充瑠「スペシャルスーパー消防車! 名付けて『魔進ファイヤ』!!」
「充瑠! 今こそお前も変われ! お前の中のキラキラ、もう信じられるだろ!!」
「テンションMAX! めっちゃメラメラだぁ!!」
CV:鈴村健一
スペック
全高/22.0m
全幅/18.0m
全長/43.5m
重量/2600t
スピード/400km/h
出力/1300万馬力
キラメイストーンモード
縦/36.3m
横/18.0m
奥行/22.0m
概要
レッドキラメイストーンが変化した消防車型のキラメイ魔進。キラメイレッドのパートナー。
「ファイヤ」の名は消防車型に変形した時に熱田充瑠に命名された。その通り熱血漢な性格で「テンションMAX」が口癖。
誰よりも早く充瑠のキラメンタルを見抜いており、他メンバーや本人がそれを否定しても彼を信じ続けた。充瑠に対する理解の深さと評価、それを裏付けとした信頼度は高い。
また、ショベローが充瑠と比較して自分のパートナーの自慢をしていた際、若干ふてくされた様子を見せる等、他のキラメイストーンと同じく自分のパトーナーへの愛が強い。
熱血で強引な一方、ひょんな事からメンバー4人の特訓に無理矢理付き合わされ、それが原因で充瑠が倒れてしまった時は4人に対して強い怒りを露にして彼らを叱喝したり、オラディンから自分が他のキラメイストーンを引っ張るように言われた事に責任感を持っている等、意外と考えている一面も持ち合わせている。
更に言えばエピソード36では、クリスタスの日である事もあってクランチュラの策で充瑠以外のキラメイジャー達が洗脳され、罵詈雑言を言われた際は、他の魔進を引き連れて絶交を切り出してしまう。
探しに来た充瑠から事の真相を聞かされるも言われた悪口の中に「自分(ファイアを始めとする魔進達やクリスタリア関係者)の都合を押し付けている」、「戦いが終われば離れ離れになる」等と言った現実にそうであったりそうなってしまってもおかしくない事を投げかけられた際は、「本当かもしれない。」と呟いたりとナイーブに考える一面も見せた。
彼に選ばれた者がキラメイジャーのリーダーになる習わしがクリスタリアには伝わっているが、それはこのファイヤがリーダーの資質に優れた人物を見抜く直感・洞察力を有しているからであった。
上記の直感・洞察力は充瑠以外にも発揮し、スミカエ邪面の能力で充瑠と魂を住み替えられた時、それ以前に充瑠が子供達相手にボランティアで、絵を教えていたのだが、その1人の男の子が絵を書く事に苦手意識を持ち、充瑠に奨められても紙をビリビリに破って拒否した事案があった。
そのボランティアがまだ続いている中、充瑠の体に住み替えられたファイヤはパートナーに代わって教えるも、男の子は再び紙を破って拒否したのだが、それに動じず「芸術はめっちゃビリビリだぁーーーっ!」と称して他の子供達と一緒に同調して紙を破り、結果的に破った紙で大きな千切り絵を作成、男の子の苦手意識を克服させると年長者としての懐の深さも備えている。
そんな彼だが、特別編「キラトーーク! 相方大好き魔進」で充瑠のプレゼンをした時には、キラメンタルや熱いハートよりも先にまさかの「かわいい」(大事なことなので2回言いました)を褒めている。
また、冒頭では先述のオラディン王の言葉を拡大解釈して「司会としてトークを仕切る」と言い出すが、マッハにジャンケンでその座を奪われて拗ねてしまい、他のキラメイストーンの相方プレゼンに対し、短所を言って水を差す暴挙に出た。
他の魔進より大きくランドメイジとキラメイジンに合体時はボディ・右腕・下半身を形成する。
嘗てオラディンとマバユイネ、そしてクリスタリア宝路の3人に率いられ、呪いを防ぐアクアキラメイストーンと共に淀みの海の魔女・ヌマージョの討伐に向かった過去が有る。
魔進マッカ
スペック
全高/6.5m
全幅/10.0m
