『キングコーカサスカブト!』
キングクワガタオージャー「キングコーカサスカブト、発進!」
スペック
全高 | 220.0m |
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全幅 | 138.0m |
胸厚 | 55.2m |
重量 | 11000t |
スピード | 80km/h |
出力 | 5000万馬力 |
概要
コーカサスカブト城及びシュゴッドモードになったゴッドコーカサスカブトが変形した、超巨大ロボ。
城並びに本形態の正式名称は「巨大変形機械装甲 キングコーカサスカブト」。
シュゴッダム王家の血を引く者がオージャクラウンランスを台座に差し込む事で起動し、起動後はコックピットスペースに変形した王の間内の玉座及びランスで操縦する。
尚、変形時には装甲外部に搭載されたスピーカーから変形待機BGMが流れており、城周辺の浮上建造物も降下し道を作る仕組みとなっている。
剛腕による徒手空拳及び専用のガーディアンウエポンであるガーディアンヘラクレスが変形した「ヘラクレスアックス」を武器として戦う。
2000年以上前の建造物故に現在は壊れており、ラクレスの指示のもと修復が進められていたが、駆動部の老朽化並びに複雑化により難航。修復担当のコフキが「修復は不可能」と嘆く程だったが、シュゴッドの自己修復能力による駆動部の復元、全シュゴッダム国民からの部品材料供与とンコソパの協力による部品製造並びに分析・ジェラミーによる部品輸送作業により修復完了し起動した。
本機最大の特徴として、戦隊シリーズの超巨大ロボには珍しい自己修復能力が挙げられる。
この能力はシュゴッドから取り入れられており、この能力により一撃で倒されない限り外郭は何度でも復活する。機体自体もかなり堅牢で、劇中ではダイゴーグの国をも滅ぼす最大出力の一撃を食らって右腕の装甲を貫通した程度の損傷で済ませており、その後自己修復により一瞬で修復している。
必殺技は全エネルギーを右腕に集中させてヘラクレスアックスで切りつける「キングコーカサスカブトフィニッシュ」。
作中では超巨大化したダイゴーグを撃破した。
最終回では超絶怒涛究極完全体キングオージャーの合体シーンで一瞬だけ登場した。
建造目的
ラクレスの独白によると、この機体もキングオージャーZEROと同様にダグデドを打ち倒す目的で建造されたらしく、最終的にギラの手に渡るようにラクレスが一時舞台を退いた際にスズメに本機のことをギラや他の王様に教えるよう手引きをしていたようだ。
余談
- 初登場時のロボ戦は劇場版レベルのフルCGで歯車などの細部まで緻密に描かれているため一見の価値あり。
- 合体・変形時に待機音が鳴る戦隊ロボは多いが、大体は変身アイテムからのものでなおかつ明確に流れている描写は存在しないためロボそのものから、なおかつ待機音の出所が綿密に描写されるのは本作品が初。
- 一部では変形待機音の旋律が同時期の仮面ライダーのとある形態の変身待機音に似ていると話題になった。
- 変形完了音(BGM)はキングオージャーZEROと同じもの(正確にはインスト)。
- 一部では変形待機音の旋律が同時期の仮面ライダーのとある形態の変身待機音に似ていると話題になった。
- バンマニ動画内やオージャクラウンランスパッケージ及び機能によってその存在と外見だけ先行して明かされていた。
- スペックの通り、スピード以外は数値が桁違い。特に全高220mは既存の戦隊ロボの中で最も大きい。
- 現状唯一公式から必殺技名が明記されているロボであるが、正確には「オージャフィニッシュ」のような発動音声を引用したモノであり、本編をよくよく聞いてみると「コーカサスカブトストライク」なる音声も同時に流れている(もしこれが正式な技名であれば、恐らく他のロボにも必殺技名があると思われるが、あくまで一部の視聴者の考察及び推測に過ぎない為、実際は不明)。
関連タグ
ダイデンジン:シリーズ初の変形ロボで、変形の仕組みが恐らくオマージュ。
無敵将軍:城モチーフの巨大ロボ。
ギガントブラギオー:10年前の戦隊に登場する巨大ロボで、「巨大戦力が変形する」・「ある意味基地ロボである」・「(登場初期辺りは)レッドが操縦する」等の点が共通している。
ライオンハオー・オリオンバトラー・デカベースロボ:脚にキャタピラがついている単体で変形する大型ロボ繋がり。後者2つは基地ロボ繋がりでもある。
ギガントドリラー←キングコーカサスカブト