ピクシブ百科事典

クランチュラ

くらんちゅら

『魔進戦隊キラメイジャー』の登場人物で、敵組織「ヨドンヘイム」の幹部の1人。
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「美しいものは忌々しい…。クリスタリアの王オラディンよ。貴様らの輝きなど、全て汚し尽くして闇に塗り替えてやる。ヨドン皇帝のためにな」

「私は、ヨドンヘイムの大幹部。邪面遣いのクランチュラ様だ(ドヤ顔)」

CV高戸靖広
SA神尾直子

データ

身長/160cm
体重/208kg(現在は5分の4の166kg)
邪面/邪面→地球文明をモチーフにした様々な邪悪な仮面
ハッシュタグ/#クランチュラ #ヨドンヘイム #邪面 #知ってるか #マシュマロ #キラメイレッド

概要

闇の帝国ヨドンヘイムの軍事組織「ヨドン軍」の参謀を務める幹部。組織における所謂「悪の科学者」的なポジションで、肩書きは「闇の仮面遣い」。
邪面師達を紹介する時は、「〇〇(モチーフとなった地球の物)って知ってるか?」とガルザに問うのが恒例。
キャラクター的にはマッドサイエンティストに近く、作戦は基本的に後述する『美学』に則って行う為、それ故にトンチンカンな作戦を考案するエピソードが多い。
その一方で、作戦に支障が出たり、生み出した邪面師や邪面獣が負けたりすると、地団駄を踏んで喚き散らすヒステリックな一面もよく見受けられる。

外見

緑と白カラーリングの悍しい顔の仮面(口元の意匠を見るに、男女を模していると思われる)が2つ付いた目元を覆う程の兜を被った、赤い悪魔の様な出で立ちをし、首元には戦闘員のベチャットが付けている物と同じ「邪面」を身に付けている。

面妖なる面遣い
クランチュラ



人物

本人もヨドンヘイムの構成員の例に触れず、美しさや輝きには嫌悪感を持ち、クリスタリアを侵略した後の次の目的地・地球の美しさに対して吐き気を覚える程だが、一方でそこで生まれた文明には「面白い」と言って興味を示しており(恐らく、文明の負の側面を楽しんでいる?)、「地球文明によって地球を侵略する」が彼のモットー。地球由来の物をモチーフにした邪面を被らせた邪面師・邪面獣を解き放って人間を襲わせるのは、自身の趣味趣向から来る物である。

クランチュラ


また、エピソード15で初めて地球に単独出陣した際、ダルマさんが転んだ用いたデスゲームを開始する、作戦を立案する度に「面白い作戦」と称している事から合わせて見ると、侵略以外に楽しみがない環境に居るからかも知れないが、『仕事は楽しく』行う主義。

闇の邪面遣い クランチュラ



能力

主に魔法を駆使する他、闇エナジーから邪面を生み出す力を持っており、その力でベチャットや闇獣に邪面を被らせる事で邪面師邪面獣を生み出し、それを送り込む事で地球を汚そうと目論む。
大きめの刃先にメーターが備わった巨大な槍・毒槍『ヨドメーター』で武装しており、生み出した邪面師が集めた「闇エナジー」がどれ程貯まったのかを確認でき、メーターが赤い所まで振り切ると邪面獣を召喚出来る侵略ゲートを開ける様になる。
また、立場上基本的に直接戦線に関わる事はあまりないが、背後からの狙撃を瞬時に察知して、後ろを見ずに銃弾をヨドメーターで弾き返す等、ガルザ程とはいかずとも戦闘能力は高い。
作戦に関しては後述の内容から、直接武力を使用した作戦は失敗する傾向が目立つ。

クランチュラが生み出す邪面は前述の理由から、地球文明をモチーフにしたものが主体だが、それは道具や食品等の分かり易いものから、システムや概念と言った形のない存在まで実に多種多様。更にはその多様性を応用し、以前に生み出した邪面の弱点が露呈すると、同様の能力を持ちながら、解釈の変更で弱点を克服した改良版を生み出すと言う離れ業もやってのけている。
また、作戦の内容によっては文明と直接関係がない生物・自然現象と言ったモチーフの邪面を用いる事もあり、邪面のバリエーションは最早、何でもありの領域に至っている。
但し、上記の遊び心(クランチュラ曰く美学)から、明らかに失敗した邪面師邪面獣を生み出す事が希にあり、それが難点となっている。

尚、過去2回のクランチュラのみの単独出撃では、(最終行程の邪面獣の召喚を除けば)基本的に直接的な武力を振るわず、単純な言動で対象を追い詰める戦法がメインで、侵略で発生するコストパフォーマンスでは極めて効率が良い上、暴力的なアクションがほぼ見られない為、何も知らない人間を巻き込み易いメリットもある(エピソード15のマブシーナが正にそれ)等、流石に参謀を務めるだけの狡猾な策略家である。

人間関係

ヨドン軍

立場的にはガルザの部下に当たるが彼をライバル視しており、元々はクリスタリア人=部外者だと思っているのか敬語は使わず「ガルザ」、「貴様」等と言って呼び捨てする等、対等ないし上から目線で接し気味な面がある。

異種100本ノック7番目 ヨドンヘイム


その一方、本質的には小心者であるかのような描写や、ガルザの秘めた獰猛さ・残酷な面には恐れを抱いているようなシーンが度々挿入され、彼の傍若無人さや行動に不平不満を抱く事も少なく無いが、彼へ真正面から態度を改めるよう厳命したり反発する度胸は無い様子。
しかし、エピソード10ではキラメイジャーによる、度重なるスモッグジョーキー奪還・運用に加え、覚醒したジャメンタルの研究の過程を『失態』と見て嘲笑していた(だが、即座にガルザに首根っこを掴まれ、危うく消されかけそうになった)。
更に、新たに登場した幹部・ヨドンナに対しては、彼女を『新参者』と見て「若輩者が自分より上の地位に就いている」事へのやっかみのように行動している犬猿の仲。

以上のように、作中の描写では同格に対する当たりが強く、性格や作戦に問題がある困ったちゃんであるかのように見えるが、実際のところは、彼が組織の潤滑油になっていると言っても過言ではない。

