為朝「『パー』には『チョキ』だ! 瀬奈、フルパワーで切り裂けっ!」
瀬奈「なるほど、オッケー! キングエクスプレスザビューン、最初はチョーキ!」
データ
身長 | 50.8m |
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体重 | 2598.0t |
闇獣 | シェルガ |
邪面 | シールド(盾)⇒攻撃から身を守るための地球の防具 |
ハッシュタグ |
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概要
クランチュラが、タニシに似た闇獣・シェルガに地球の防具「盾」の邪面を被らせた邪面獣。
邪面は笑い顔に見える民族の仮面型の盾を模した造形。その造形に違わず、笑い声の様な鳴き声を発する。
邪面で敵の攻撃を防いで凌ぎつつ、目から放つ『シールドビーム』で反撃する戦法で立ち回り、急速成長を始めたヨドンアイビーの護衛を行う。
加えて同時に送り込まれたタンクリガニー・センゴクバスラと縦一列に並んでの連続攻撃を得意としていて、先鋒を担当。突進を迎撃しようとする敵の攻撃を凌ぎ切ってタンクリガニーの砲撃へ繋げる壁役を担っており、じゃんけんの『パー』に例えられる。
活躍
エピソード32
予め大量に貯められていた闇エナジーにより召喚の準備は整えられていて、邪面師ナゾカケ邪面の『地獄なぞかけ作戦』による陽動の裏でヨドンナがヨドンアイビーの急速成長をスタートさせた直後のタイミングでクランチュラが召喚。タンクリガニー・センゴクバスラと共にヨドンアイビーの種が隠されていた研究所の周辺へ出現し出現し、破壊活動を開始した。
エピソード33
小夜の救出に向かうレッドとイエローを援護すべく出撃したキラメイジン、ギガントドリラー、キングエクスプレスザビューンの三大巨神をセンゴクバスラ、タンクリガニーの2体と共に迎撃。自身を先頭とし、縦一列に並んで繰り出す三位一体の攻撃で巨神達を圧倒する。
その後、小夜を救出すると同時に現れたグレイトフルフェニックスを加えて伝説の四巨神が揃い踏みすると、アタマルドからグレイトフルフェニックスにしがみ付いて来たガルザのスモッグジョーキーと共に4対4の決戦の火蓋が切られた。ヨドンアイビーの発芽が5分を切る中、四巨神相手にラグビーの如く壮絶なヨドンアイビー争奪戦を繰り広げる。
種が発芽してタイムリミットが迫る中、やがて再び自らが先頭になっての連続攻撃で畳み掛けようとする。だが、為朝の考えた作戦でじゃんけんの『パー』に例えられてエクスプレスザビューンが両腕から放った斬撃で挟撃され轟沈。続くタンクリガニーも『グー』に例えられた上で、砲撃をキャリーで防いだキラメイジンからヘリコのハイパーハリケーンによる強風に怯んだ所へパンチを叩き込まれる。
残る『チョキ』のセンゴクバスラも、「チョキにはグー!ハッとしてグーだ!」と言う昭和のギャグと共にギガントドリラーが繰り出す一撃で轟沈。
完全に丸腰となったスモッグジョーキーだが、「おのれ…!この種だけは守る!!」とガルザは尚も息巻く。「もう諦めろ!」と言うレッドの降伏勧告にも耳を貸さず、「うるさい!立て、邪面獣共!」と叫ぶガルザの号令によって他の2体共々立ち上がり、3体揃って横に並んでスモッグジョーキーを守ろうとする。
だが、結局はグレイトフルフェニックス必殺のグレイトフルプロミネンスで横一文字に斬られ、全員仲良く爆散。残るヨドンアイビーの種も、レッドの閃きによって巨大化したキラフルゴーアローから四巨神が放つ『グレイトフルゴーアロー』により破壊され、ヨドンヘイムの乾坤一擲の作戦は失敗に終わるのだった。
余談
『完全読本』にて、当初はパプアニューギニアの部族の盾のような、というオーダーだったが、K-SuKe氏は「アフリカの意匠も入った」とコメントしている。
また、仮面の被る部分は部族の腕輪をイメージしており、手で盾を持つ様子が表現されている。
関連タグ
ワンガワンガ、ボウガンス:同じく民族の仮面繋がりの顔をした戦隊怪人。
フタガワラ、シールドン、シールドのザンKT:盾繋がりの歴代怪人。
ケンタテロイド:盾と剣を融合させた戦隊怪人で盾の面はこちら、剣の面はセンゴクバスラと共通点を持っている。
仮面ライダー斬月、キョウリュウブルー、キュアロゼッタ:歴代ニチアサ枠における「盾」を強調するヒーロー&ヒロイン。なお、キュアロゼッタは中の人的にタンクリガニーと共通点を持っている。
マシュ・キリエライト、ザマゼンタ、二葉さな、岩谷尚文、グーフィー、メイプル:近年作品における盾を強調する人でしかも直接戦闘や他のメンバー達とのチームワークも強い点も強調している。
マッドマン:似た形の仮面を付け、それを盾のように使う点も共通しているキャラ。