パワースワップ

ぱわーすわっぷ

ゲーム「ポケットモンスター」シリーズに登場する技。

データ

DPt(第4世代)から存在する技。

自身と相手の攻撃面の能力変化を入れ替える技。

攻撃系の積み技を使う相手に対しては強烈なメタになりうる技。

しかし前述通り攻撃面だけである為、有効範囲がイマイチ狭く使い辛い。というより殴って潰した方が早い。

むしろ、「オーバーヒート」や「リーフストーム」など、反動で攻撃系ステータスがダウンする技と組み合わせると使いやすい。相手の火力を削ぎつつ、自分は火力を下げずに済むというメリットがある。

事実、BW2カップ・マスターリーグ世界大会ではナッシーがこの戦術によって準優勝を果たしている。

第9世代ではステラテラスタイプになったテラバーストのデメリットをこの技で押し付けるプレイングも可能となった。

が、ナッシーやブーバーンなどこの技と相性の良いポケモンが軒並み習得不可になってしまった。差別化にも有用なので、第10世代には再習得させてほしいところ。

効果文が抽象的なため具体的に記載すると、「自分ポケモンの攻撃ランクと相手ポケモンの攻撃ランクを入れ替える」かつ「自分ポケモンの特攻ランクと相手ポケモンの特攻ランクを入れ替える」効果である。

自分の攻撃ランクと相手の特攻ランク、あるいは自分の特攻ランクと相手の攻撃ランクを入れ替える効果ではない。

自分ポケモンの攻撃ランクが2段階上昇していて、相手ポケモンの攻撃ランクに変化がない場合にこの技を使うと、自分の攻撃ランクは変化なしに、相手の攻撃ランクは2段階上昇となる。

また、上記のように自分ポケモンの特攻ランクが2段階下降、相手ポケモンの特攻ランクに変化がないと、自分の攻撃ランクは変化なしに、相手の特攻ランクは2段階下降となる。

相手ポケモンに「おきみやげ」を使われた時のように、自分ポケモンの攻撃ランクと特攻ランクがそれぞれ2段階下降している状況でこの技を使えば、交代で出てきた相手ポケモンの攻撃ランクと特攻ランクをそれぞれ2段階下降し、自分の攻撃ランクと特攻ランクを元に戻すことも可能。

なお、この技によるランクの変化は「じこあんじ」などと同様に直接ランク上昇を起こすものではない。

つまりこの技により「かちき」や「まけんき」などは発動せず、「クリアボディ」なども貫通し、この技を使ったターン中に「しっとのほのお」を受けてもやけどにならない。