「自分が危ない時に人類の事を心配するとは不合理だなぁ、護星天使って奴は!」
概要
機械禦鏖帝国マトリンティス皇帝・10サイのロボゴーグの鬼才ブレインによって開発される戦闘ロボット。それがマトロイドであり、その記念すべき第1号とも言うべき実験機こそザンKTである。
名前の上にシールド(無印)、シュート(2)、ショート(3)、ショット(0)と付けられているが、これは各個体が担った作戦に応じて付けられたものであり、同型機でもそれぞれの個体毎に趣味やスペックが異なっている。
データ
身長:199cm(巨大化時/49.8m)
体重:261kg(巨大化時/652.5t)
分類:完全防御型シールドタイプマトロイド
地形:都市
特技:汎用式電磁補盾システム、高速チェーン回転砲、完全防御ガードダッシュ
指令:マトリンティスの強さを人類に知らしめる為の破壊。
趣味:守りの姿勢
劇中での活躍
『epic.33 恐怖のマトリンティス帝国』に登場。
製造された直後、メタルAとの模擬戦を行い、彼女の足を破壊して実力を誇示した上で上記の指令を果たすべく出撃。
マトリンティス本格侵略開始の初陣として港の工場を襲撃し、駆け付けたゴセイジャーに対しては身体の形状を丸く変化させての完全防御ガードダッシュと両目からの光線で苦戦させた。
その後、廃工場にて自身の汎用式電磁補楯システムにより鉄骨等を集めて作った盾でゴセイブラスターの射撃を防御すると、そのまま盾を手裏剣にして投擲。更に5人を高速チェーン回転砲からの鎖で縛り上げると更に追い打ちを掛ける。
だが、レッドを痛め付けている隙に他の4人が鎖を切った為に脱出。ザンKTの攻撃の巻き添えになっていた望の無事を知り、レッドは鎖で拘束されながらもザンKTに強烈なキックを見舞う。そこへ駆け付けたブラックによって鎖を切って貰うと5人はスーパーゴセイジャーに超天装。その反撃に怯んだ所へミラクルゴセイダイナミックを受けて敗北する。
その後、ビービネイルによって巨大化する。
目から発射した光線で先制攻撃をするもゴセイアルティメットは怯まず、続いて高速チェーン回転砲から無数の鎖を伸ばしてゴセイアルティメットの動きを封じようとする。だが、ゴセイアルティメットの腹部のヘッダーからの砲撃で逆に押され、最期はアルティメットストライクを受け爆散した。
シュートのザンKT2
詳細はシュートのザンKT2で
ショートのザンKT3
詳細はショートのザンKT3で
ショットのザンKT0
詳細はショットのザンKT0で
余談
モチーフはホタテ貝であり、名前の由来は映画『ショートサーキット』と続編作『ショートサーキット2 がんばれ!ジョニー5』から。この映画では量産型軍用ロボット「セント」の内の1機が活躍する映画となっており、ザンKTシリーズも量産やバージョンアップを繰り返している。ただし、主人公であるナンバー5は人間の生命の尊さを理解しようとしていたのに対し、ザンKTシリーズは生命を守ろうとする行為を非合理と断じている外道という大きな違いがある。ちなみに主武装はどちらも飛び道具(セントはレーザー光線、ザンKTは実弾兵器)である。
声を担当した武虎氏は『侍戦隊シンケンジャー』にてクグツカイの声を担当しており、スーパー戦隊シリーズへの出演はゴーカイジャーへの出演と合わせて4年連続となる。