曖昧さ回避
- 歌唱において、本人の平時の音域を超えた高い声を美しく出すための声、またその出し方の一つ。いわゆる裏声の一種だが、話し声など地声から不意にひっくり返ってしまった高い声のことを指す裏声とは区別されることもある。
- 『スイートプリキュア♪』の登場人物の一人。本記事で記述。
概要
CV:奈良徹(前作「ハートキャッチプリキュア』で酒井まさとをバカにしていたモブの男子生徒を演じていた)
高音担当。桃色の瞳と頭髪が特徴の青年。一人称は「僕」。メフィストと同じく目の下に隈ができている。
丁寧だがやや間の抜けた口調で話し、彼だけはたまに歌の音程が外れている。セイレーンは彼の頭の上に乗っていることが多く、激怒した彼女が八つ当たりし彼の頭髪がむしられるのはお約束の流れ。リーダーであるセイレーンやバスドラの傲慢さに対して呆れたような表情をしばしば見せることも。
低音を不快に感じており、もしもリーダーになった暁にはメンバーに低音を禁止させると語る程だが、バスドラによる低音の歌唱を認める発言もある。
メフィストによるパワーアップ後は骨のような肩の装飾と顔のヘ音記号のマークが左側につくようになり、戦闘面では手からピンク色のムチ状のエネルギーを出し相手を拘束する能力を披露した。
前述したセイレーンの髪むしりに加え、普段から発言の数が少なかったりトリオ・ザ・マイナーの中で唯一ネガトーンを呼び出していなかったりと不憫な点が目立っている。
中盤以降のファルセット(ネタバレ注意)
中盤でメフィストが完全に悪のノイズから解放されると「用済み」だと言い放ち、姿や態度が豹変。
バリトンやバスドラを驚愕させ、視聴者にも大きなショックを与えることとなった(ファルセットショック)。豹変後はメフィストの後任リーダーとしてノイズ復活のために奔走する。
バスドラ達曰く、(悪のノイズの影響もあってのことだろうが)ノイズに対しては絶対的な忠誠心を誓い常に彼のために全てを捧げていたらしい。
しかしその忠誠心が仇となり、重傷を負ったノイズを過剰に心配する声を「うるさい」と一蹴され彼の怒りのままに吸収されてしまった。
元はメイジャーランドを守る三銃士の一人。最終的にはノイズが浄化された影響で彼も浄化されたらしく、幸福のメロディによる復活後は元の容姿と性格に戻り涙ながらに謝っていた。
豹変後が本性かとも思われたが、どうやら復活後の様子を見るに豹変前の優しげな性格が素であったようである。
ファルセットの豹変は「ファルセットショック」の名前で視聴者に多大な衝撃を与えたが、そもそも「ファルセット」とは「偽りの声」や「仮の声」という意味であり、実は名前からして豹変フラグは立っていたとも言える。