ガルザに対しては、真正面から反発するような素振りは見せない一方で、彼の横暴さに対してたびたび注意する事はあり、後述のジャメンタル研究所の回では、真正面から彼に対して讒言している。
嫉妬心をむき出しにしたヨドンナへの当たり方に対しても、実際にはその権限や性格から、ガルザ以上に独断専行の多い人物であった為、彼の言動の方が正しい事も多い。
また、最初にヨドンナと会った際には、彼女の持つ邪悪な素養を見て警戒心を抱き、ガルザに気を付けるように忠告している。
それ以降も、基本的にガルザとヨドンナの両者は「目的の為ならば、部下を使い潰すのは当然」と酷使する考えが強いのに対し、クランチュラは部下の才能から適切な邪面を製造・譲渡し邪面師に合致した作戦を立案する、ヨドンナが邪面師やベチャットの寿命を削る強化を行う度に叱責する等、特に部下の為に働く姿が多く、その性格と思想から暴走し兼ねない2人の、ブレーキ役となっている節がある。

ヨドン軍まとめ


また、邪面師に対してもオーブン邪面とフリーザー邪面の例にあるように、互いに協力して作戦に当たるのは当然と考えているように、自身もガルザとヨドンナと言う『個人』に対しては文句を言いつつも、彼等の『作戦』には余計な口を出さずに協力する為、彼等の能力に対しても一定以上の信頼を寄せている事は分かる。
ガルザとヨドンナにしても、彼を軽んじてはいるものの、上記の通り(現状は)邪面を作れるのはクランチュラだけである為、クランチュラの意見を無視できない状況にある。
その為、俯瞰的に見ると、ヨドン軍において暴走しがちな上司2人を牽制し、部下への補佐を行い取り立てる等、むしろヨドン軍内でまともな人間関係を築いているのは彼だけである。
この他にも、闇エナジーの貯蓄と管理、巨大戦力である邪面獣の召喚と、特に実務面での働きが非常に目立ち、表立って部下を率いつつ裏方としてもきちんと働くと言う、何気に一番の働き者である。
また、ガルザがヨドンアイビーを使った大規模な作戦を行使した際には、彼にしては珍しく、邪面師を切り捨てる作戦であったにも関わらず進んで協力しており、命を懸けた作戦を実行する際にはヨドンナに頼んで自身の分身を作る等、作戦や能力が有効であると思えば『美学』を捨てて協力したり、自身の作戦に利用する、強かな柔軟性も持ち合わせている
上記の『美学』による難点を差し引いても、参謀としては優秀な部類かつ、組織人としても真っ当な感覚の持ち主である。

総じて言うと、性格・思想・言動と言った諸々の要素に問題がありつつも、ヨドン軍と言う組織の人材を纏める能力を持った『要』のような存在。

ヨドン軍以外

エピソード41にて、猫人間と化した熱田充瑠と行動を共にした事で、互いに『作り手である』事と『どのような作品も等しく大切である』事を理解して以降、険悪な空気がなくなった。
更にエピソード43では後述の通り、充瑠の為なら率先して手を貸し、その後の離脱時も攻撃せずに、充瑠の無事を望む風な言葉を送ると、(充瑠に対してのみだが)既に敵対心はなく、友誼の念を抱いている節すら見せている
エピソード44に至っては、ヨドン皇帝に奪われた最後のカナエマストーンを充瑠に託すと、ここまで来ると仲間と言っても過言ではない。

但し、これらは飽くまでも充瑠だけであり、他のメンバーに関してはエピソード44以前までは敵対心が残っており、特に宝路に至っては『クリスタリアの王族』と『ヨドンヘイムの参謀』と言う事も合って、険悪なシーンが見られる。

各話の動向

エピソードZERO

ベチャットを引き連れてクリスタリアの王宮を襲撃、玉座の間に居たオラディンに襲い掛かるも猛然と抵抗する相手に苦戦。
遅れて参上したガルザの援護でオラディンを戦闘不能に追い込んだが、彼が玉座の後ろへ隠したマブシーナの存在に気付けず、彼女が地球へ逃げ延びる猶予を与えてしまった。
尚、この時のクランチュラの声は加工されており、本編以上に不気味さを醸し出している。

エピソード1


「よかろう、見ていろガルザ! 既に先遣隊として、特別な巨獣を送り込んだ!」

次の侵略の目的地である「地球」へと辿り着き、その先兵として邪面獣ジャグチヒルドンを解き放ちヨドン軍の侵攻を開始させた。
しかし、5人揃ったキラメイジャーと、キラメイストーンが変化したキラメイ魔進にジャグチヒルドンが倒され大規模侵攻が失敗。これ以降は邪面師を送り込んでの局地作戦で闇エナジーを集め、それで小規模なゲートを開いて邪面獣を呼び出す作戦へと切り替えた。

エピソード4

CARATが保管している白いキラメイストーンを、マブシーナを利用して奪取しようと目論むガルザの策略をサポート。邪面師ネアンデルタールジン邪面の集めた闇エナジーを用いて邪面獣キュウセッキバスラを召喚、キラメイジャーを巨大戦に釘付けしてガルザが策略を成功させるまでの時間を稼ぐ。
ところが、キラメイレッドの密かな単独行動によりガルザの策略は失敗。その流れで邪面獣を振り切り駆け付けたキラメイジンと、ガルザが操縦するスモッグジョーキーが戦闘するのだが、キラメイジンを追い掛けて来たキュウセッキバスラが運悪く、スモッグジョーキーの攻撃を妨害するアクシデントが発生。
これに気を損ねて憤慨したガルザが一方的に処刑宣告を下し、キュウセッキバスラを容赦無く甚振った末に撃破する光景を、ヨドンヘイムから映像越しに見せ付けられたクランチュラは、「怖っ……ガ、ガ、ガ、ガルザ、怖っ!!」と堪らず恐れ慄いてしまった。

エピソード7、8

邪面獣レーネツダガメスを地球を送り込む為に相当量の闇エナジーを必要とする為に、対になるオーブン邪面フリーザー邪面の兄弟邪面師を地球に送り込む。

しかし、当の兄弟邪面師は兄弟らしく、抜群の連携戦法で闇エナジーを効率よく闇エナジーを集める……所か、仲が悪くてお互いの行動を邪魔し合って喧嘩に発展する始末。作戦が思う様にいかなくなかった事態に、映像越しでガルザに不満をぶちまける。

「なんなんだ、あいつら! 兄弟なら当然連携して、闇エナジーを集めて邪面獣を召喚してくれると思ったのに〜〜っ!!」

そこでガルザが一計を案じ、フリーザー邪面を唆して副作用のある栄養ドリンク『ウスギタゴールド』を服用させる。
そうして、フリーザー邪面を限界以上に酷使し闇エナジーを集めさせ、副作用が生じた所で抹殺、彼が加入していた『闇の保険』で補填された分も合わせる事で、規定量の闇エナジーを貯め切ると言う、ブラック企業も真っ青な所業の奸計(※オーブン邪面には密かに説明して知らないフリをさせた)で召喚に漕ぎ付け、余りの所業にクランチュラ自身も恐れ慄いてしまった。

