まず、私が主役作品の概要を解説させて頂きます。
2016年10月期のテレビ朝日系列(24)局の金曜ナイトドラマ枠(金曜23:15-翌0:15。静岡朝日テレビは30分遅れ、朝日放送→朝日放送テレビは1時間9分遅れ)にて放送。
2016年10月21日から12月9日まで放送された。
第2シリーズが2018年4月20日から6月8日まで放送されている。第6回コンフィデンスアワード・ドラマ賞 主演男優賞受賞作品(松岡昌宏)。
第3シリーズが2019年4月19日から6月7日まで放送された。
第4シリーズが2020年4月24日から放送を開始したが、新型コロナウイルスの影響で撮影が中断したため翌週の5月2日放送分を最後に放送を休止、以降は傑作選を放送することになった。その後5月29日にはリモート撮影で新作が放送され、6月19日から放送が再開され、7月24日に終了した。
そして第5シリーズが2022年4月22日から6月10日にかけて放送された。
その後、第6シリーズが、住み慣れた金曜ナイトドラマ枠から火曜21時台に引っ越しをしたうえで2023年10月10日から12月5日まで放送されている。
その後、同枠で第7シリーズが2025年1月から放送予定。
毎回展開されるものは時代の流れに反映したものが多い。
現在でも本作は人気で再放送が何回か不定期(昼夜問わず)で行われている。
松岡昌宏(TOKIO)が、女装して家事を行う、人呼んで「家政夫」の三田園薫(みたぞのかおる)を怪演する。
ただこの男、派遣された家の「しつこい汚れ」まできれいにしてしまう、凄腕の家政夫だったりするのだ。
放送の最中には、三田園(松岡)による、放送で披露した家事の知恵を紹介する。
2022年5月28日の放送にて『THE STAGEお寺座の怪人』として舞台化が決定の告知がされた。
それでは、主題歌のご紹介を致します。
音楽はワンミュージック。
いずれのシーズンもジャニーズが主題歌を飾る。
第1シーズン
第2シーズン
第3シーズン
第4シーズン
Hey!Say!JUMP:Last_Memaid…
第5シーズン
Hey!Say!JUMP:area
第6シーズン
Hey!Say!JUMP:それぞれ。
お次は、本作に登場する人物のご紹介でごさいます。
※登場人物名/演じる役者
本作の主人公。むすび家政婦紹介所に所属の家政夫。緩くパーマをかけたセミロングの茶髪のカツラと、クラシカルな白いブラウスに黒いスカートを着用し、丸縁眼鏡を掛けている。家政「夫」の名が示すとおり女装した男性である。ちなみに肌色のストッキングを穿いており、ムダ毛の処理もばっちり。更に下着は清純な白いパンツである。身長180㎝(第3シーズンで公言。ヒールの分を足すと更に高くなる)
服装こそ一昔前の淑女といった感じだが、体格と顔つきと声(裏声)は男性のそれであり、むすび家政婦紹介所の皆は、三田園が女装した男性だと知っている。(このことについて、第1シリーズでは、家政婦の一人が、「家政婦は女性が主流なので、需要のある女性に変装している」と憶測している)
が、時折女装を解いて真の姿で現れることもある。
口癖は「痛み入ります」。普段は女性のような高い声を出し、言葉使いも非常に上品だが、たまに素に戻るときはドスのきいた地声を発する。
家事は一流。様々な知識を有しており、他には、格闘術、工作術(盗聴器発見装置を自作)、追跡術、盗撮術、そして非常に鋭い観察眼をもっており、まるでどこぞの諜報員かのような八面六臂の活躍を見せる。
依頼主の家のに蔓延る"汚れ"を見つけるとそれを暴いて家庭を崩壊させたくなる性分で、そのためには覗き、盗撮、依頼主の私物を物色、金庫を勝手に開ける等、手段を選ばない。最終的には誰にも気付かれないうちに周到な罠を張り巡らせて秘密を探り出し、暴露して崩壊に追い込んでしまう。
しかし、彼女(彼)が秘密を暴露して崩壊させた家庭は大抵何らかの形で再生していく。
依頼主は三田園が女装した男性であると知っていたり、単に「でかい女」と認知していたりとその回ごとに違う。今のところ明確に「女装」であるかどうか疑問を投げかけたのは第1シリーズでの依頼先の子供だけであるが、その時の回答は「どちらでもお好きなように」と答えた。
