼ぎをすると言う保険まで掛けている。


その後は暫く登場しなかったが、『BW2N』第8話や新無印特別編『神とよばれしアルセウス』1話にも登場。カントーフェアやシンオウの暮らしを再現したイベントで相変わらずコイキングを使った詐欺商法を行っている(この時サトシ達とはニアミスしていたが、既に屋台で2人の客を相手にしていたのも有った為気付かれなかった)。


本編とはパラレルである『ORIGIN』にもモノローグで登場。禿頭でターコイズブルーのシャツに水色の腹巻と言う外観になっている。おつきみやまのポケモンセンターでレッドは彼から500円でコイキングを購入した模様(その後レッドが購入したコイキングはギャラドスに進化したかどうかは不明)。


余談編集

主な被害者が同じく日頃からサトシ一行を始めとした他人からポケモンを騙し奪おうとしているなどの悪事を働いているロケット団と言う事もあり多くの視聴者からは彼の悪行三昧はギャグや笑い話として受け流されているが、一方では『無印』の早期より長期間に渡って姑息な詐欺行為を繰り返し、良心的な部分も全く見せない等、アニポケのゲストの中ではどうしようもない人物で、たとえ自らの詐欺行為をばらされる事はあっても、すぐさま逃げ出す事で、ジュンサー達等に捕まるといった社会的制裁も全く受けていない為、視聴者の中にはこのコイキング売りを嫌う者も存在する。


なお、小悪党としか言いようの無いこのオッサンの声は、よりにもよってオーキド博士と同じ故・石塚運昇氏。

ポケモン研究の第一人者とポケモンを売り物にする詐欺師の声が同一人物というのは、何とも皮肉過ぎる話である…。



関連タグ編集

サトシの旅シリーズ アニポケ無印ゲスト コイキング 詐欺師 的屋


関連・類似キャラクター編集

シュウゾウ:同じく無茶苦茶な商売(少なくともプレイヤーの観点から)を行っている人物。ただし詐欺師にはまだ当て嵌らず、ポケモンを商売に使わない上、皮肉にも後に歴代の主人公が持つどんな物でも無限に入るカバンを開発したきっかけとなった(と思われる)人物なので、コイキング売りよりは(役に立ってる分)マシと思われる。


ポケモンハンター:同じくポケモンを商売にしている悪質な職業。ただしコイキング売りが可愛く見えるレベルの凶悪な危険人物が多数。


お嬢リコとロイの旅シリーズ第35話に登場したポケモンハンターの雇い主。中の人も可愛いポケモンに目がない所もユリーカ(アニポケ)と同じだが、ポケモンハンターを雇う時点でポケモンに対する愛情はほぼ皆無で、最終的に雇ったハンター共々捕まっている。


羽生土地郎:何度も主要登場人物(主な被害者は寺井)をインチキ商売のカモにしている、国民的人気作品のメインゲスト繋がり。


バカボンのパパ:服装が似ている


ブルルかいけつゾロリに登場する食品会社の社長で、何度も主要登場人物(主な被害者はゾロリ一行)をインチキ商売のカモにしている。原作では制裁が少ないが、アニメでは部下共々損することもある。

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