「ドーラモンスター?バーカ。私はれっきとしたバンドーラ様の幹部なんだから。名前は、秘密捜査官ラミイ!」
「さ〜て、どうやってとどめを刺そうかしら?」
演:河合亜美
概要
初登場は19話で当初トットパットやブックバックも彼女を知らなかったらしく、バンドーラから「グリフォーザーにはあんな可愛い奥さんがいたんだよ」と告げられた時は2人共驚いていた。
おしどり夫婦で2人が抱き合う光景を見たトットパットとブックバックからは、「(こっちが)恥ずかしくて見てられない!」と顔を覆う程。
彼女も戦闘ではブーメランを武器にグリフォーザーと共にジュウレンジャーと戦う女戦士であり戦闘能力も夫に引けを取らず、5人を圧倒する実力者。
主にティラノレンジャーやプテラレンジャーと激戦を繰り広げることが多い。
上記の夫婦仲からコンビネーションは抜群で、油断ならない相手。
変装が得意で、変装合戦ではメイと互角以上に渡り合い、彼女を追い詰めた事もある。
極め付けはラミイスコーピオンと言う怪人態があり、バンドーラの魔力で巨大化すると怪人に変化、ブーメランと後頭部の触手で戦う(※劇中この姿を披露した回数は少ない)。
蠍や巨大な岩に変身して転がって攻撃する事も出来る。
劇中では未使用だが、戦闘用マスクも所持しているらしい。
秘密捜査官
彼女には秘密捜査官と言うもう1つの顔があり、寧ろこちらが真骨頂。
捜査官としての役目は恐竜の卵の追跡であり、初登場19話で卵を手にした暁にはグリフォーザーが人語を話せる様バンドーラに頼んでいた。
他の幹部が彼女を知らなかったのも恐竜の卵を追って別行動だった事、
過去の戦いで守護獣による封印を免れた唯一の人物だった所が大きい。
最終回では仲間と一緒に壺に封印され、宇宙の果てへと追放されたが、
その後グリフォーザーとの間に子供を儲けたのは彼女にとって幸せな事だろう。
余談
サソリがモチーフだが、名前はラミアの捩りであると思われる。
当初デザインでは両腕にプロテクターがあり、脚はタイツのみであったが、肌の露出を増やそうという要望で右腕を露出させ左脚にプロテクターを着ける現在の形に変更された。
左脚はプロテクターが当たる為、タイツも破れ易かったと言う。
演者の河合女史は今作がスーパー戦隊シリーズ初出演となった(特撮自体はメタルヒーローシリーズの『機動刑事ジバン』や『特救指令ソルブレイン』等で既に出演済み)。
2年後『忍者戦隊カクレンジャー』では、アミキリの声と人間態を演じている。
『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』では「スコルピーナ」という名前で第16話『強敵!グリーンレンジャーⅢ』で登場。ゴルダーの相棒だが、夫婦ではない。
第89話でレンジャー達の通う学校の転校生サブリナに化け、「逆さまダンスパーティー」(女性から男性をダンスに誘う)に潜入するが、作戦に失敗して以降は全く登場していない。
当初は日本版の映像を吹き替えていたが(日本語版では中沢みどり、山川亜弥(第49話以降)が吹き替えを担当)、途中から現地のサブリナ・ルーが演じた。
関連タグ
マンマルバ、スコルピオ(キュウレンジャー)、スコーピオン・ゾディアーツ サソリーナ:蠍の幹部繋がり。