トカゲ御三家
とかげごさんけ
ポケモン御三家の中でもトカゲがモチーフになっているトカゲポケモン三種のことであり、カントー御三家のヒトカゲ(炎)、ホウエン御三家のキモリ(草)、ソード・シールドのガラル御三家であるメッソン(水)の登場を以って、トカゲモチーフの御三家で草・炎・水の3タイプが出揃ったため、こう呼称されるようになった。
実際のモチーフと性能面
分類はとかげと付くポケモンと共通するが、モデルとなった動物は異なる。ヒトカゲはサラマンダー(実際はドラゴン)、キモリはヤモリ(言語によっては区別しない事もある。また進化するとドロマエオサウルス科の要素が強くなり、在命爬虫類とかけ離れた体形になる)、メッソンはカメレオン(進化するとトビトカゲやバシリスクの要素が強くなる)である。
メッソン以外のトカゲ御三家に属するヒトカゲ、キモリはそれぞれ最終進化系がメガシンカする事でドラゴンタイプが付与されているため、メッソンの最終進化系もドラゴンタイプが付与されるのではないかと予想されていたが、水単タイプとなった。ちなみに、3匹とも何かしらのドラゴン技を習得できる。
攻撃面では3匹とも、物理攻撃力よりも特殊攻撃力の方が高いが、前者も決して低い数値ではないため(種族値80以上はある)、両刀のバトルスタイルも可能である。更に3匹とも、各世代の御三家中、最速の素早さ(種族値はいずれも100以上)を持っている。
そしてトカゲ御三家の最終進化系は
名前の最後が「ン」で終わるという共通点も。
リザード「ン」、ジュカイ「ン」、インテレオ「ン」
ポケモンしりとりでは負けてしまう。
1つのソフトでの入手
ポケモンUSUMでは鳥御三家が島スキャンで捕まえられるため、ストーリーを進めるときにモクロー、アチャモ、ポッチャマの3匹を入れて冒険することができたが、剣盾では事実上のポケモンの選抜が行われたため、発売当時はトカゲ御三家3匹を手持ちに入れて冒険することは残念ながら出叶わなかった。
しかし、DLC第2弾の冠の雪原でホウエン御三家の1進化・2進化ポケモンがダイマックスアドベンチャーで捕獲可能になったことで、トカゲ御三家を揃えることが出来るようになった。
ポケモンSVでは先にヒトカゲとメッソンが参戦しその後DLCでキモリが登場する予定となっている。
トカゲではないが、モチーフが近い御三家ポケモン
チコリータ系統は雷竜がモチーフである。ただし最終進化させないとそうには見えないが。チコリータの地点で恐竜のような小さな尾が付いておりドラゴン技も覚えることができる事から広義の意味でトカゲに近い系統といえる。
ツタージャ系統は最終進化の関係上、蛇ポケモンに分類されることが多いが、ツタージャの地点ではモチーフ自体はカナヘビではないかと言われており、カナヘビは蛇ではなく、トカゲの仲間である。
またワニノコ系統は、モチーフ自体はトカゲではなくワニであるが、ワニがドラゴン(恐竜)に近いということやドラゴン技を多く覚えることから、メッソン系統が登場するまでは、トカゲ御三家に近い立場であったといえよう。
更にポケットモンスタースカーレット/バイオレットでは、ワニモチーフの炎御三家であるホゲータが登場したことで、ドラゴンに近い動物モチーフのポケモンが、各タイプ最低2匹出揃うこととなった。
やはりこの4匹も、なんかしらのドラゴン技を習得できる。