「ガルザ怖っ!……知ってたけど、怖っ……。だがこれで、闇の保険も加わり、エナジーは満たされた! ゆけ、レーネツダガメスよ!」

一度はガルザが駆るスモッグジョーキーとの連携で、キラメイジャーを追い詰めるが、操縦していたガルザが「光の巨人」のイメージを受け取った事で動きを止めてしまい、レーネツダガメスの方もエネルギーの大量消費で休眠状態に入った事で、キラメイジャーの退却を許してしまう。

最終的には、キラメイレッドがホワイトキラメイストーンから生み出した魔進エクスプレスと、魔進ジョーキーが合体したキングエクスプレスによって、レーネツダガメスを用いたキラメイジャー討伐に失敗。

屈辱に塗れながら帰還したガルザを遠巻きに眺めるが、直後怒りを爆発させたガルザが、強烈な闇の波動を放ちそれに吹っ飛ばされる。
それがヨドンヘイムに伝わる真なる悪の感情『ジャメンタル』である事を悟るが、クリスタリア人のガルザがジャメンタルに目覚めたのは予想外だったらしく、慄くとともに「クリスタリアの者が覚醒するなんてぇ〜っ!」と悔しさ混じりにのたうち回った。

特別編『ガルザとクランチュラのジャメンタル研究所』

「ジャメンタルの事を教えにきてやったんだぞ。お前、『光ディスク』を知っているか?」

ガルザが覚醒したジャメンタルのコントロールに必要な3つの要素を教える為に、どこから持ってきた光ディスクでエピソード7及び8の事を振り返った。

この回においてのクランチュラは自身の部下である、邪面師を勝手に利用したガルザに対して「何で私に黙って、勝手に利用するんだ!? お前、ほうれんそうって知っているか?」と聞いた時、ガルザが「フン、バターソテーにすると美味い野菜だろう?」とボケて返すと、珍しくお茶面な一面を見せた為、堪らずツッコミ役に徹したり、ガルザの傍若無人な行動を指摘した時には「部下は手駒に過ぎん。己の目的を果たす為のな」やら「邪面師等、闇ゲートを開く為の消耗品に過ぎん」などと薄情な回答を返され、その事に対し「うわぁ〜……ブラック企業の社長かよ、お前!」「ひどいね本当に。キラメイジャーもドン引きだ」と邪面師に同情する態度を見せていた為、ガルザと比べて部下の邪面師とは良好な人間関係を築いている事が察せられる。

そして、ジャメンタルに関わる2つの要素として「怒り」と「憎しみ」のことを教えるが、残り1つの要素は自分でもはっきりとは分からなかった為、ガルザに憤慨される事に。

ガルザ「何だと……?今なんと言った!?」
「いや、だから、その……最後の1つははっきり分からない…」
ガルザ「ふざけるな! ここまできて許されると思うのか!? 思い出せ。それがダメなら考えろ!」
「あぁーーっ!! そして、ああ〜〜! 私の邪面師がまた1人……」

しかも、機械の不調で映像を止められなくなった為、再度キングエクスプレスの初戦の場面を見せつけられたガルザが、ジャメンタルのコントロールの最後の要素嫉妬に気付き、打倒キラメイジャーを宣言しつつ膨大なジャメンタルを放つガルザに、「怖っ!! ガルザ、怖っ〜〜!!」と何時も通り怖気づいた。

エピソード15

「おやおや〜? お前はクリスタリアの姫だな? 丁度良い! 私と一緒に遊ぼうか」

新たな作戦の原案となるアイデアを探さんと、自ら地球に降り立った傍ら、街中で「ダルマさんが転んだ」ならぬ「ダルマさんがヨドンだ』と言う遊びを一般人相手に決行、少しでも動いた人間をだるまに変えていき、それを見かけたマブシーナも強制的にそれに加えさせた。
そして、後から来たブルーとシルバーを除くキラメイジャーと遭遇、ここに来て初めてキラメイジャーと対面する事になった(その際、為朝から「ダルマサンガコロンダ邪面」と邪面師に間違われた事に憤慨し、自らを「ヨドンヘイムの大幹部」と称した)。

新たにキラメイジャーの4人を加えて「ダルマさんがヨドンだ」を再開すると、

  • フェイントを掛けてキラメイグリーン自滅させて捕縛。
  • 残るキラメイジャーがクランチュラを狙撃してゲームを終わらせようとするも、それを読んでヨドメーターで防ぐと同時に跳弾で反撃、回避により姿勢を崩したキラメイピンクを捕縛。
  • 追い詰められたキラメイレッドに、ベチャットの横槍(恐らく、上記の狙撃の仕返しも兼ねていると推測)でバランスを崩させ、近くのキラメイイエロー共に倒れさせ捕縛。
等と、大幹部に恥じない知略を見せ付け、あっと言う間にマブシーナ1人に追い込んだ。

そこに時雨宝路博多南からの連絡を受けてやって来るも、勝負の邪魔をさせまいと、クランチュラは結界を張って彼等の侵入を阻止した。
だが、「結界は地中20m以降及んでいない」と言う穴があった為、宝路とマブシーナがテレパシーで遣り取りした後、マブシーナがだるまに変えられた人々を救出した所で、魔進ドリジャンの奇襲を受けて、クランチュラは「ダルマさんがヨドンだ」ゲームに敗北。

だがさすがは大幹部、自分よりも遥かに巨大なドリジャンの攻撃を受けながらも、殆んど無傷に等しい状態でクランチュラは体勢を立て直すと、「次のゲームだ~!!」と憤慨しつつワナゲヒルドンを召喚、自身はそれと入れ替わるようにヨドンヘイムへ帰還。
だが、結局ワナゲヒルドンは倒された上に、嫌悪するガルザから皮肉を投げられてしまったものの、アイデアの収穫は上々だったようで、クランチュラは「面白い物がたくさんあったぞ。地球を苦しめる、たくさんのアイデアが浮かんだぞ」と口許に余裕の笑みを浮かべマシュマロを頬張るのだった。

エピソード16

「地球でかっぱらってきた、この『マシュマロ』とかいう物、マジうまぁ〜い! ……でも、あとちょっとしか無〜い!」

前回の単独出撃にて余程マシュマロの事を気に入り、マシュマロをモチーフにした邪面師・マシュマロ邪面を作り出して、人間をマシュマロにして混乱を撒き散らすと同時に、自分はそのマシュマロを頂く一挙両得な作戦『地獄マシュマロ化作戦』を実行。
マシュマロ邪面が人間を変貌させたマシュマロを、見事に献上してくれる事を心待ちにしていた。

