演:冨手麻妙
概要
シュゴッダムの研究所に勤める女性。ラクレス・ハスティーの命により『キングオージャーZERO及びオージャカリバーZEROの修復』に従事していた。
リタ程ではないものの少々ダウナーな節があり、王であるラクレスに対しても不遜な態度を取る人物。
その一方、頭脳と忠誠心は確かなもので、ラクレスは彼女が「シュゴッダムの為に生き、シュゴッダムの為に死ねる」と確信した上で上記の作業を一任しており、ベダリア自身も「この仕事が終わり次第『機密保持』も兼ねて用済みとして始末される」と解っていながらも、嬉々として受け入れ「骨を拾ってほしい」と頼むなど信頼関係を築いていた。
また甘党であるらしく、よく飴を口にしている(本人の癖なのかどうかは定かではないが、頬張った飴を噛み砕いたり丸飲みしていたりもする)。
オージャカリバーZEROの修復途中、カリバーに異変が起きたのに感づいたようだが、シデジームに殺されその死体を取り込まれてしまった。
しかし、実はスピンオフ1話の時点で既に城の秘密を解き明かしており、それについての報告を飴玉(のようなもの)に刻んで飲み込み、自分が処刑された後でラクレスにその秘密が伝わるように仕込む抜け目のなさを見せている。
本編最終話にて、全身が映らず腕のみの登場だったものの、死亡した彼女がハーカバーカからの援軍として現れ、超絶怒涛究極完全体キングオージャーの動力源の代用品の開発に着手していたコフキに飴を渡し、代用品のヒントを与えた(劇中ではコフキも名前を出さなかったものの、オーディオコメンタリーではこの時に来た人物がべダリアであることが明言されている)。
余談
- 名前の由来はベダリアテントウと思われる。
- 本編最終話の飴を渡すシーンで、同じく棒付き飴が印象的な次作のオレンジ戦士を想像してしまった人もいた。
- 無論、その戦士はただの甘党と言うだけでなくその飴をなめていなければ大変な事態に陥ってしまうためになめていたことが後にわかる様になる