概要
アニメ版である『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』のアニメオリジナルストーリーであるドーマ編において闇遊戯のメンタルが、冷静で圧倒的強さを誇っていた普段とのギャップで豆腐のようにもろく見えたことから、そう呼ばれるようになった。
ちなみにそれ以前に放送されたデジモンアドベンチャー02の第48話における高石タケルと八神ヒカリのメンタルも、大輔の未熟さをからかっていた普段とのギャップで豆腐のようにもろく見えている。
その後、精神の弱いキャラクターを指す言葉として広まっている。
具体的に言うと、精神的ショックを受けたり、逆境に立たされるとすぐ心が折れてしまい、酷い鬱状態または自暴自棄に陥りやすいキャラクターの性格のこと。
闇遊戯は原作では泣きわめくような取り乱し方など一切した事がなかった上、どんな逆境でも最後まで一度も涙を見せることがなく、仲間を見守り自分の運命を受け入れるタイプのダークヒーロー的キャラクターなので、ドーマ編とこの言葉は原作ファンからは忌避されている。
ただし、このドーマ編の闇遊戯に関してもこの時は折れても仕方のない理由であったこと(以前にも城之内が闇マリクのデュエルに敗れて昏睡状態に陥ってしまった際には「自分にとって友のいない勝利など意味があるのか?」と思い悩んだりと、自身の友人の問題に関して少々ナイーブになる所はあった)と、その状態もたった数話の出来事なので、一部の人間が面白半分にネタとして誇張しているだけである事は忘れてはならない。
元ネタである闇遊戯ですら上記の通りなので、使い方によってはキャラクターに対する侮辱になりかねないため、注意が必要である。
現在では「豆腐メンタル」という言葉はキャラアンチや対立厨がネタを言い訳に特定キャラを貶めたり、場を荒らす為に利用することが多くなってしまった。
実際のところは、こう呼ばれる人物のメンタルが豆腐なのではなく周囲のメンタルが鋼や形状記憶である場合がほとんど。下手をすれば色恋や友人関係のいざこざで鳥になってしまうのが人間というもの。
創作的なご都合主義ではなく現実性を重視した場合は往々にしてメンタルが貧弱に見えやすいのだが、現実の人間の平均値と比較すれば、彼ら彼女らの大半もまた相当な鋼メンタルの持ち主である。
派生語
豆腐を通り越して弱いメンタルのキャラに「豆乳メンタル」と呼ぶことも最近はぼちぼち出てきている。
関連タグ
心 精神 メンタル 性格 シチュ 豆腐 ガラス 狂戦士の魂(バーサーカー・ソウル) AIBO HA☆NA☆SE ヘタレ へっぽこ
鋼メンタル・形状記憶メンタル・キラメンタル(対義語) 高石タケル 八神ヒカリ
梶裕貴(担当ラジオ番組『梶裕貴のひとりごと』で作成した2種のTシャツの内の一つに『豆腐めんたる』と書かれて右側に角が欠けた豆腐が描かれたTシャツを販売した。(2014年9月現在、番組公式 Twitterの見出しに豆腐めんたると書いてある。ちなみに自己紹介欄の顔はもう一つのTシャツ『ぼっちくんTシャツ』に書かれているもの。))
外部リンク
ダイニノアレ 公式(とうふめんたるというキャラが第2のキャラクターとして登場した。ちなみに、このキャラクターはpixivにて募集していた経緯がある)