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「ゲ、ソォォォ!」

CV:眞水徳一、スーツアクター:今井靖彦


概要編集

ミケラ金木犀イカ神隠しの3つのモチーフを融合させて作り出したトリノイド第8号。

モチーフ通り3つの目の有る白いイカの外見をしており、両下腿部と右肩、そして両手に金木犀が付いている。左肩には金木犀の葉の意匠が見られる他、其処から下に肩マントを羽織っており、この肩マントこそ彼の神隠しの要素である。

また、右腿に自身の製造ナンバーである「8」の刻印がある。イカらしく口癖「~ゲソ」


自身の身体に咲いた金木犀から発せられる、甘い香りを嗅いだ人間を異世界に飛ばす能力の持ち主であり、突然現れては人間を消す。

神出鬼没」を地で行く怪人であり、その要とも言うべき自身の隠れマントは一瞬で自らの姿を消せる為、相手は次に何処に出現するのか全く分からず、その魔手も防ぎ様が無い。こうした能力は戦闘でも存分に発揮され、自由自在に姿を消したり現れたりを繰り返しながら、イカのゲソ触手で縛る事によって身体の自由を奪った相手を電撃スパークで痺れさせたり、その腕をムチの様に振るって攻撃すると言うイカらしい戦法を取る。


尚、彼が人々を飛ばした異世界は日本の山野を思わせる美しい風景だが、開花時期でもないにもかかわらず水仙が咲いていたり、ワライカワセミが生息していたりと生態系はメチャクチャである。


活躍編集

侵略の園にてミケラから生み出されると共に、アナザーアースの人間を1人残らず消し去るべく行動を開始。凌駕を始めとする大勢の人々を異世界に飛ばしている最中、例によって異変を察知したブルーイエローが駆け付ける。

だが、当人は戦いもせずに隠れマントで姿を消す事で逃走し、それから数日の間に2人と交戦するも、その都度隠れマントで何度も撤退する。


そんないたちごっこを繰り返して1週間後、とうとうイエローに隠れマントを取られた事で姿を隠せなくなり、止む無く2人との本格的な交戦に突入する。

一方、異世界に飛ばされた凌駕は人々のダイノガッツを呼び覚ましており、その影響で現実世界のキンモクセイカミカクシはダメージを受けてしまう。そして「両手の金木犀が弱点」という事を見抜かれ、2人のアバレイザーで金木犀を撃ち落とされた事で人々は無事、現実世界に帰還。自身も3人揃ったアバレンジャーからダイノダイナマイトを受け倒される。


直後にジャメーバ菌を含む雨が降り、その雫を爆散した破片が浴びた事で再生巨大化する。

巨大戦では触手で縛り上げたアバレンオーを電撃スパークで苦しめるも、其処へ駆け付けた爆竜バキケロナグルスの連続パンチに怯み、その隙にアバレンオーはバキケロナグルスを爆竜コンバインした事でアバレンオーナグルスに変形。止めの爆竜必殺バキバキパンチを受け、冒頭の台詞と共に爆散した。


余談編集

モチーフは上記の通り金木犀イカ神隠しであり、劇中においてミケラが使用したカラーはそれぞれ金木犀がモクセイ科魅惑エキス入り誘いキンモクセイ色、イカがリングエキス入り軟体イカスミ色、そして神隠しが突然カミカクシ色


声を演じた眞水氏は『百獣戦隊ガオレンジャー』のシグナルオルグ以来2年ぶりのスーパー戦隊シリーズ出演となったが、今作を境にスーパー戦隊シリーズとは縁が無い状態がずっと続いている。


関連タグ編集

爆竜戦隊アバレンジャー 邪命体エヴォリアン ミケラ トリノイド


トリノイド製造番号

7号.ジシャクナゲンゴロウ→8号.キンモクセイカミカクシ→9号.バンクマッシュルーム


剣将ブドー札僧正:いずれも『星獣戦隊ギンガマン』に登場するイカモチーフの怪人達だが、前者は敵組織の幹部で、後者は前者の配下である。


ズ・ガルガ・ダ:『仮面ライダークウガ』において、同じく8号のナンバーを冠するライダー怪人


メ・ギイガ・ギ:同じく『仮面ライダークウガ』に登場するイカモチーフの怪人。



イカ娘:口癖が同じ。

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