CV:高乃麗
概要
直情的な性格を持つ敵組織「砂漠の使徒」三幹部の一人にして紅一点。小説版の地の文によれば、外見年齢は24~25歳程度。
直情的といっても烈火のような激しさを伴うものではなく、コミカルで子供っぽいものである。
三幹部の中では砂漠の使徒の使命に一番忠実で、アクの強いクモジャキーやコブラージャと比べると大分まとも。
カップルだらけのビーチでイラついたりファッション雑誌を読んだり爪を磨いたりと人間臭い。
戦闘の際は、伸縮自在な髪を操り25話ではキュアサンシャインを拘束したり、さらに髪をサソリの尻尾のような毒針に変えることができ、34話ではこの能力でキュアブロッサムを追い詰めるなど高い戦闘力を持つ。
ダークブレスレットで強化されると髪の性能があがるようだ。
いつもの髪型だとおばさん臭いが、髪を下ろすと普通に美人。10歳は若返って見える。
性格
喜怒哀楽が激しく、戦闘時も騒々しいなど、短気で直情的な性格で「こころの花」を奪った人間の悩みにケチをつけたりするなど子供っぽい一面を持つ。語尾に「よぉん」「だわぁん」など若干伸ばすのが口癖。
「こころの花」を奪った人間の弱みにつけ込ませて暴れさせようとするなど、卑怯な面を持つ一方、女性らしい趣味を見せる一面も併せ持つ。
三幹部の中でも砂漠の使徒の使命に一番忠実で、キュアサンシャインの必殺技を受けた影響で心が徐々に浄化されていき、時折物思いにふけるようになった事で、危惧していたクモジャキー達から戦線撤退を進言された事を怒り、最後のチャンスとして出撃を許してもらい、クモジャキー達からダークブレスレット二つを借り、自身のダークブレスレットを合わせて使用してプリキュアに挑むほど。
他の二人に対してはケチをつけているばかりだったが、他の仲間同様、仲間意識を持ち、消滅する際、自らのダークブレスレットを自分に渡してくれた二人に涙を流しながら感謝し、ダークブレスレットを返した。
詳細 (以降ネタバレ注意)
第25話でキュアサンシャインと戦い、髪でサンシャインを拘束し追い詰めるもポプリの応援によりパワーアップしたサンシャインにより髪を引きちぎられた上、必殺技によって「ぽわわわわ~ん」と浄化されかけた。
その際はクモジャキーとコブラージャによって阻止されたが、その後も後遺症が残り若干戦意を喪失。
サバーク博士から渡されたダークブレスレットによって邪悪さを取り戻すまでそのままだった。
しかし、第40話でプリキュアの浄化の光を浴びて再び戦意を無くしてしまい、クモジャキーたち他の幹部に戦いから離れ後方に下がるように諭されてしまう。
納得のいかないサソリーナはサバーク博士に最後のチャンスをもらい、クモジャキーたちが貸してくれたダークブレスレットを携えてプリキュアに挑む。
3つのダークブレスレットの力でプリキュアを追い詰めるも、ブレスレットの力に体が耐え切れなくなり動きを止めてしまう。
その隙にハートキャッチオーケストラをもろに受けてついに浄化。
自分を看取るクモジャキーたちに涙を流しながら感謝の言葉を告げ、カタクリのこころの花(花言葉:嫉妬・寂しさに耐える)を残して消滅した。
直後、こころの花はいずこへと飛び去っていく。その先には…
サソリーナのこころの花の持ち主と想われる女性が登場。顔は映されていないものの、山奥の療養所で目を覚まし笑顔を見せた。サソリーナ時のことは覚えていないものの、悪い夢を見ていた感覚だったとのこと。
最終話ではえりかの予想内にて保育園で保育士として働く姿が登場したが、小説版ではサソリーナとして活動していた時には停職中であった保育士だったことが明確に語られた。
不慮の事故により預かっていた幼児を死亡させてしまい、それが元で社会的制裁を受けた後、精神に不調をきたして療養中であったとのこと。
Pixivでの扱い
ネタキャラとして描かれることも少なくない。
また、三幹部の中で一人だけ敵であるプリキュアとも、味方であるクモジャキーやコブラージャとも、専用カップリングタグがない不憫なキャラクター。せめてこれから二人カプのイラストが増えて行って欲しいものである…無理か。
関連タグ
砂漠の使徒 サバーク博士 ダークプリキュア クモジャキー コブラージャ デザトリアン きれいなサソリーナ
スコルプ:前々作におけるサソリモチーフの先輩。
ラミイ、臨獣スコーピオン拳ソリサ:スーパー戦隊シリーズにおける蠍モチーフの女幹部並びに女性怪人。