全長/24.3m
エピソード1で、レッドキラメイストーンが充瑠の描いた絵を元に姿を変化させた、スポーツカー型のキラメイ魔進。
魔進ファイヤの前身の姿で、姿形は赤いカラーリングをしている事以外は魔進マッハと同型。
邪面獣・ジャグチヒルドンに苦戦するキラメイジャー4人の許へと急行した。
名前の由来はそのまま「(ボディが)真っ赤」だから。オマケコーナーで充瑠が考えた物でファイヤ本人からは「ファイヤでよかった」とツッコまれてしまった。
公式サイトではマッカの方が使われているものの、正式な名前ではないからかプレミアムバンダイ限定で商品化された際の名前は「赤いスポーツカー魔進」になっている(ランドメイジの技であるキラメイバーニングで、マッハがマッカのように赤くなる為、そちらも含めた事で『個別の魔進』と言う扱いにならなかった可能性はある)。
客演
最強メカであるゼンリョクゼンカイオーの技のひとつ「スーパー戦隊全力マシンパワー」でスピードルやゴーカイガレオン、レッドレッシャー、レッドダイヤルファイターと共に召喚され、ニュークダイテストに突撃した。
余談
演じる鈴村氏はニチアサとしては仮面ライダー電王のリュウタロスの声で有名であり、前作のレッドに対しての相棒に当たるティラミーゴのスーツアクターもリュウタロスを演じていたおぐらとしひろ氏だった(ちなみにティラミーゴの声を担当したのが、彼の仲間のキンタロスの声を担当したてらそままさきだった)。
鈴村氏はプリキュアでもフレッシュプリキュアで管理国家ラビリンスの幹部サウラーを演じ、ニチアサ3作コンプリートとなった。
因みにリュウタロスは充瑠と同じくお絵描きが好きで、彼の絵を原案にして電王の最終フォーム専用武器が生み出されている。
更に言うと、リュウタロス達の種族であるイマジンは、憑依した人間より拝借したイメージ(御伽噺のキャラクター)で自らの姿と力を構築する存在=『イマジネーションの魔人』であり、充瑠から与えられたイメージを元に変化を遂げたキラメイストーン=キラメイ魔進達と非常に似通った性質を有している。
また、イマジン達の前身は時の流れから外れて消えた未来の住人で、キラメイストーンやマブシーナと同じ『帰るべき故郷を失った者』達でもある。
そして鈴村氏のスーパー戦隊シリーズ出演も、『特命戦隊ゴーバスターズ』のフィルムロイド以来、実に8年ぶりである。尚、「宇宙船 vol.170」でのインタビューによるとファイヤの人格は年齢的に40代の男性らしく、鈴村氏も当初は『相応に落ち着いた人物像』をイメージしていたが、実際に演じるとまるで正反対だった様だ。とは言え、充瑠が戦隊レッドでは自己主張が弱いタイプなので、充瑠の言動を補完する意味では、現在の言動が正解のように見える。ただマブシーナに話しかける際はきちんと敬語を使い比較的大人びた口調になったり、それなりに熟慮している様子も見せる等、本編内でも「相応の大人」という人物像の鱗片は散見される。
関連タグ
Vファイヤー レッドラダー ブンブンレオレスキュー:レッド専用の消防車型メカ。
炎竜:消防車モチーフの勇者ロボ。こちらは単体で人型に変形する。
雪音クリス:戦姫絶唱シンフォギアXDのコラボで共演。必殺技の時。ファイヤの個人技のイメージがなかったことを考慮して彼女の技のみキラメイジンとなりキラメイダイナミック を相手に当てる。後に必殺技がなかった点について充瑠は絵を描く、クリスは歌を歌う事が楽しさを覚えるためだったと他のメンバーは推測している。
ブレイバーン:中の人が同じ乗り物(ロボット)繋がり。こちらも熱血で正義感が強い性格だが、パイロットは(魔進から見れば)キラメンタルの欠片もない、ビビりでヘタレな超不幸体質の自衛隊員である(特に最終回では、主人公にあるまじき醜態を晒した)。
戦隊レッドが使用する巨大戦力