更には、マシュマロ邪面が闇エナジーを貯めた所で、以前に一瞬で倒されたハッシャボタンリガニーの反省を踏まえた改良型邪面獣・ハッシャリガニーの召喚に成功する。

しかし、結局は両戦力がキラメイジャーに破られ、マシュマロ邪面がマシュマロ化した人間達も元に戻ってしまう。

「ああ~っ! 私のマシュマロが、元の人間に戻ってしまった〜……おかげでこれが……最後の1つ……」

手持ちのマシュマロも残すは1個になってしまった現実に、クランチュラは意気消沈し思わずよろめいた。
だが、運悪く背後に居たガルザへぶつかった拍子に、最後のマシュマロを床の汚水に落としてしまい、絶望の嗚咽を漏らすのだった(「そんなに欲しいなら彼らのようにで金を出して買えよ」or「悪役なんだから前回と同様にかっぱらえよ」と言う視聴者からのツッコミも)……。

エピソード19

「ガルザ、知ってるか? 人間はライフスタイルに合わせて家を住み替えるらしい。そこでだ、“魂の住み替え”という妙案を思いついてだな…」

新たな作戦の最初手として、ガルザからスモッグジョーキーを貸して貰い、自らがそれに搭乗して市街を暴れ回り、宝路がコントロールするギガントドリラーと交戦していた。
しかし、その実態は新たに生み出した邪面師・スミカエ邪面の能力「住み替えビーム」でキラメイジャーとキラメイ魔進の魂を入れ替え、大幅な弱体化を狙うものだった。

そんな事を知る由もないキラメイシルバーは、残るキラメイジャーを呼び出して2対1で改めて交戦したが、普段のガルザでは有り得ないコミカルな動きに、キラメイジャー達が混乱している隙に、スミカエ邪面の住み替えビームを見事命中させた為、足早にヨドンヘイムに帰還。

帰還後、スミカエ邪面とハイタッチして喜んでいたのは、何故かクランチュラの声をしたガルザで、その直後ガルザの声を発するクランチュラ自身が現れた……そう、クランチュラは出撃する際に、自身とガルザを対象に魂の住み替えを行ったのだった。
怒り狂う寸前のガルザを宥めつつ、スミカエ邪面の住み替えビームで元に戻った所で、改めて作戦の概要を説明した。

そして、スミカエ邪面が見事に闇エナジーを貯めた為、邪面獣ジュウタクローンダガメスの召喚に成功した……が、やはりと言うか敗北してしまうのだった。

エピソード24

「我ながら最低な演奏! 地球の奴ら、私の演奏が流れていたとは思うまい」

ヨドン軍バンド
バンドしちゃうぜ!!



『地獄リサイタル作戦』を展開する邪面師スピーカー邪面の能力を行使し、自画自賛する程の不協和音を轟かすバイオリンの腕前を披露するクランチュラだが、途中でスピーカー邪面のアンテナが折れた為に一時中断した。
そして、スピーカー邪面が小夜の患者である少年・幸也の闇エナジーでアンテナを修復した所で演奏を再開しようとした瞬間、エレキギターを構え、演奏にジャメンタルを乗せたジャメサウンドをかき鳴らすガルザに出番を奪われ、渋々譲ることにした。

そして、スピーカー邪面が倒れたタイミングで闇エナジーが溜まると、スピーカー邪面が倒されたにも関わらず、酔い痴れるように演奏を続けるガルザにその事実を悟られないよう、こっそりと邪面獣ジュークボックスヒルドンを召喚、その場からそそくさと退去した

エピソード25、26

「実はな……今までで、一番自信作の邪面師が出来たんだよ! 能力は『爆弾』というシンプルな物だが、そこに美学を持たせた。これは、私の様な意識高い系でなければなし得ない事だぁー!! はっはっはっはっ〜!!」

新たにバクダン邪面を生み出し、地球に汚す事を画策。
上記の発言の通り、バクダン邪面が自分が今まで作り出した邪面師の中でも相当な自信作だった為、スキップしつつ喜んでいると、ガルザに「つまらん事ばかりにかまけていると、今度こそヨドン様の逆鱗に触れるぞ」と釘を刺されてしまう。
その事に身震いしつつも、ガルザの忠告に耳を傾けずに「今度ばかりは余計なお世話だっ!」と突っぱねるが、案の定生み出したバクダン邪面はクランチュラが変な拘りを取り入れたせいで、地球を十分に汚す事どころかまともな戦闘も出来ない有り様で、ガルザも怒りを通り越して呆れ返ってしまった。

しかし、地球に潜伏していた同胞にして、ヨドン皇帝の秘書官・ヨドンナが自ら作り出したヨドンチェンジャーから連絡が来た事に驚愕。
更に彼女からバクダン邪面の居場所を聞かれ、「偉そうな口を利くな!! ポッと出の新入りのくせに!!」と真っ向から反抗するもヨドン皇帝の名前を出された後電撃の制裁を浴びせられて渋々その要請に従う羽目になった。

その後、ヨドンナの様子を確かめに地球へと赴き、彼女の立場を認識したガルザに対し「あの女は何か隠してる気がする。もしかすると、我々にとっても危険な存在かもしれない」と警告する。
しかし、ガルザはクランチュラからの警告を無視し、ヨドンナと手を組む事を画策するのだった……。

尚、クランチュラがガルザを嫌っているのは周知の通りだが、上記の通り彼にヨドンナへの警告を発している事から、ガルザを(飽くまでも彼女よりはマシな程度でだが)信頼している風に見られる。

エピソード28

かつてクリスタリアを滅ぼしたヨドン皇帝直属の最強の闇獣・ゴモリュウに邪面を装着させて邪面獣プロジェクターゴモリュウに改造。
プロジェクターゴモリュウをカムフラージュできる、パッド式の送信機を独自に開発し、それによってキラメイジン相手に、ワンサイドゲームに追い込む事に成功した。

エピソード29

プロジェクターゴモリュウの熱暴走が治まった折り、ガルザとヨドンナが居なくなった為、2人が居る場所に現れた。
そこで封印されたオラディンを発見して驚くも、直後に本来の目的の「プロジェクターゴモリュウを再び進軍させるか?(要約)」と尋ね、ヨドンナが進軍を指示したので、プロジェクターゴモリュウを再び進軍させる。
だが、ミラクルクリスタルに転生した魔進オラディンの登場と、オラディンとハコブーが合体したグレイトフルフェニックスの活躍に、癇癪の絶叫を上げた。

