キャラクター

ハスブレロ

はすぶれろ

『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。

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基礎データ

全国図鑑	No.0271
ホウエン図鑑	No.020
マウンテンカロス図鑑	No.056
ガラル図鑑	No.037
キタカミ図鑑	No.105
ローマ字表記	Hasubrero
ぶんるい	ようきポケモン
タイプ	みず / くさ
たかさ	1.2m
おもさ	32.5kg
せいべつ	50%♂・50%♀
特性	すいすい/あめうけざら/マイペース(隠れ特性)
おとしもの	ハスボーのはっぱ
タマゴグループ	すいちゅう1/しょくぶつ

各言語版での名称と由来

言語	名称	由来
日本語	ハスブレロ	蓮(ハス)+ソンブレロ(スペインの縁ある帽子)
英語・スペイン語・フランス語・イタリア語・ポーランド語	Lombre	lotus(蓮)+hombre(スペイン語で男)
ドイツ語	Lombrero
韓国語	로토스	lotus(英語で蓮)
中国語	莲帽小童

進化

ハスボー → ハスブレロ(Lv14) → ルンパッパ(「みずのいし」を使用)

ハスボーハスブレロルンパッパbyねむ

概要

ハスボーの進化系。

大きなハスの葉の頭は変わっていないが、その下の身体は一気に人型に近いものへと変わり、皿がハスになった河童と言うべき姿になった。

同様に人型へと進化したコノハナとは対を成す。

主に川底の石に付いた水ごけや魚ポケモンを食べており、それらエサが豊富な日当たりの良い水辺を好んで暮らす。

同じエサを奪い合う鳥ポケモンとの競合を避けて夜行性になったらしく、昼間は水草のベッドで光合成をしながら眠り、夕暮れ時になると活動を始める。

体格の近い人間の子供に間違えられることが多く、体はヌルヌルした粘液で覆われているため、清水暮らしゆえ清潔ではあるが、手で触られればとても気持ち悪い。

顔つきは目尻が垂れ下がった陰気そうな顔立ちで、呑気なハスボーや陽気なルンパッパとも受ける印象は大きく違う。

ただ性格はそこまで暗くなく、夕暮れ時の川からひょっこり現われて人を脅かしたり、釣り人を見かけると水中から糸を引っ張り邪魔をして喜ぶなど、相当なイタズラ者。

アニポケでも陽気な表情を見せる事があるため、「陽気ポケモン」の分類にそれほど間違いはないと言えよう。

このように生態も伝承上の河童とよく似ており、東北モデルなキタカミの里でも「イタズラ好きな子供が転生した姿」という、河童伝説と共通した言い伝えが残っている。

実際、カッパの町として著名な自治体である岩手県遠野市では、ハスブレロがポケふたに選ばれたほど。

名前の由来は、ハスの頭が帽子にも見えることから、恐らく「ハス＋ソンブレロ」。断じて「ハスブロレ」ではないし、ハスブロ社とも関係ない。

色違いは、緑色だった部分が青緑のような色合いとなり、それ以外の部分は黄緑に近い配色になる。

色違い

色違いはより濃い緑色になる。

ゲームでの特徴

RSE・ORAS

『サファイア』『エメラルド』『アルファサファイア』にて、114ばんどうろに出現。

ストーリーでは、エメラルド版でハルカorユウキの手持ちで登場する。

DPt・BDSP

『DPt』ではサファイアWスロット時にのみ、212ばんどうろ・229ばんどうろに出現する。

『BDSP』では『シャイニングパール』のみ全国図鑑入手後の地下大洞窟に出現する。

HGSS

サファリゾーンに出現する。

ブラック・ホワイト・BW2

ホワイト1でハスボーがホワイトフォレストに出現するが、BW2では3ばんどうろの隠し穴に出現する。

XY

15ばんどうろ・16ばんどうろ・21ばんどうろ・レンリタウン・ポケモンの村・チャンピオンロードに出現するが、ハスボーとルンパッパは出現しない為、タマゴを生ませるor進化させて入手しよう。

