ステージシェルガ
すてーじしぇるが
身長/48.3m
体重/2588.0t
闇獣/シェルガ
邪面/ステージ→エンターテインメイントショーを行うための地球の舞台
ハッシュタグ/#ミュージック邪面 #ステージ #会場自体が邪面獣 #ヨドン軍もぐらたたき部 #ひらめクイーン
クランチュラが、タニシに似た闇獣・シェルガに地球の舞台「ステージ」を模した邪面を被らせた邪面獣。
邪面は半円状のドーム壁と、大型照明が付いた一対の鉄塔を備えたステージが土中の基礎ごと引っこ抜かれた様な外観で、顎髭を蓄え大口を開けた怪物にも見える(実際ミュージック邪面からは『チョウチンアンコウ』と例えられた)。
地中を高速で掘り進む能力を持ち、それで邪面のみを地上に出してステージに擬態する事が可能。戦闘でも地中を動き回って相手を翻弄する事が出来る。
更に邪面の口内で音波を反響・増幅、強力な『サラウンド超音波』へと変えて放つ攻撃手段も備える。
対になる邪面師ミュージック邪面が展開する『地獄ライブ作戦』の最終段階である、ネットアイドル『ヨドミヒメ』のワンマンライブを行う舞台その物に擬態していた。
※誕生及び地球に送り込まれた描写は省略されたが、恐らくクラウドヒルドンと同じく幼体の状態で邪面師と共に送り込まれ、集めた闇エナジーで短期成長させられたと推測される。
事実ミュージック邪面は作戦の途上で多くの人々を昏睡状態にさせており、そこから闇エナジーを生み出していたと考えられる。
そしてミュージック邪面は作戦の仕上げにワンマンライブを敢行、その参加者達から一気に闇エナジーを得てステージシェルガを覚醒させ、用済みになった人間を邪面獣の餌にする形で始末しようと目論んだが、キラメイジャーの妨害に会い失敗・敗北。
しかし、『闇の保険』をミュージック邪面自らが死亡直前に使用、それによって規定量の闇エナジーが貯まった事で覚醒、地面を割りながら地上に姿を現す。
クランチュラ「見よ、邪面獣ステージシェルガの雄姿!」
対抗して繰り出されたキラメイジンへサラウンド超音波を浴びせて先制するも、相手はヘリコローターからの竜巻で増幅中の音波を掻き消してしまう。そこで一旦地中へ潜って不意討ちしようとしたが、相手もローランドを武装してのモグラ叩き戦法で対抗、その内地中から出て来た所で脳天にハンマーの一撃を喰らい悶絶した。
だがそこでガルザがスモッグジョーキーを操り加勢。これに対しグリーンがエクスプレスを操ってキングエクスプレスを完成させる事で無力化を図るが、ガルザがジャメンタルを開放した事でエクスプレスのセーフティーが跳ね除けられ無力化が失敗してしまう。
その隙に体勢を立て直したステージシェルガは後ろよりキラメイジンを羽交い絞めにして、ガルザもそこ目掛けてバーンブラッカーを放つも、このタイミングで閃いた小夜/キラメイピンクの合図により、キラメイジンはキラメイ魔進へ緊急分離。
これによりバーンブラッカーがステージシェルガに誤射されてしまい、そのまま再合体したキラメイジンから、キラメイダイナミックを叩き込まれて爆散した。
『戦姫絶唱シンフォギアXD』とキラメイジャーのコラボイベント『キラメイて唄えば』で本イベントにおけるボスキャラとして登場。
復活したミュージック邪面が倒されたことで『闇の保険』が適用され、クランチュラの手により送り込んだ。
シンフォギアのコラボらしく、本作ではフォニックゲイン(シンフォギアにおけるエネルギー源)に目を付けたクランチュラの手で強化改造を施され、歌(っていうか明らかに騒音)で攻撃することができるようになり、キラメイジンや奏者達を苦戦させる。
しかし、そこへいつものひらめキーング!により、装者の1人である雪音クリスにキラメイ魔進たちの力を集結させ、彼女自らキラメイジンに変えたことで形勢逆転。キラメイジンとクリスが放ったWキラメイダイナミックを食らい敗北した。
舞台ステージモチーフの戦隊怪人はこのステージシェルガが初例になる。
本作ではこの擬態として登場した、特徴的な半円ドーム状のステージは埼玉県秩父市と小鹿野町の境にある「秩父ミューズパーク」の野外ステージであり、東映特撮では本作以外でもしばしばロケ地に使われている。
『完全読本』によれば、モデルとなったのは同野外ステージである。K-SuKe氏曰く、『獣電戦隊キョウリュウジャー』のキャンデリラが歌っていた丸いステージのドーム部分が怪獣に見えたことで、それをモチーフにデザインし、ロケ地もそれに合わせたものとなった。
レーネツダガメス:同じく緊急分離でかわされたバーンブラッカーを喰らい、その上で止めを刺されている。
キュウセッキバスラ:こちらはバーンブラッカーの射線上に割り込んだ事で誤射を喰らい、更に憤慨したガルザの操るスモッグジョーキーに処刑された。
デーボ・バーカンス:顔のシルエットが類似。因みに声がクランチュラと同じ。
また彼を含めたデーボモンスターの殆どは、身体全体をモチーフのジオラマ(≒舞台)に見立てたデザインとなっている。
ドームロイド:巨大戦力同士のデスマッチ会場(ドーム型ステージ)に擬態していた戦隊怪人。
ファントムマイナソー:台本に書かれた内容を現実化する能力を持ち、現実世界を文字通りの舞台に変える事が可能。