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メフィスト「出でよ!ネガトーン!」

「ネガトーン!」

CV:大林洋平バリトンとの兼役)

概要

セイレーントリオ・ザ・マイナー、あるいはメフィストなどのマイナーランド関係者が生み出すことができる。

ネガトーンを作り出すには「伝説の楽譜」から抜け出て人間界に散らばった音符が最低一個は必要である。また、音符単体ではネガトーンを生み出すことはできず、その音符が物体や生物に事前に取りついていないとならない。

出でよ! ネガトーン!」の掛け声とともに音符に魔力のようなものを注入すると、7色の音符から悪い赤色の音符に変化し、その音符が取り付いている物体や生物を巻き込んでモンスターに変身する。

ネガトーンは破壊力のあるモンスターだが、最も特徴的なのはネガトーンの攻撃には常に「不幸のメロディ」という音が伴うことにある。それは周囲にいる人々に無差別に悪影響を与える。理由なき悲しみが植え付けられ、生きる気力がなくなり、重度の状態のようになって何もできなくなる。不幸のメロディの影響範囲は強力な個体ほど広くなる。なお、これらの悪影響はプリキュアには効果はない。

マイナーランド関係者はすでに回収している音符からネガトーンを作り出すこともあるが、大抵の場合は「トリオ・ザ・マイナーが人間界のモノに取りついている音符を見つけたとき、その場にちょうどプリキュアたちもいて、音符争奪戦が始まり、業を煮やしたセイレーンらがその音符をネガトーンに変化させてプリキュアたちを攻撃するという展開が定番であった。

ネガトーンはマイナーランド勢力にとっては単なるプリキュア討伐兵器にすぎなくても、プリキュアたちにとっては自分たち以外の人々の心を壊しかねない恐ろしい存在である。

第35話ではメフィストが自らネガトーンとなった。

外見

外見はベースとなったモノ+鳥の白骨(但し、トリオ・ザ・マイナーが強化された第26話以降は黒骨に変わっている)。どこか完全体ノイズの面影がある。

あれ、何処のファンガイア?

そしてハミィセイレーンの額にあるハートのようなマークが逆さまになって付いている。

さりげなく、プリキュアシリーズの中でもかなり不気味な部類のデザインである。

敵の浄化後について

浄化後、ネガトーンの素材となった音符と取りついていたモノが分離される。音符は元の色に戻り、ハミィの持っているフェアリートーンの中に溜め込まれる。

各話のネガトーン

話数モチーフ召喚者
1、2レコードセイレーン
3コントラバスセイレーン
4ケーキセイレーン
5-1クラゲ不明
5-2カメラセイレーン
6ケーキの箱セイレーン
7音吉人形セイレーン
8シュシュセイレーン
9セイレーン
10ゴリラの人形バスドラ
11シンバルバスドラ
12バスドラ
13楽譜セイレーン
14海草セイレーン
15スプーンセイレーン
16メトロノームセイレーン
17ラジコンカーセイレーン
18石の門セイレーン
19セイレーン
20音符バスドラ
21時計メフィスト
22樹木バスドラ
23の人形バスドラ
24ハミィのサンドアートバスドラ
25唐傘お化けバスドラ
26扇風機バリトン
27アンテナバリトン
28救急箱バスドラ
30響のテストバスドラ
31ロードローラーバスドラ
32ウサギの人形バスドラ
33トランペットバスドラ
34複数の楽器メフィスト
35鼓笛隊の人形メフィスト
35、36メフィストメフィスト本人
37カボチャファルセット
38オルゴールファルセット
39サッカーボールファルセット
40ピアノファルセット
41ファリーのダミーファルセット
44伝説の楽譜ノイズ
映画楽器メイジャー3
ショーチューブラーベルファルセット
ショーオルゴールファルセット
ミュージカルショー①童話バスドラ
ミュージカルショー②バスドラ

余談

名前の由来は「ネガ>ネガティブ」&「トーン>音色・調子」だろうか。割と安直な呼称が多いプリキュアシリーズの中ではかなりお洒落なネーミングである。

Web上では「メガトーン」と誤記している人が多いようだ。ちなみにメガトーンとはトランペットなどのマウスピースの一種のことを指す。こちらも音楽絡みなので間違える気持ちもわからないでもない。

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