だが依頼主以外の花田えみりなどから三田園が男性であると指摘しようとするともの凄い顔で睨まれる。
身体能力は非常に高く、怪力の持ち主であり、成人男性と力比べしても推し勝ち、誰かを追いかける時はスカートの裾をめくって、陸上選手並の脚力を披露している。第2シリーズではゴジラでも壊れないネジで施錠されたドアを蹴飛ばし(のちに細工がされていたことが判明)、ロープ一本で車の発進を止めるなどのすご技も披露した。ここまでくると最早人外である。
そんな万能な三田園が唯一恐れているのは幽霊。幽霊がらみの依頼になると明らかに動揺し、念仏を必死に唱えたり、悪霊退散の為の謎の踊りを踊ってみたり、最終的には耐えれなくなると悲鳴をあげて気絶までしてしまう。
そんな彼女(彼)の過去は謎が多く、結所長によると彼は元々富田健吾というゴシップ記者で、とあるアイドルと大物政治家のスキャンダルをスクープしようとして見つかってしまいその政治家により圧力を掛けられてしまうようになったが、諦めきれない彼は家政婦をしていた妹、康江に依頼してその政治家の家に潜入してもらうも一か月後、康江は不可解な死を遂げてしまう。
その後の調査で妹は事故死と断定されたが、不明な点が多く一部ではその政治家が仕組んでいたのではないかと言われており、その日を境に健吾は姿を消したという。それについては自身もその政治家に命を狙われたため女装して三田園薫と名乗っているというのである。
しかし、後に健吾と三田園は別人で、この話も全てデタラメで「こういわなければ家政婦を辞める」と脅された結による作り話であったことが判明した。
しかし、ラストで康江が死んだらしき場所に花を供えている彼の姿があったことから妹の死と命を狙われているということは事実である可能性が高い。
第1シーズン最終話で開けられた三田園のトランクの中には、某世界的IT企業のCEOや某国大統領、某有名格闘家と一緒に映っている写真のほか、ナース服に警察の服まで見つかり、結局、何故女装しているのかは分からずじまいで第1シーズンは終わった。
第2シーズンでは三田園は、当初失踪しており、むすび家政婦紹介所の皆はダイオウイカを追って海を潜っていたら種子島にたどり着いたという可笑しな理由じゃないかと言っていたが、その後普通に登場し第1シーズンと同じく何事も無かったかのようにむすび家政婦紹介所に籍を置く。
失踪の原因も結局わからずじまいであった。
第3シーズンではアラブの石油王の元で働いていたが結所長に日本へ呼び戻され、甥である村田光の教育係に指名され、「甥である光を一人前にする」という指令を与えられた。
※当人物記事にネタバレが掲載される可能性がありますので執筆には十分ご注意ください。
むすび家政婦紹介所
むすび家政婦紹介所の所長。元派遣家政婦。あっけらかんとした性格。お金儲けにせこく、花田えみりからは「銭ゲバ」と呼ばれることも。三田園が女装をして働いている理由について、何らかの事情を知っている模様。
第3シリーズでは脱税の疑いを掛けられて営業停止しており、冒頭で再開したものの最終回で再び税務署が調査に来てしまっていた。
むすび家政婦紹介所所属の派遣家政婦。25歳。明るく優しい性格だがドジっ子でもある。三田園とペアを組む事が多く、なぜ彼が女装しているのかと強い興味を抱く。第6話ではかつての恩師の家に派遣され、同じく派遣された三田園を辞めさせるため釣り糸でカツラをとったことも。(その際三田園は咄嗟に藁人形の帽子を被った)
じつは実家はかなり裕福な家庭。その家の事情で1度家政婦を退職するつもりでいたが、恩師の家での出来事を経て仕事を本気で続けたいと決意し、父から勘当されて家政婦を続けることになる。
ちなみに所長の話だと、詳細は不明だが三田園はえみりの家を狙っていた模様。しかし最後までその真意は分からずじまいだった。
第2シーズン