エピソード30、31

ガルザ不在の中でも、何時も通り地球侵略の為にマネキン邪面トルソーヒルドン(エピソード30)、ピンチインアウトダガメス(エピソード31)等を造るものの、いずれもヨドンナの横槍が入り、クランチュラが立案した計画から外れたモノになってしまった。

エピソード32

一時離脱していたガルザが考案する大規模作戦の為に、ナゾカケ邪面を制作し作戦を開始する。
ナゾカケ邪面が作戦を展開している間、ヨドンヘイムにて新たに3体の邪面獣を作成していた。
その際、ヨドンナから一気に召喚できるのか訝しげに問われるが、「闇エナジーの貯蓄がたっぷりあるからな。ナゾカケ邪面はパパパのチョイナで大丈夫だ!」として自信満々に彼女を制した。

そして、ナゾカケ邪面が破れたもの陽動が上手く進み、アタマルドに居るガルザの指示でタンクリガニーシールドシェルガセンゴクバスラを地球に送り込む事に成功した。

闇の邪面遣い、最後の戦い?(エピソード36)

「今回の作戦はラップで勝負。相手は私だけど大丈夫? 響くぜ邪悪なクランチュラップ! リアルな奴らはクラップユアハンズ♪」

久々の単独出陣でラップに乗せたディスり(悪口)に心が支配され、目にした人間に悪口を言い、更に言われた人間がまた誰かに悪口を言う負の連鎖で、地球を汚染して人類をパニックに陥れる『地獄ラップ作戦』を展開する。
「私の命を懸けた作戦」とヨドンナに言った通り今回の彼は本気であり、最初はキラメイレッドとキラメイシルバーを除く4人を、次いではキラメイシルバーをディスって闇に支配する事に成功した。
尚、ラップの悪口は以下の通り。

だいたいクランチュラさん詰め


  • キラメイイエロー=『黄色はただのカッコつけゲーマー♪』
  • キラメイグリーン=『緑は考え無しのランナー♪』
  • キラメイブルー=『青はヘタレ。残念アクター♪』
  • キラメイピンク=『ピンクは変人。怪しいドクター♪』
  • キラメイシルバー=『王子のくせにワンダーおとぼけ。テンションダウナー負け犬の遠ぼえ。残念な勘ちがいプリンス。総スカンくらってブーイング♪』

また、この時は偶然にもクリスタリアの祝日・『クリスタス』で「悪口を言ってはならない日」でもあった為、クランチュラの作戦によってレッド以外のメンバーの悪口で、キラメイストーン達が激怒して絶交されてしまう好事に見舞われた。
こうして、最後に残ったレッドが、人を悪く言えない人柄である事を察しているクランチュラは、敢えてレッドだけを残して撤退、後日『闇のMCバトル』を開催し招待状を送った。
そして、悪口どころか韻すら踏めないレッドをヨドンナと共にラップで追い詰めたものの、魔進ファイヤの乱入とファイアとレッドの「『リスペクト』を交えた本当のラップ」により、操られた人々は正気に戻り、他のキラメイジャー達も復帰した為に一気に形勢が逆転。作戦が破綻してしまった。

そして、追い詰められたクランチュラは最終兵器として邪面獣・ターンテーブルゴモリュウを召喚、自らそれを操縦する形で最後の決戦に挑む。
邪面獣の圧倒的な戦闘能力で、キラメイジャーを追い込むも『雨降って地固まる』と言う地球の諺通り、ケンカした事でより絆が深まったキラメイジャーと魔進達の反撃で、一転して窮地に陥る。

「まだだ……! 私はこんなところで負けたりしない!!」

と叫び抵抗するも、最後は四巨神が力を合わせて放ったグレイトフルゴーアローを食らって敗北。

「まさか、私が……私がぁああ~〜〜ッ!!」

断末魔を残し、その姿は邪面獣もろとも爆炎に呑まれて消えていった。

公式では「#クランチュラありがとう」と言うタグが出ていたが、公式サイトにはまだ彼の情報は更新されておらず、未だ正式に退場したと言う情報もない為、この段階で彼が本当に戦死したのかはまだ推定の域を出ていなかったが……。

エピソード37

案の定、同エピソードで生存が判明。冒頭にて疲労困憊の様子でヨドンヘイムに帰還した。
「邪面獣の爆発に巻き込まれ戦死した」と思っていたガルザに驚かれたが、実は以前ヨドンナの能力でバクダン邪面が5人に分裂した事実を思い出し、万が一に備えて事前にヨドンナに頼み自身も5人に分裂、その内の1人だけを影武者として向かわせたのが真相である。
疲労困憊は1/5の自身を失った影響かと思われたが、実際は「昨夜ヨドン皇帝から作戦失敗について、直々にお叱りを受けたからだ」との事だった。しかしこれが後にヨドンナに関する、意外な事実を知る切っ掛けになった。

尚、この話で分裂した瀬奈を通して、戻らなかった部分はそのままと失われる事実が判明し、前回クランチュラが分裂した際には、何が失われた部分なのか明かされなかった(前回の活躍と後述の変化を見る辺り、恐らくは「悪意」「忠誠心」、或いは「戦意」の部分かと思われる)。

そして、ヨドン皇帝とヨドンナに関わる真実を知り、「1つの肉体に、複数の人格を宿しているのか!?」と、驚愕の声を漏らすしかなかった。

エピソード38

ムシバ邪面を誕生させ、人間を虫歯にして苦しめる『地獄虫歯作戦』を展開する様を監視する中、事ある毎にヨドンナを「ヨドン皇帝」とこれ見よがしに呼ぶ嫌がらせをしていた(尚、その嫌がらにせヨドンナが「ボクはヨドンナだ」と言うと、「お前の中のヨドン皇帝に話しかけてんだよっ!!」とらしい反論をした)。
その最中、ヨドン皇帝が彼女に指示する光景を目の当たりにし、「自分で自分に命令している……不可思議な光景だ……」と、呆れと困惑が混じった言葉を漏らした。

エピソード39

ヨドンナが奪取した『カナエマストーン・イリュージョア』を手にしつつ、「この力を用いれば面白い邪面師が作れる」と意気込んでいたが、ヨドン皇帝の御言葉を拝聴しようとするガルザ達から注意されていた。

エピソード40

ガルザ「“人間を邪面獣に変える”だと?」
「人間の内部に生じる闇エナジーを邪面獣に変えるんだ。この実験が成功すれば、わざわざゲートを開いて送り込まずとも、地球上で無限に邪面獣を作り出せる!」

