——これは、のちに“シュゴッダム史上最悪の王”と呼ばれた、とある男の物語である——
曖昧さ回避
TV本編第42話はこちら→ラクレス王の秘密(サブタイトル)
概要
2023年4月23日10時より、東映特撮YouTubeオフィシャルにて無料公開・配信開始された王様戦隊キングオージャーのスピンオフドラマ。
全3話で構成されており、第2話は6月4日10時、最終話は7月16日10時より公開された。
矢野聖人演じるシュゴッダム国王/ラクレス・ハスティーを主人公に据えたものとなっている。
発表時期は本編5話にてギラの出自が明らかになったというタイムリーなものであり、ラクレスの覇道を描く。
ラクレスがオオクワガタオージャーへ王鎧武装している姿や、ラクレスの所持する金色の剣がオージャカリバーZEROだと公式から明かされたのは本作発表が初。
タイトルロゴは、「ラクレス王の秘密」の部分がオージャカリバーZEROと同じ金色に輝いている一方で、「王様戦隊」の青文字や「キングオージャー」の赤文字部分は経年劣化して色褪せたタッチになっている。背後のクレストも、本編放送のそれは王冠のように輝く金色である一方、こちらは灰のごとくくすんで目立たないモノクロという対照的なカラーリング。
TV本編第42話も同じ『ラクレス王の秘密』であり、こちらの内容がスピンオフとも関係が深いという事でサブタイトルも同じにしたことが公式ブログで語られている。
あらすじ
第1話
シュゴッダム・コーカサスカブト城・研究所に足を運ぶ、ラクレスとドゥーガ。そこには女性科学者・ベダリアとその助手・コフキがいた。べダリアはラクレスに、キングオージャーZEROの修復が完了した、と告げる。それは、ハスティー家が何十年と待ちわびた瞬間だった——
第2話
「人を殺した」と自ら申し出、ゴッカンへと連れ行かれたラクレス。
トウフ国の片隅には、一刀両断されたはずのシデジームの姿。
シュゴッダム王家とバグナラク。双方で深化する、計略の果てにあるのは——
最終話
オージャカリバーZEROは起動し、オオクワガタオージャーの暗躍が始まった。
キングオージャーZEROも、人知れず戦いの地に降臨した。
残るは、壁画の謎。
運命と使命を一人背負いし孤高の王・ラクレスの秘密、ここに完結—