第2シーズンで三田園とペアを組む新米家政婦。言うなれば第1シリーズの花田のポジション。妹と弟がおり、スーパーのタイムセールを狙いに行くなど、家は裕福ではないようだが、かつては高級エステを受けられる程豊かな生活だったらしい。父親が昔愛人を作り母を苦しめていたらしく、そのせいか第2話で不倫している男に嫌悪感を抱き、明らかに冷めた態度で接した。
家政婦になって日が浅いせいか、どうも家政婦の領分を超えた口出しが過ぎるきらいがある。
第3シーズン
村田光(むらた ひかる)/ 伊野尾慧(Hey!Say!JUMP)
第3シーズンより三田園、恩田とチームを組む新米家政夫。結所長の甥で、社会経験を積むために入社した。人の悪い所より良い所ばかり見るお人よし。初登場時に三田園に「三田園さんは男ですか?女ですか?」と禁断の質問をした。最終話でミュージシャンになるため退職することを決意したが依頼先で現実を知りミュージシャンを目指すのをやめ今度はアイドルを目指すためもうしばらくむすび家政婦紹介所で働くこととなった。
第3シーズンで三田園、村田とチームを組む家政婦。家政婦としての腕はいいが疑り深く他人を信用しない。依頼主の家庭の事情を推理しようとする癖を持つが大抵外れる。第4話で裁判傍聴マニアだったことが判明した。
阿部真理亜
第4シーズン
村田光
前作から引き続き登場。今回は三田園と新たに入社したと霧島舞とチームを組む。現在はアイドルを目指し休日はレッスンに通いながらむすび家政婦紹介所で働いている。
第4シーズンで三田園、村田とチームを組む新米家政婦。趣味は人間観察で、依頼主の秘密を覗かずして感づいてしまう。また、嘘が苦手で思わぬトラブルを起こしてしまうこともある。
今まであったことのないタイプの人物である三田園に興味を抱き、その秘密に迫ろうとする。
阿部真理亜
式根志摩
第5シーズン
村田光
前作から引き続き登場。今回は三田園と新たに入社した本仮屋素子とチームを組む。
第5シーズンで三田園、村田とチームを組む新米家政婦。元々は不良グループに所属していたが、敵対するグループとの抗争の際に三田園に助けられたことで三田園を慕い、「姐さん」と呼ぶ。
考えるよりまず体が動いてしまうタイプで少々おバカで無計画な一面もある怖いもの知らずだが筋の通らないことが嫌いで情に厚く涙もろい一面も。
阿部真理亜
式根志摩
第6シーズン
村田光
前々作、前作に引き続き登場。今回は三田園と新たに入社した矢口実優とともにチームを組む。
第6シーズンで三田園、村田とチームを組む新米家政婦。
20歳だが、人生経験がかなり豊富。
阿部真理亜
式根志摩
第7シリーズ
第7シリーズで三田園、村田とチームを組む新米家政婦。
刑事の父と科捜研の母を持つ捜査のサラブレッド。両親から受け継いだ捜査の血が騒いでしまい、何でもかんでも調べたがる。
その他
シーズン2の第4話の冒頭にてスナックに登場する謎の演歌歌手。本作の主題歌も努めている。(詳細は人物記事へ)
関連イラストをご覧頂きましょう
関連動画のご紹介をいたしましょう。
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【ミタゾノ流ダンスエクササイズ】
「おや~?どうやら非公開になっておりますわね~?誠に残念でございます…」
関連タグ、誠に痛み入ります。
家政婦は見た!:タイトルと世界観の元ネタとなっている。
サムライカアサン:他局のドラマ、主演が城島茂、ジャニーズ主演ドラマ繋がりだが、茂子の時とは違いこちらは女装ではなく母親役であるため女性という人物設定を取り入れている。
私の家政夫ナギサさん:家政夫ドラマ繋がり。
家事ヤロウ!!!、ソレダメ!~あなたの常識は非常識!?~:家事情報番組繋がり。
物語に登場したネタ関連のタグ
バ美肉おじさん/バーチャルYouTuber:第4シーズンにて、バーチャルYouTuberをしているとある家族の父親が家族とコミュニケーションをとろうとする人物として使われた。
第6シーズンにて、再び登場し依頼人の関係者であるとある女性が某海賊王漫画の某キャラ名に空似(明らか)しているオタが登場することに。(しかもいずれの回にしても必須機材まで本格的だった)
ガッツ石松:バックオーライのセリフとして使われる。