入手したカナエマストーンを研究したクランチュラは、カナエマストーン・イリュージョアの力で、人間から邪面獣を造る新たな実験に着手。それを実用化させる事で侵略ゲートを作らずとも、地球上で邪面獣を自由自在に誕生させる事を目論む。

その為にハリガネ邪面を生み出し、ハリガネ邪面を『カロリー』と言うハンドルネームの少年に変装、引きこもりの男性・八太三郎と接触させた。
当初は八太と心を通わせるふりをする事で信頼を獲得し、実験の最終段階にて八太の作品をマンガ雑誌に投稿を促し落選、自分が井の中の蛙である事実を突き詰められ、追い込まれた彼をカロリー=ハリガネ邪面の甘言で篭絡させ、目論み通り八太をコアに邪面獣・ジイシキシェルガを造る事に成功した。
しかし、実験自体は成功したものの、邪面獣一体生み出す毎にカナエマストーンが休眠状態に入る事から、作り出す燃費が悪く、戦略の手段としては「実用化に程遠い」と言う結果で終わった。

エピソード41

「地球、人間……文化、様々な物、事……あぁ〜っ!! 良いアイデアが浮かばない〜っ!! スランプだ…」

前回のハリガネ邪面に作戦が失敗した上、エピソード36での分裂の影響はやはり出ていたらしく、その影響で従来以上に『ものづくり』への執着が増してより芸術家気質・職人気質が強まり、なかなか地球侵略の為の邪面師のモチーフが思い浮かばず、スランプに陥っていた。
また、その影響により以前からそりの合わなかったヨドンナとの軋轢は相当悪化し、純粋に強い邪面師を求めるヨドンナに対し、美学を追求した邪面師を創作しようとするクランチュラは完全に対立する。

「ゼロからアイデアを生み出すのは大事業なんだ!! そして、そのアイデアは奇抜で、斬新で、おもしろいものでなくてはならない!!」
ヨドンナ「奇抜で斬新? 心底くっだらないね!! ヨドン皇帝が求めているのは、ひたすら強くて強くて強い兵隊だよ!!」
「イタタッ……ならば……、『おもしろくて強い』ヤツを見せてやるっ!! かつてない最高最邪悪の邪面師ををな!! フンッ!!」

ヨドンナに責め立てられ切羽詰まったクランチュラは、自身が「最高傑作」と呼ぶ邪面師・マネキネコ邪面を造り上げて『地獄ネコミミ作戦』を展開させる。
とうとうキラメイジャー達にも「ネタ切れ」と言われるようになった事に逆上し、マネキネコ邪面を仕向けるも能力が微妙な上に、肝心のマネキネコ邪面は気まぐれな性格が災いして闇エナジー集めが難航。
キラメイレッド、キラメイグリーン、キラメイピンクを猫人間にして戦闘不能にしたものの、中途半端な所でマネキネコ邪面に逃げられ憤慨。

「くぅーっ……! とんだ最高傑作! なんという期待はずれ! 対策を講じねば……」

作戦を練り直すべく撤退した道中、ヒラヒラした彼の服装に反応した充瑠が後をついてくる事に堪らず「……何故、ついてくるっ!? お前はキラメイジャーではないのかっ!? 私は敵だぞっ!」と更にイライラが爆発。じゃれてくる充瑠をぞんざいにしつつ後にしようとすると、充瑠が飛びついて来て転倒。その拍子で充瑠のスケッチブックを落としそれを見た事で、互いに『作り手』である事を察した。

「そうか、お前も作り手だったのか……。私と同じように、色々なものをイメージしていたんだな」

思わぬ形で充瑠とそのまま行動を共にしていると、公園の屋外ステージらしき場所にたどり着き、そこで垂れ幕を作っている人達を充瑠が見つけるや、彼等の許へ駆け寄りじゃれつき出した為、それを注意しようとクランチュラが近寄った瞬間、垂れ幕の人達はクランチュラを見て逃げ出し、残された画材で遊ぶ充瑠に呆れつつも自分の本心を吐露した。

「『遊び』かぁ……。 地球の様々な物事は面白かったなぁ……。地球を知れば知るほどアイデアが浮かび、次々にそれこそいくらでも邪面を作りだすことができた! それが今は……なんてザマだ」

すると、ブラシを咥えた充瑠が駆け寄ってきた為、残された画材で充瑠と共に絵画を制作する内に、クリエイターとしての心地好さを思い出すクランチュラ。

忠誠よりも侵略よりも...


「久しぶりに、『楽しい』という想いを味わったなぁ」

楽しみながら充瑠と共に『色鮮やかな蝶』と言う大作が完成して間もなく、突如充瑠が暴れ出す。
例によってヨドンナがマネキネコ邪面師を強化した効果によるもので、凶暴化したマネキネコ邪面に鳴らす鈴の音により、充瑠は暴れ出したのだ。更にヨドンナが仕掛けた攻撃によって、2人が描いた作品は切り裂かれてしまう。

ヨドンナ「ロクな邪面もを作れない上に敵とお絵描きごっこ……もうあんたの価値はないみたいだね」

ヨドンナによって自身の誇りや彼の戦績をなじった挙げ句、2人の作品を容赦なく足蹴にした為、それにクランチュラが憤慨し彼女の横暴を止めるべく迫った……しかし、それを「反乱の意思」と見なしたヨドンナに一撃を放たれた。

猫充瑠くんと…


だが、猫と化しても作品を大切にする思いを残す充瑠がクランチュラを守り、それを見たクランチュラは堪らず彼を『猫起こし』で元に戻し、「お前はここに居るべきではない! 他にやるべき事がある!」と叫び、充瑠をその場から逃がした。


ヨドンナ「あいつを助けるとはね……これは重大な裏切りだよ。ヨドン皇帝に謀反の心ありと受け取っていいんだね?」
「私は……『忠誠』よりも……『侵略』よりも……大事にしなければならないものがある……! それは……私という邪面遣いの『誇り』だ!!」
ヨドンナ「誇り? ま〜た下らない事言い出した。アンタ、本当おかしくなっちゃったね?」
「残念ながらそれは違う。私は研ぎ澄まされ、より純粋になったのだ。『作り手』として!」

