概要
水辺に近い場所に生息している鳥。
餌にするのは昆虫が主であり、飛びながら獲物を捕らえる。
日本にもおり、夏場にいる夏鳥。
名前の由来
昔から夜の森には「ブッ・ポウ・ソウ」と鳴く鳥がいることは知られていた。しかし闇の中で鳴くためにその姿を人が知ることはできなかった。
その鳴き声が仏・法・僧の仏教の三宝を象徴していることから、さぞかし有難い姿の鳥が鳴いているのだろうと昔の人たちは思いを馳せていた。
そして羽色の鮮やかさに由来するイメージから、いつしかこの鳥が夜の森にて「ブッ・ポウ・ソウ」と鳴く鳥と信じられたのが由来である。
(ブッポウソウの本来の鳴き声は「ゲッゲッゲッ」というものであり、実際に「ブッ・ポウ・ソウ」と鳴くのはフクロウの仲間のコノハズク)