データ
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英語 | Clangorous Soulblaze |
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概要
ポケモンUSUMから追加されたジャラランガ専用のZワザで、「ジャラランガZ」を持たせる事で専用技「スケイルノイズ」から発動できる。
聖なる舞を踊りながら全身のウロコをジャラジャラとかき鳴らす事で、体中に振動エネルギーを蓄積し、空中に飛び上がった後、竜のオーラと共に凄まじい衝撃波として放出する。
ポケモンSMでは600族でありながら不遇と言われ続け、期待されていた「からをやぶる」の実装も手違いと片付けられてしまったジャラランガだが、その反動なのか数あるZワザの中でも破格の性能を誇っている。
なんと原則単体攻撃であるZワザの中で唯一の全体攻撃であり、ダブルバトルではその威力(ダブル補正が掛かっても「りゅうせいぐん」を超える威力138)を相手両方にたたき込む事が出来る。
加えて音技である為「みがわり」も貫通する徹底ぶり。Zワザの仕様上音技全般を封印する「じごくづき」の追加効果も受け付けない。
なおかつ使用後に攻撃・防御・特攻・特防・素早さが全て1段階上昇するというとんでもない追加効果を持っており、ジャラランガは悪く言えば特出した点が無い、良く言えばバランスの取れた種族値を持つ為、どの能力上昇も一切ムダにならず、攻防ともに秀でた両刀アタッカーとして全抜きも狙える存在になる事が可能(特性がぼうおんなら積み技対策の「ほえる」も無効化できる)。
しかも能力上昇は追加効果扱いなので、「シンプルビーム」や「スキルスワップ」等でジャラランガの特性がたんじゅんに変化した状態で発動した場合、全能力が2段階上昇する。
間違っても、ジャラランガの特性をあまのじゃくに書き換えてはならない。あまのじゃくで使ってしまうと全能力が逆に1段階下降してしまうからである。
ただし、素の素早さは85とあまり早い方ではない為、対面で放とうとするとまず確実に先制で攻撃を受けてしまう点には注意。特にガブリアスやボーマンダ相手には強力なドラゴン技や飛行技で上から潰されてしまうため、使いどころをしっかりと見極める必要がある。
そして最大の欠点はドラゴンタイプであるという事。ただでさえ非常に呼びやすいフェアリータイプには技そのものを無効化され、その威力も追加効果も一切発揮される事無く終わってしまう。
特にステータスを上げても特性を突破するすべが無く、返り討ちを許してしまうミミッキュは天敵中の天敵となっている。一応「みずびたし」等によってジャラランガ自身のタイプを変更することにより、フェアリーへ強気に出る事も可能となる。
ダブルバトルでは片方だけでも当てることができれば追加効果が発動するためより決まりやすくなっている。
いずれにせよ、成功を許せば脅威になる非常に優秀な技である事は間違いない。
見せ合いの時点でも相手のフェアリーを猛烈に呼ぶ為、裏をかいて別のはがねタイプで返り討ちにする戦法も行えるだろう。
ゼンリョクポーズはアルティメットドラゴンバーンの時と同じ。