概要
加音町の人々に対して、みんなで斉唱する悪者。マイナーランドの三幹部である。
序盤ではただのバックコーラスといった扱いで、ハモったり上司にあたるセイレーンにこき使われるばかりであった。第1話からずっと出ずっぱりなのに第5話まで個別台詞がなかった幹部なんて、彼らぐらいのものだろう。
だが次第に横暴かつ私怨まみれなセイレーンへ、不満を積もらせるようになっていく。
セイレーン同様、ネガトーンを生み出す能力を持つ。また、「トリプルマイナーボンバー」という、3人で超級覇王電影弾の様に突進する技も持っている。
そのセイレーンがプリキュア側についてからは、メフィストにより音符集めの任務がトリオに引き継がれるが、誰がリーダーとは特に決めなかった。そのため3人の中でリーダー権争いが発生して、ギャグ描写こそ交えつつも険悪な雰囲気となっている。
また、第26話でメフィストは悪のノイズで3人をパワーアップさせている。
これにより凶悪さが増したパンキッシュな姿となった。↓
強化後に乗るようになった骨のような乗り物の名前は『フライングノート』。
今までの意趣返しにセイレーンを粛清しようと躍起になったが、いつも返り討ちに遭っていた。
その後、そのメフィストまでもがマイナーランドを見捨てて3人は根無し草となる。
そんな時にファルセットが隠していた本性を現し、他の2人の上に立って指揮を執るようになった。それと同時にファルセットはバスドラとバリトンを半魚人のような醜悪な姿に変えてしまった。↓
ちなみにこれらは公式サイトで「最終形態」とされている。ちょっとあんまりじゃないか?(実際バリトンはガチで嘆いていた)
第43話にて、元々はメイジャーランドの三銃士であることが判明。メフィストによって洗脳された存在だった。
第46話では、3人ともノイズに吸収され、最終形態へのパワーアップを許してしまった。
しかしその後、ノイズから解放され、3人とも元の姿に戻る事ができた。
メンバー
詳細は単独項目も参照。
バスドラ
低音担当。タラコ唇とヒゲが特徴的な中年。
セイレーンと仲が悪い。ニューリーダーになりたがっている。
一番リーダーになった回数が多く、出世欲が強い。また、一度だけメフィストをうっかり呼び捨てにした。
最終形態はバリトン以上に酷い姿になっているがバリトンほど気にしておらず、むしろ泣いたバリトンを見て「戻してやれよ!」と気遣う姿も見られた。
バリトン
中音担当。青い髪のイケメン。ナルシスト。
イケメンなのにカッコイイシーンがほとんどないというか、序盤はリーダーになれないなどパッとしなかった残念なイケメン。
最終形態になったことで泣くほどショックを受けており、ファルセットに対し「元に戻してやれよ!」と真っ先に言いたくなる人。
ファルセット
高音担当。クセっ毛の三枚目。
セイレーンは彼の頭の上に乗っていることが多いが、キレた彼女に髪の毛をむしられることも。
後半にキャラクターが豹変した。
余談
キャラクターデザイナーの高橋晃曰く、彼らのデザインは「鳥(ノイズ)に捕食される」というイメージから両生類をベースにしているとのこと。(『高橋晃 東映アニメーションプリキュアワークス』より)
例として、バスドラはオオサンショウウオがモデルであることが明かされている。