概要
プリキュアシリーズの敵組織では初登場となる戦闘員でもある。
砂漠の使徒の3大幹部であるクモジャキー、コブラージャ、サソリーナや
ダークプリキュアに大勢引き連れられ、手足となってプリキュアの前に立ちはだかる。
つぶらなお目目と後頭部のチョンマゲがチャームポイント。
恰好こそ皆同じだが、体格や背丈は一人一人違っている。
「キーキー」と喋る。「キー」しか言ってないのに会話が成立する。
上司をおだてて仕事させたり、下らない作戦をまじめに実行したりと結構な働き者。
自分の所属する組織を「辛気臭い」とぶっちゃけてしまったこともある。
カンフーマスター(自称)や変身する力を失った月影ゆりでも互角に戦える程度の戦闘能力。
プリキュア相手には殴られたり蹴飛ばされたり、しまいには派手な爆発で吹っ飛ばされている。
その代わり耐久力は高いので1回倒してもすぐに起き上がって再び襲い掛かってくるため、地味に鬱陶しい。
コフレ曰く「弱いけどタフ」。
というか、そもそもスナッキーたちを完全に倒すことはできない。
全身タイツを着た人間のような姿をしているが、身体の中にはサンドバッグのように砂が詰まっている。彼らはいわば動く砂人形なのだ。
衣装が破れれば傷口から砂が出てきてしまうが、その際には救護班と思われる個体が手当てを行う。
手当はこぼれた砂を詰め直して傷口をテープや包帯で塞ぐだけと、とってもお手軽。これだけでダメージは完全治癒。
デザトリアンのように浄化もできないので、見方を変えれば不死身の敵なのである。
これらの、体格などに個性がある・雑兵なのに頑丈・救護班がおり完全な使い捨てではない・個人の意見を言う…という特徴を総合すると、雑魚戦闘員という位置づけの中ではかなり特異なキャラクターと言える。
普通の個体よりも大きく額に赤いしるしが付いているボスナッキーという個体がいる。
これが彼らのリーダー格と思われる。
劇場版では、サラマンダー男爵がコウモリのような姿をした亜種を使役している。
余談
元ネタはショッカー戦闘員…というかジョッカーの皆さんの方が近いかもしれない。
ABC公式サイトでのキャラ紹介絵では、妙にカッコいい。
第10話では、白いうさぎを頭に乗せた個体が登場していたが、これは原画に参加していたすしお氏が自画像に描くキャラクター。ブロッサムの攻撃をとばっちりを受けてスナッキーごと吹っ飛ばされてしまった。