「儂の芸術と一緒にしないで欲しいわい、プリプリ…」
CV:大山豊/スーツアクター:飯干隆子
概要
妖精レプラコーンの流れを汲むバンドーラ一味の幹部。
青いエプロンと金色の眼鏡を着けた、耳の長い白い老人の外見をしている。一人称は「儂」。
モンスター図鑑を参考にし、一味が使役する怪人のドーラモンスターや戦闘員のゴーレム兵を粘土を捏ねて作り出すのは彼の役目。口癖も名前通り「プリプリ」。
職人気質ならではの気難しい性格の持ち主で、プリプリ怒っているが腕は確かであり、自らの生み出したドーラモンスターを自分自身の「作品」(「傑作」と評する事も)と見る一方、人間の作った芸術作品を高評する一面もある。
また、作ったドーラモンスターにはそれなりの愛着があるらしく、第2話でドーラスケルトンを差し向ける際には「幸あらん事を……」と十字を切って見せた。
その一方で、自身が気に入らない造形だった為にネンドーラに入れなかったドーラモンスターを、その能力に目を付けたバンドーラの命令で渋々誕生させられる事も度々あるし、自身に無断でトットパットとブックバックにドーラトトイスなるドーラモンスターを勝手に作られた事も有る。特に後者に関しては「出来損ないの際物」と扱き下ろしていた事から、ドーラモンスターに実用性や実利ばかりを求め、自身の様に芸術性を顧る事のまるで無い幹部達に囲まれた苦労人とも見て取れる。
尚、粘土細工以外のものも作れるらしく、最終話で再封印された後、グリフォーザーとラミイの間に子供が出来た際には「ゆりかごを作る」と意気込んでいた。
余談
モチーフはレプラコーン、そして名前の由来も不機嫌さを表す擬音語である「プリプリ」+レプラコーン。
デザインはレインボー造型企画の前澤範がモデルとなっており、当初は樹木のモンスターと言う設定であったが、造形段階で変更されて今の姿になった。
関連タグ
恐竜戦隊ジュウレンジャー バンドーラ一味
レプラコーン
ドーラモンスター:自身の作品。
クレオン(リュウソウジャー):恐竜スーパー戦隊第4作目に登場する怪人作り担当の後輩。周りの幹部に振り回される面も共通している。
創造の使徒ミケラ、無限の使徒ヴォッファ:恐竜スーパー戦隊次回作における怪人作り担当の後輩。