ヨドンナにそう言い返すと「もはやここにいる意味はない!」と感情に動かされるまま逃走した。

想像と創造の楽しさに目覚め……

港と思しき場所まで追い込まれたクランチュラは『侵略兵器のみの創造』の苦悩を吐き出し、充瑠のように「『自由な想像』をしたい」と追って来たヨドンナに叫んだ。

「戦い、勝利する為だけに邪面を造り続けるのはしんどいッ!……もっと自由に楽しく造ってみたい!! そんな生き方も、きっとある……『アイツ』が、教えてくれた!!」

クランチュラは動かない


しかし、その思いはヨドン皇帝の怒りを買う事になり、クランチュラの言葉を聞き入れずに始末しようとするヨドンナの変身を解いてヨドン皇帝が姿を表す。

ヨドン皇帝「お前はもう用済みだ……。消え去るがいい、クランチュラ……」

遂にクランチュラを見限ったヨドン皇帝は彼を粛清、攻撃を食らったクランチュラは海の中へ落下していった。
しかし、エンディングのイントロ部分にて、まさかガルザに救われると言う形で、一命を取り留めていた。

「皇帝に用済みと言われた私を助けたのか!?」
ガルザ「俺の為にやってもらいたい事がある……」

ガルザは彼の力なしでは行えない作戦を行おうとしているようだが……。

尚、このエピソードの冒頭、キラメイジャー達が『好きな事』が自由に出来る事と、『好きな事』を仕事等で行わざるを得ない場合の違いをマブシーナに語る降りが流れ、後の『作り手』としてのクランチュラの苦悩の対比になっている。

エピソード42

「今や私は『ヨドンヘイムの裏切り者』……ガルザに頼まれたこれが、私の最後の創作物になるかもしれない……」

ガルザに命こそ救われたものの、『ヨドンヘイムの裏切り者』と言うレッテルを貼られた事に意気消沈しつつ、自分が造った赤い爆弾を見つめて覚悟を決める。
そして、ガルザは自身の目論見の為にヨドン皇帝の一部となる中、彼の指示を待つクランチュラは「まだか、まだなのかガルザ……!?」と焦燥している所を、宝路に発見されすぐさま逃亡。
そのまま追われていると、ヨドン皇帝と一体化したガルザが闇を拡散させ、人間がベチャットのような異形に変わる様に「ガルザ!……とうとう始めたかっ! 地球はこれでお終いだぁ! へっへ~!」と叫び、爆弾を抱えたまま街中を駆け出した。

ガルザが拡げた淀みにより、遂にヨドン皇帝が地球に本格的に降臨を果たすが、その直後、クランチュラは例の爆弾を皇帝に投げつける。

「今こそ……私の一世一代の大勝負!……おりゃあー!!」

それが炸裂するや、ヨドン皇帝の体は動かなくなり苦しみ出した。その間にガルザは皇帝の体を乗っ取り、金色の巨人へと姿を変えた。

ガルザ「俺は生まれ変わった新しい皇帝……ロードガルザ!!」
シルバー「何ッ!? どういうことだ、クランチュラ!?」
「ガルザが、ヨドン皇帝の意識を乗っ取ったんだ!」

ガルザの目論見……それはヨドン皇帝が地球に降臨した一瞬の隙を突いて、皇帝の肉体を乗っ取りその力を奪い取る事だった。
計画を打ち明けられたクランチュラは「本気で言ってるのか?」と一瞬動揺するが、ガルザの目を見て覚悟の程を悟ると「ヘッ、面白いじゃないか……! 皇帝の意識を弱体化させる特殊爆弾を作り、私が起爆させよう」と協力する事を約束。自分を切り捨てたヨドン皇帝への復讐と利害の一致から、ガルザに加担したのだ。

そしてヨドン皇帝の力を取り込んだロードガルザを相手に、戦いを挑むキラメイジャーに加勢しようとした宝路を妨害し、「お前らもう終わりだ~っ!!」と興奮状態で叫ぶや逃走。
しかし、ロードガルザがグレイトフルフェニックスを圧倒、魔進オラディンを拉致しヨドンヘイムに帰還した一方で、クランチュラは前回と同様エンディングのイントロ部分にて、宝路に捕縛されてしまうのだった。

シルバー「もう逃がさんぞ! ワンダー!!」
「ギャ〜ッ! 助けてえぇ~ッ!!」

エピソード43

「私に協力しろというのか!? 何の義理があって!」
宝路「義理じゃねぇだろ、責任だろ! 見ろ! まだみんなはベチャット状態なんだぞ!」

捕まったクランチュラはガルザに攫われたオラディンを救う為、宝路からヨドンヘイムへのゲートを開くように強要される。
散々嫌がってとても言う事を聞きそうになかったが、そこに残る5人が駆けつけて、充瑠から「何としてでもヨドンヘイムに行きたいんだ」と頼まれるや否や、「おう! 充瑠の頼みなら、良いよ!」と一転して顔を綻ばせ了承した。
絵に描いたような手のひら返しに怒る宝路に「コイツとはクリエーター同士通じ合ったからな!」と涼しい顔で受け流しつつ充瑠と肩を並べ、充瑠も笑顔で「そうだね」と答える。
充瑠に頼まれるままにゲートを開き、ガルザの襲来を備えて地球に残った宝路を除くキラメイジャーを、為朝に捕まり押される形でヨドンヘイムへ先導した。
ヨドンヘイムに到着したとほぼ同時に、唐突のリガニーの登場に焦ったキラメイジャーの一瞬の隙を突いて、拘束を解いたクランチュラは「案内はここまでだ! 私は危ない橋を渡る気はない! 達者でな〜!」と言うや、そのままリガニーに搭乗して逃走した。

変革の為の策謀(エピソード44)

キラメイジャーの許から離脱したクランチュラは、ガルザの死を悼みつつ「ヨドン皇帝に逆らって、生き延びた者は居ない……」と呟きながら、ヨドンヘイムの荒野を1人彷徨していた。
しかし、「だが、私は違う! 『アレ』さえあれば……」彼の胸中に何か策があるのか、クランチュラは機を待つような空気を纏っていた。

その後、ガルザに助けられた充瑠が魔進ジョーキーを用いてヨドンヘイムから地球に帰還し、仲間との再会を喜んで暫くして、同じくジョーキーから出現。その手にはヨドンヘイムに残されていたカナエマストーン・イリュージュアを握りしめていた。
実はヨドン軍から抜け出す時の為の交渉材料として、ヨドン皇帝の出陣を見計らい拠点に侵入し、放置されていたカナエマストーン・イリュージュアを奪っていたのだ。

更にファイヤのメッセージを受けてヨドン皇帝が、3つのカナエマストーンを強奪すべく地球へと来襲してきた事を知り、敢えてヨドンヘイムに留まり最後の1つのイリュージョアを残しているのを予測して探していた充瑠と合流・帰還しカナエマストーン・イリュージュアを快く渡した。

