データ
初登場 | ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン |
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タイプ | フェアリー |
元の技 | じゃれつく |
分類 | 物理 |
威力 | 190 |
範囲 | 相手単体 |
概要
『ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン』から新たに追加された、ミミッキュ専用のZワザ。
カラフルポップなフォントと可愛らしい技名に反し、薄暗い森の中で相手の周りを飛び回り、怯えた隙に頭上からZパワーで拡張させた身体を覆う布に閉じ込め、内部でボコスカとタコ殴りにした上でふっ飛ばす。
そのホラーな本質通り、主力技である「シャドークロー」をベースにしたゴースト技……ではなく、もう一つの主力技「じゃれつく」をベースとしたフェアリータイプの技となっている。
専用技のため、フェアリーZで「ラブリースターインパクト」にするよりも威力はやや高い。
一方でZワザには極めて珍しい接触技でもある。接触技はデメリットが沢山ありメリットが一切ないので、人によっては普通のフェアリーZを採用する人もいた。
基本的に光属性としての一面が強いフェアリータイプの技としては例外的にむしろ闇属性を思わせる恐ろしい技だが、これも生態的には光を嫌う闇としての側面が強いミミッキュらしい技となっている。
タダでさえ強いミミッキュを更に強化してどうするんだとの声が各地で上がっているが、
何より「見たら死ぬ」と言われるおぞましい内部へ無理やり取り込むという、一撃必殺でないのが不思議なレベルの殺す気マンマンな技となっている。
喰らってしまったポケモンは本当に瀕死で済むのだろうか……
ゼンリョクポーズはラブリースターインパクトの時と同じ。
発動シーンで見せる主人公の笑顔サムズアップやファンシーなネーミングといい、上記の事情を考えるとやたらと恐ろしい。
余談だが『ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン』と同時発売された『ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン 最速攻略ガイド』に掲載されたこの技の情報は、「威力185+100%の確率で相手の全能力1段階ダウン」というとんでもないものだった(公式ツイッターでも誤りだということをツイートしている)。
確かに実際のゲーム版では何の追加効果もない技なのだが、解析によるとこの技には専用の追加効果が実装されていた痕跡が残っており、本来はこの性能で登場させる予定だったのではないかと推測するユーザーも……
実際に実装されていたらバランス崩壊も良いところである。
アニメでは
『ポケットモンスター サン&ムーン』第74話にて、ムサシがアセロラと彼女のミミッキュ(ミミたん)からミミッキュZを譲ってもらう形で取得。
その後第76話にて、自身のミミッキュと共にサトシのピカチュウ相手に使っている。
その威力は見ていただけのニャースを気絶させるほどのものだったが、肝心のピカチュウはエレキネットでガードしていたため、実質不発に終わるのだった……
尚、こちらの技名フォントはファンシーさの欠片もないホラーテイストなものとなっている。
外部出演
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』ではモンスターボールからミミッキュが登場することがある。ボールから現れたミミッキュはしばらくの間フィールド内をうろつくが、ファイターを発見すると突然ばけのかわの中から腕を伸ばし、捕らえたファイターをそのままばけのかわに引き込んでぽかぼかフレンドタイムで攻撃する。
そしてこの攻撃終了時に一定以上のダメージが溜まっていた場合、ファイターは吹っ飛ばされるどころかそのままミス扱いとなる。本当にミミッキュのばけのかわの中で取り殺されてしまうのである。
関連タグ
サーカスマン(←必殺技が似ている)