ウルトラサンムーン

ウルトラワープライドで行ける青いワープホール先の滝ステージで出現する。

ソード・シールド

『シールド』のみ登場。5ばんどうろとワイルドエリアに出現する。

スカーレット・バイオレット

DLC『碧の仮面』で内定し、キタカミの里に出現する。

性能

種族値

HP	攻撃	防御	特攻	特防	素早さ	合計
60	50	50	60	70	50	340

進化したことで、全体的にステータスは底上げされ、特に「とくこう」と「とくぼう」の高さが目立っている。

手足が伸びた事で三色パンチや「はたきおとす」、「みだれひっかき」まで習得できるように。ソーラービームやふぶきまで使えるので「あめ」でなくとも活躍できる点は興味深い…繰り返すがこれでも河童である。

進化前とは覚えられる技が若干異なっているが、不必要な技や技マシンでも可能なものが殆どなのでマシンの節約する必要が無い限りは特に問題は無いだろう。BWではその心配も無くなっている。

使用トレーナー

ゲーム版

ユウキ：RSE・ORASライバル
ハルカ：RSE・ORASライバル

アニメ版

タケシ
DP29話の少年

漫画版

イズミ(ポケスペ)
オメガ(赤き情熱と藍き英知)

番外作品

『ポケモン不思議のダンジョン』

『赤・青の救助隊』『救助隊DX』ではポケモン広場で情報をくれるポケモンとして登場した。
作中でゲンガーに唆されたポケモン広場のポケモンたちが主人公たちを取り囲んだ際に真っ先に攻撃してきたポケモンでもあったせいで物議を醸したが、攻撃してきた時のハスブレロのセリフ「⚪︎⚪︎、すまんっ!」からして不本意だった事がうかがえ、事件が収まった後には謝罪しているなどフォローはされており、決して悪人というワケではない(そもそも、本作品の世界では自然災害が続発しているので不安を抱えたポケモンが少なくないという点には留意されたし)。
リメイク版である『救助隊DX』においては攻撃をしかける場面自体が丸々カットされた。

アニメ版

『アニポケ・サトシの旅シリーズ』

〈レギュラーの手持ち〉

タケシのハスブレロ
- (CV：伊東みやこ)　詳細はこちら。

〈ゲストなど〉

AG第63話

森の奥にある集落で雨乞いの神様として信仰されており、タケシのハスボー(→ハスブレロ)が拝まれる一幕も…。水不足の原因と誤解されたソルロックと協力して水蒸気を発生させて雨を降らせた事で村民との和解の切っ掛けを作った。

DP29話

イサキとイサムに挑んで負けたトレーナーのポケモンで登場

DP139話

野生の個体が登場。ニョロトノとヌオー達がオーキド博士を連れてきた理由であり、気弱なハスブレロを元気づける為にオーキド博士からみずのいしを与えられた事でルンパッパに進化して陽気な性格に一変した。

XY56話

ハスボーと共に野生で登場。故意ではないとはいえ、サトシ達とロケット団のバトルによる余波で棲みかを荒らされたと思って怒り、彼らに無差別の攻撃する。

新無印22話

野生で登場。サトシのリュックを盗もうとしたジグザグマ達の仲間であるが、実は彼らが住む一帯では、ダンスバトルで縄張り争いをしており、上手くダンスを踊れない彼らは人間から食べ物を奪っていた。ゴウのラビフットはそれに気づき、夜な夜な部屋から抜け出しては彼らにリンゴを分け与えたりダンスをレクチャーしてあげていた。

ドゴーム達との縄張り争いではラビフット達が劣勢になるが、ゴウのサポートによって敵対していたポケモン達の間に和が生まれ、縄張り問題が解決した。

その他

XY	59話・64話(回想)
劇場版	七夜の願い星(花火)・ココ

漫画版

ポケットモンスターSPECIAL

4章でアクア団SSSのイズミの手持ちが登場。背中にアクア団のマークを付けている。104番道路の噴水から飛び出して潜水艇「かいえん1号」の特別起動部品を盗み出し、トウカの森へ逃亡。サファイアがマリとダイと共に向かった先で、マリとダイを池に引きずり込み、更にイズミが持っていた「みずのいし」でルンパッパへと進化し…

ポケモンローカルActs

岩手県遠野市に地域応援ポケモンであるイシツブテとルンパッパと共にデザインされたポケモンマンホールが設置された。遠野市は河童伝承で有名である。

また、宮城県色麻町にも地域応援ポケモンであるラプラスと共にデザインされたポケモンマンホールが設置。色麻町は河童関連の祭りが開催される。

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