「ヨドン皇帝に逆らって生き延びられた者は居ない……これまではな! だが、お前らなら新しい歴史を作れるかもしれない!!」

ヨドン皇帝から解放されて自由を手に入れるべく、クランチュラは充瑠を通じてキラメイジャーに希望を託したのだった。

『闇の邪面遣い』から『淀みに想像と色を与える者』に……(エピソードFINAL)

とうとう復活を果たしたヨドン皇帝。弱点は邪面の内側にある素顔だが、宇宙一の硬さを持つ為真っ向から挑む事は出来ず、唯一破壊できる可能性があるカナエマストーン・デストリアもヨドン皇帝の止めを指す為に、温存しておきたいとキラメイジャーが策を練るなか、「じゃあ、無理だな! 1ミリの可能性もないっ!!」と半ば煽った為に直後は宝路の怒りを買うも、ヨドン皇帝はある瞬間だけ自分から邪面を外す時があると言う。

「ニヒヒッ……“お前ら全員が死んで、その屍を食らう時”だ!! ヒヒヒッ!」
宝路「てんめぇ……ふざけんなぁ!!」
「ふざけてなぁ〜い!! それが、皇帝の流儀らしいんだ!!」

それは「倒した敵の死骸を捕食する時」と言う、現実的に不可能な状態であり、更に宝路の怒りを買って襟首を掴まれるも瞬く間に充瑠がひらめキーング!した為、結果的にヨドン皇帝の攻略の一助となった。

ヨドン皇帝がキラメイジャーに倒され平和が訪れた3ヶ月後、ヨドンヘイムに帰還したクランチュラは既に他の幹部が居なくなった為に、消去法で空席となったヨドンヘイムの新たなトップに就任。
黒電話で充瑠と通話し「もう別の文明を侵略しない」と確約。今後は生き残ったベチャット達と共に、ヨドンヘイムを新たな発展に導く為の創作活動に励んでいく事となった。

客演

戦姫絶唱シンフォギアXD』とキラメイジャーのコラボイベント『キラメイて唄えば』において、声だけの形であるが登場した。本作では異世界に紛れ込んだキラメイジャーと共に異世界に迷い込み、そこで異世界の戦う力を持つシンフォギア装者とそのエネルギー源であるフォニックゲインに目を着け、魔進ごとキラメイジャーを倒す事を思いつく。その下準備として強化改造を施したミュージック邪面を蘇らせ、新能力『ヨドンダ音波』を使い魔進達をキラメイストーン状態にさせる事に使い、更にキラメイジャーと装者達を分断させた。
そして、分断作戦に並行する形で、一般市民達を新たなるヨドミヒメシンヨドミヒメ』を使い闇エナジーを集めさせた。
だが、キラメイジャーと装者達が再集結して、分離させたミュージック邪面を倒す事に成功するが、闇保険を適用させる事に成功した為、同じく強化改造を施したステージシェルガを呼び出す。
フォニックゲインを得た事を利用して歌う力(しかし、どう見てもと言うより明らかな騒音)を得たステージシェルガの攻撃で、キラメイジンを含め全陣営危機に陥れる。しかし、シンフォギア装者雪音クリスと充瑠の機転で、キラメイ魔進ギアをキラメイジンギアに変え、Wキラメイダイナミックで両断されステージシェルガを撃破、そして『もう二度とフォニックゲインなんか使わせんぞ~!!』と負け惜しみを言って撤退した。

余談

名前の由来は「暗い」と「タランチュラ」だと思われるが、外見に関してクモの意匠を取り込んだ要素はなく、キャラクター的に何のつながりもない(但し、クモの巣のような翼と頭の二つの仮面、足のように並んだ首元の邪面等を俯瞰して見ると微妙にクモに見えなくもない)。
一応、暗い事に関しては悪の陣営に所属している事から、タランチュラに関しては、『タランティズム』と言うヒステリー系の病気を起こす伝説がある事から、時折りヒステリーを起こす彼のキャラクターを見れば、繋がりが無いと言えなくもない。
しかし、独特の美学を基に滑稽な作戦を練るクランチュラの姿は、嫉妬深いガルザや残忍なヨドンナに比べて、どちらかと言うと明るいキャラクターであり、ヒステリーに関しても地団太を踏んで悔しむだけで、それで誰かに当たるという事もない。そう言う意味でのヒステリーは、むしろ他の2人の方がよく起こしている。
その為、外見的にも内面的にも、ヨドンナやガルザのように名前とキャラクターに関連性を見出す事が難しい、特異なキャラクター造形となっている。

声を演じる高戸氏はスーパー戦隊シリーズにおいて、多くの怪人の声を当ててきた常連声優の1人であり、幹部クラスの怪人の声を演じるのは『魔法戦隊マジレンジャー』の魔導神官メーミィ以来約15年ぶりとなる。
また、高戸氏が演じた怪人のなかで、明確に最後まで存命が確認された初めてのキャラクターとなった。

近年の怪人では珍しくスーツアクターの口が露出しており、神尾女史が実質顔出しに近い状態で出演している。高戸氏も神尾女史も共通して、口が露出している事による演技の難しさを語っている。

関連タグ

魔進戦隊キラメイジャー 
ヨドンヘイム 邪面師 邪面獣
科学者 作り手
理想の上司 憎めない悪役

プリプリカン/ミケラ/ヴォッファ:非戦闘要員でアーティスト気質の怪人造りの先輩。

黒岩省吾:同じく知ってるかぁ。の口癖がある東映特撮の悪役繫がり

冥府神スフィンクスワイズルー:旧作の敵幹部達。次第に組織のやり方に疑問を抱き、最終的に戦隊と和解。最終決戦後に組織の残党の新たなリーダーとして、穏健な新体制へと転換した点が共通。

サタラクラ18年前に登場した仮面の怪人を送り込む悪の組織幹部。名前もどこか似ている。

モルク侯爵6年前に登場した闇より来る組織の最高幹部。武器(侯爵系マイクロッド)の形状が類似する。

骨のシタリ侍戦隊シンケンジャーでの『杖を振るう参謀』繋がり。こちらも基本的に本拠地で籠っている点も似ている。

ジェラシット死んだかと思っていたら生きていた特撮怪人の先輩。

画材眼魔ヒーローと交流した事で考えに変容を起こした怪人にして、アーティスト気質が極めて強いキャラクター繋がり。但し、こちらは今週の怪人枠。また、大治小夜そっくりさんと共演している。

もしかして→グランチュラ

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