データ
初出 | 第2世代 |
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タイプ | ノーマル |
分類 | 変化 |
威力 | - |
命中 | 100(~第3世代)→-(第4世代~) |
PP | 5 |
範囲 | 相手1匹 |
備考 | 次のターン、狙った相手への自分の攻撃が必中する |
概要
第2世代初登場の技。
同じ効果の技に「こころのめ」がある。
ロックオン状態で放った技は、単に技が必中になる以外にもそらをとぶ、あなをほる等でその場にいない状態の相手にも命中するようになる。
更に、能力変化やもちもの等による命中率・回避率と違い、一撃必殺技にも必中効果が有効になる。2ターンかかるものの、決まれば大抵のポケモンを確実に倒せるという点ではすさまじいコンボといえる。
(SVではこころのめが廃止され、一撃必殺技と(下記のノーガード含め)ロックオン状態を両立できるポケモンは例外を除きいなくなってしまった)
とはいえ、流石にレベル差(一撃必殺技のみ)、タイプ相性や特性、みがわりを無視することはできないが。
他にも、自分がわざを使う前に交代しても、使われた側に交代されてもロックオン状態が解除される点には注意したい。
こころのめに対し、こちらは「照準を合わせる」というイメージなのか、コイル系統やポリゴン系統、ギアル系統などの機械的なポケモンや、レジ系が覚えられる。ドロンチやドラパルトが覚えるのは空母と艦載機モチーフ故か。
次の攻撃が確実に命中するようになる…と、ここだけを見れば魅力的に思えるかもしれないが、実際はそんなことは無かったりする。
実際に高威力でまひ状態にできる追加効果を持つが命中率がかなり低い「でんじほう」を確実に当てるために使うという戦法が存在するが、そもそもかみなりなどの命中70程の技でも2連打すれば約91%でどちらか1回は当たるため、技枠1つと1ターンをかけてまで確実に当てたい技はそれこそでんじほうか一撃必殺技に限られる。さらにロックオン習得者に一撃必殺技の習得者はいないため、ロックオンした時点で「でんじほうが来る」とバレやすい。
このためロックオン後にじめんタイプへの交代を許すデメリットが大きく、あまり採用されない。
このような事情もあり、一撃必殺技とコンボできる「こころのめ」以上に活用するのが難しい技になっている。
ポケモンGOでは
2019年11月になんとレジ系の専用技として実装された。イベント限定のいわゆる“特別なわざ”ではないようなので、イベント終了後もわざマシンを使って覚えさせることができるようだ。翌月からは新たにポリゴン系統も習得可能になっている。
本作には命中率の概念がないため、「使用前後の硬直が非常に短くゲージ蓄積率が高い(=ゲージ技の回転効率を上げる)」という仕様に変更されている。
その驚異的な効果の代償として威力はたったの1しかないので、ダメージには期待できない(そもそも原作でも相手にダメージを与える技ではないので当然と言えば当然である)。そのため、ダメージ効率の重視されるレイドバトルやジム戦では全くと言っていい程使い物にならない。
素直にゲージを溜めるための手段と割り切ろう。ただし、毎ターン1のダメージが必ず入るため、いくら防御が高くてもHPが低いポケモンはロックオンでも結構削られてしまう。なんならマッドショットのような低威力2ターン技は相性の悪い相手によっては2ターンに1ダメージになるため、ロックオンの方が実質2倍のダメージが入ることになる場合がある。
全体的に攻撃力が低く、ゲージ技もフルゲージ技が多く技の回転効率の低めなレジ系にとっては何気にありがたい技であり、トレーナーバトルでは高い頻度でゲージ技を連発して相手にシールド要求をしやすくなる等、今までにない戦略も立てられるようになることから、レジ系に関しては習得がほぼ必須とされている。
また、ポリゴンZはリトレーン個体の専用技である「おんがえし」と併用することでジム戦で凄まじい火力を叩き出せることが明らかとなり、一種のロマンキャラとして大きな注目を集めている。
このように、使い方によってはかなり面白い戦法を実現することも可能なので、興味のある方はわざマシンを使って覚えさせてみるのもいいだろう。
関連タグ
ノーガード…特性版ロックオン。自分が与える・受ける技が常にロックオン状態で放った扱いになる。