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「『心貰わば倍想え』ですから…。可愛い娘が、私の為にあんなに勇気を出して歌ってくれたのです。だから、私も倍勇気を出して、乗り越えますよ」


CV:桑島法子 スーツアクトレス野川瑞穂(マブシーナと兼役)


概要編集

クリスタリアの王妃。

オラディンの妻でマブシーナの母、ガルザの義姉でクリスタリア宝路の義母。


杖術の達人で、オラディンやキラメイシルバーと肩を並べてヨドン軍討伐に出向き、ベチャットを易々と蹴散らす程の高い戦闘能力を持つ。また、他者のキラメンタルのエネルギーを我が身に受けレーザーの様に集束・再放出することで、その威力を爆発的に跳ね上げる特殊技能の使い手でもある。


人物編集

王妃と言う立場によらず、気安い性格で活動的な人物。

堅苦しいのが嫌いなのか、口調こそ丁寧で王族然としているものの、明るく快活で自由奔放な面を見せる。一人称は『私』、二人称は『あーた』

また、子供の頃は女優を目指していた事もあるほど歌や芝居などの芸術を好んでいる。

上述のようなキラメンタルの精密制御に長ける反面、極度の心配性という良くも悪くも繊細な気質であり、過去に宝路が戦闘訓練で砕いた試し撃ち用キラメイストーンの破片を、マブシーナが踏んで転んでしまった際には狼狽え卒倒してしまうほどの豆腐メンタルな一面も兼ね備えている。


エピソード18の宝路、及びエピソード21の魔進ファイヤの回想にて、かつてオラディンと共に討伐したヨドンヘイムの魔女・ヌマージョがかけた「大いなる闇の呪い」によって死を運命付けられ、その7日後に肉体が砂と化して消滅してしまったことが明かされた(マブシーナ本人は当初幼かった故に宝路からは突然の病による死と聞かされていた)。


後には身につけていたヘッドドレスだけが残り、マブシーナが遺品として大事に保管していた。


宝路もオラディン達と共にヌマージョ討伐に向かった為に知っており、マブシーナにも呪いがかかっている可能性は否定できなかった為、カナエマストーンを探し出して呪いを解こうとしていた。


しかしエピソード23にて、復活したばかりの魔進ザビューンより生存が明かされる。


生きていた王妃編集

ヌマージョの呪いで死んだと思われていたマバユイネだったが、事前にヘッドドレスに付いた藍色の守り石に自らの魂を移していた為、肉体が滅んでも魂はこの世に留まり続けていた事が明らかになった。


程なくして目を覚ましマブシーナとの再会を喜んでいたものも、上記の豆腐メンタル故にクリスタリアの滅亡やオラディンの死を知ってしまえば、悲しみのショックで守り石が砕け散ってしまう危険があったため、一同は地球に送り込まれた邪面師キンコ邪面との戦いを演劇『ジジョクルニの地球公演だと誤魔化しながら戦う羽目になる。


結局、最後はバレてしまうが、母の気をそらそうとマブシーナがショータイムの名目で大上段から(キャラクターソングでもある)『クリスタル・シグナル』を歌い出す。

恥ずかしがり屋だった娘の頑張る姿を見たマバユイネはすべてを察した上で「心貰わば倍想え」(「相手から受けた心遣いは倍にして返すべきだ」と言うクリスタリアの諺)と現実を受け止め、倍勇気を出して乗り越えることに決めた。

また、ヘッドドレスの状態でも味方からキラメンタルを注ぎ込んで一点に集中させる事で強力なビームを放つ能力を使用でき、その能力のおかげでキラメイジャーはキンコ邪面を倒すことができた。


その後の邪面獣キンカイリガニーとの巨大戦ではキングエクスプレスザビューンにマブシーナと共に乗り込んで最前列でキラメイジャーの雄姿を見届けたが、魂だけでは活動時間が限定的なのか、はたまた力を使ったことで消耗したのか、地球の事をマブシーナたちに託すと再びすやすやと寝息を立てながら眠りにつく。


義弟ガルザの裏切りを知らないまま眠ったのは不幸中の幸いだったかもしれない。

一方で、キラメイストーンたちが充瑠の力でキラメイ魔進に変形、合体できるようになったことにはかなり驚いていた。地球のことを託して眠りについたのは、オラディンと同じ力を持つ彼らなら大丈夫と安心したようにも解釈できる。


その後は最終回まで出番はなかったが眠りから目覚め、実は生きてたオラディンとも再会を果たし、王位を譲られ女王となったマブシーナを共に祝福した。(元の)肉体を喪った事についてはオラディンと同様に特段気にしていない模様。


余談編集

名前は由来は、そのまま「眩いね」から。マスクはマブシーナの流用。

モチーフは。ふわふわとした髪型とヘッドドレスの模様でモチーフを表現している。

雨の妻と太陽の娘がいるおかげで虹の王が存在する、というデザインコンセプトになっている。


声を演じる桑島氏はスーパー戦隊シリーズの出演は初となる。特撮自体は帯番組版『ブースカ!ブースカ!!』のナレーションで出演済み。また東映特撮関係の作品への出演自体はこれが初ではなく『パワーレンジャー・サムライ』でも日本語吹き替え版(ローレン・シバ:姫シンケンレッド役)に出演している。


関連項目編集

魔進戦隊キラメイジャー

クリスタリア(キラメイジャー)


マブシーナ:娘。 オラディン:夫。 ガルザ(キラメイジャー):義弟。 クリスタリア宝路:義理の息子。


妖帝イリエス:肉体が滅びても自分の魂を宿した宝石と言う保険がかかっていた彼女と設定が共通する戦隊怪人。こちらは復活に同じく身内を必要としているが、妨害遭い完全に滅びた。

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