「戦慄の踊り子、臨獣スコーピオン拳のソリサ!」(修行その4)
データ(プロフィール)
身長 | 198cm(邪身豪天変時・49.5m) |
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体重 | 71kg(邪身豪天変時・17.8t) |
得意リンギ |
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秘伝リンギ | 重獄変(じゅうごくへん) |
好きな場所 | 砂地、狭いところ |
好きな食べ物 | 昆虫 |
好きな言葉 | 「蠍百まで踊り忘れず」 |
CV | 安達忍 |
概要
この世に蘇ったリンリンシーの1人であり、五毒拳の紅一点。リンリンシーの姿では赤い布を身に付けている。
頭部がそのまま蠍となっており、全身をその外骨格に覆われた姿を持つ。背が高く、手足もスラッと長く伸びたモデル体型なのも特徴。
蠍を手本とし、踊りのような華麗な体術で鋭い踵の刺を叩き込む臨獣スコーピオン拳の使い手である。
彼女の臨獣スコーピオン拳は尾を振り上げて相手を威嚇する蠍の動きを真似、そこにダンスを取り入れる事で様々な闘法として完成させた、彼女独自の拳法となっている。そこへリンシーズを統率する事で、更に無限の攻撃バリエーションを発揮するのもこの拳法の特性である。
そして隠し技として、さながら背中に子供を背負う蠍の如く、無数の子サソリに相手を襲わせる秘伝リンギ「重獄変」を持つ。
ゲキイエローとは互角以上に戦う。
尚、今まで1度もパートナーを持たずに1人で踊り続けて来た為、恋人に対しては従順になってしまう癖が無自覚に備わっていた。
活躍
修行その4「ゾワゾワ!五毒拳」
五毒拳全員でゲキレンジャーの前に登場。息の合ったチームワークで3人を苦しめ、ゲキトージャすら敗北手前まで追い詰めるも、反撃を受けて一時退却する。
修行その7「シュバシュバ踊ろう!」
悲鳴を集めるべく街へ繰り出すと、駆けつけたゲキレンジャーと交戦。リズムに乗った自身のダンス攻撃で3人を一蹴すると、ブルーを踏みつけて「最高でしょ?私達のダンス」と耳元で囁く。
だが、この様子は影で見守っていた獣人マガにとっていちゃついているようにしかみえず、怒りと嫉妬に駆られたマガが邪身豪天変で巨大化したため、闘志を削がれて退却する。
撤退後、再びリンシーズを引き連れ美希達の前に登場すると、再度ゲキレンジャーとダンスのやり方で戦う。
しかし、ダンスにはダンスという美希のアドバイスを受けた3人は踊りながら戦い、抜群のチームワークでリンシーズを倒されてしまう。するとそこへメレの言葉を受け、「愛の戦士」になったマガが登場。
ゲキレンジャーの攻撃を「体油包」で守ってもらい、「ソリサ、俺が盾になるから存分に戦え。お前には最強の攻撃力がある。俺は最強の防御力で、それを助けたいんだ!」と言う言葉に心が動き、マガを盾にゲキレンジャーの攻撃を防ぐと共に自身のカポエイラ攻撃である「紅蓮朱鞭脚」を放ち、ゲキレンジャーは倒れてしまう。
「最強の矛に最強の盾、最強コンビ、ついに結成ね」
その様子を、遠くからメレが満足げに見つめていた。
修行その8「コトコト…ひたすらコトコト」
最強コンビの誕生に、絶体絶命のゲキレンジャー。「良かったじゃない、マガ。さあ、理央様のために、トドメ刺しちゃいなさい」と言うメレの言葉に対し、マガは「いや、俺の全てはソリサの為にあるからなぁ」と返す。ソリサもソリサでマガを「イヤ~ン♥もうダ~リンったらぁ~♥」と相手を「ダーリン」呼ばわりするまでにベタ惚れしてしまい、急に言葉使いも甘くなる始末。彼が「乾杯しよう」と言ったため、彼女はそれに従いその場から2人で去ってしまう。
その後、人々の悲鳴を集めた時にジャンが登場し三度交戦。ゲキバズーカの時間稼ぎのため、向かっていくレッドだったが、当人が時間稼ぎを嫌になったのを良い事に攻撃し、マガにお姫様抱っこされながらその場を後にする。
臨獣殿のマガの部屋で酌み交わしつつ、相変わらずいちゃついていてばかりいるのを見たメレは流石に怒って出撃するよう発破を掛ける。不本意ではあったが、それでも2人はラブラブに出撃する。
お祝いの花火として、マガが火山を噴火させようとした時に例によって駆けつけたゲキレンジャーと戦闘に突入。ゲキバズーカに激気を込める2人を守って戦うレッドを叩きのめすソリサだったが、相手は美希の娘のなつめの作る「豚の角煮」を思い出し、ひたすら耐える。そして激気が満タンになった所でレッドの「豚の角煮~~~~ッ!!」と言う叫びと共に3人は激激砲を発射。攻撃の盾になるマガだったが、防ぎ切れずに結局敗北し、その場で石化し砕け散ってしてしまう。
その弱さに「弱い男はサイテー!大嫌い!」と憤ったソリサは、何の未練も無く邪身豪天変で巨大化。巨大戦では開戦と同時に真っ赤な蠍を大量にばら撒き毒に侵す秘伝リンギ「重獄変」を繰り出す。無数の蠍でゲキトージャを覆い尽くすが結局は振り解かれてしまい、自身の飛翔朱鞭脚で挑むも大頑頑拳を喰らい、そのまま石化して砕け散った。
余談
ある種類のサソリは交尾の際に雌雄でハサミを繋いでダンスすることで知られており、これが戦闘スタイルに取り入れられているのだと思われる。
声を演じた安達女史は『超力戦隊オーレンジャー』の執事コチャ以来、11年ぶりのスーパー戦隊シリーズ出演となった。奇しくもオーレンジャーにもサソリの怪人が登場している。
好きな言葉の「蠍百まで踊り忘れず」は正しくは「雀」である。サソリは百年も生きない(スズメもだけど)。
おそらくわざと言っているか、もしくは単に間違えて覚えているのだと思われる。
関連タグ
獣拳戦隊ゲキレンジャー 臨獣拳アクガタ 臨獣殿 五毒拳(ゲキレンジャー)
ラミイ/ラミイスコーピオン:『恐竜戦隊ジュウレンジャー』に登場した、同じく蠍がモチーフの女幹部。
忍者スズメバチ:同じく戦いの中で恋する乙女となった戦隊怪人。こちらの相手はよりにもよってヒーロー側。
サソランジン、ゴ・ザザル・バ、スコーピオン・ゾディアーツ:蠍モチーフの女性怪人繋がりのライダー怪人。
サソリーナ:3年後の『ハートキャッチプリキュア』に登場する蠍繋がりの女幹部。
スコーピオンイマジン:同年の仮面ライダーに登場する蠍モチーフのライダー怪人。