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CV:斧アツシ

概要

低音担当。緑色の巨大な顎髭とタラコ唇が特徴的な、恰幅のいい中年男性。セイレーンには表向きは素直に従っているが、3人の中で彼女に対する反抗心が最も強く、次第に凄まれても不貞腐れた態度を取ったり、単独行動を積極的に行うようになった。セイレーンがリーダーから降ろされた時は、メフィストによって一時的に新リーダーに起用された。セイレーンがリーダーを復帰してからも、隙を見てはリーダーの座を狙っている。セイレーンがキュアビートになってからはちゃっかりリーダーの座に居座ったようだが、他の2人からは相変わらずそう思われていない。

普段はファルセットバリトン同様、歌以外にあまり言葉を発しないが、本来は喜怒哀楽が激しく、一人称は「俺様」で、かなり傲慢な性格。悪知恵を働かせるなどしてプリキュアを追い詰めることもあるが、その傲慢さ故に調子に乗りやすく、これが原因で敗北することも多い。また、自分の髭にはこだわりがあるようで、髭が乱れた時は動揺を見せた。

メフィストによるパワーアップ後は髭や髪が逆立ち、体型が筋肉質になった。また、3人の中では唯一、骨のような肩の装飾と顔のヘ音記号のマークが両側についている。

第37話以降は、本性を現したファルセットにより、バリトンともども半魚人の様な醜悪な姿に変えられてしまった。両肩にカラスと思われる鳥の頭蓋を模した肩パッドと骨のような翼を装備しているとバリトンと比べて派手な印象となった。尚、姿を変えられた際には、変貌した自分の姿を見て嘆き悲しむバリトンに同情し、「元に戻してやれよ!」とファルセットに抗議するという意外な一面を見せていた。当然、自身もこの姿を気に入ってはおらず、その後も事ある毎に元に戻すように文句を言ったり、ハロウィン回でバリトンと同様アコに「変な仮装」と言われ、「仮装じゃねーよ!!」と怒っていた。

しかし、元々はメイジャーランドの三銃士であり、第43話でメフィストの捨て身により、バリトンとともに呪縛から解放され元の姿に戻った(ついでに言えば傲慢な言動も薄れた)。

余談

演者の斧アツシ氏は11年後黄キュア父親を演じている。

モチーフはオオサンショウウオで「鳥(ノイズ)に捕食される」というコンセプトであるようだ。

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