概要
クリスタリアに伝わる地球のクリスマスのような行事で、クリスタスの日はキラキラした格好をする事が決まっている。別名「感謝の日」。
更に掟として、「悪口を言ってはいけない」とされている。
エピソード36
クランチュラの作戦でラップに乗せた悪口に心が支配され、目にした人間に悪口を言い、更に言われた人間が悪口を言うと言う、『地獄ラップ作戦』を展開する。
この時クランチュラは狙い通りに、最初はキラメイレッドとキラメイシルバーを除く4人を、次いではキラメイシルバーまでを洗脳させる事に成功した。レッドも洗脳されかけたが、シルバーの口を塞ぐ事でどうにか切り抜ける。
尚、ラップの悪口は以下の通り。
- キラメイイエロー=『カッコつけゲーマー』
- キラメイグリーン=『考え無しランナー』
- キラメイブルー=『ヘタれアクター』
- キラメイピンク=『怪しいドクター』
- キラメイシルバー=『オトボケワンダー』
また、前述通りこの時はクリスタリアの祝日・『クリスタス』で「悪口を言ってはならない日」でもあった為、クランチュラの作戦によってレッドを除くメンバーの悪口で、魔進ファイヤを筆頭にキラメイストーン達が絶交してしまう最悪な事態に見舞われた。それもキラメイジャー各パートナー以外の魔進も引き連れて。(但し、普段アタマルドに身を寄せる魔進オラディンと魔進ハコブーはそれほど影響はなかった。)
こうして、残ったレッドが人を悪く言えない事を察しているクランチュラは、敢えてレッドを残して撤退。後日『闇ラップ大会』を開催しヨドンナ経由で招待状を送った。
そして、レッドをヨドンナと共に追い詰めたものの、マブシーナを連れてやって来た魔進ファイヤの乱入とファイヤとレッドの「『リスペクト』を交えた本当のラップ」により、人々が意識を取り戻し、他のキラメイジャー達も正気に戻った為に、作戦が破綻してしまった。
その後はクランチュラが自ら邪面獣を駆り出しキラメイジャーを倒そうとするも、キラメイジャーと魔進達の絆を再確認し一層結束と絆を強めた活躍によって邪面獣は倒される。
そして、邪面獣に乗り込んでいたクランチュラの最期の瞬間となった。(実際は5分の4生き残っていたが。)
一悶着あったものの、充瑠とファイアは夕日に向かって「これからも一緒だ。」と認め合ったのだった。
余談
名前の由来はクリスタリア + 現実におけるクリスマスを組み合わせたモノと思われる。また、「感謝の日」と言う別名からサンクスギビングデーもネタに含まれている可能性が高い。
魔進ザビューンがクリスタスについて説明する中、一番肝心な掟「悪口を言ってはいけない」を言おうとした瞬間にヨドン反応が出た事で、本部にいるレッドとシルバー以外の4名が説明される暇もないまま出撃したために、クランチュラの罠にあっさり嵌った要因と言える。また、クリスタリアに在住していた事のある宝路はその掟を知っていたが、博多南無鈴は知らず宝路の説明でようやくその掟がある事を知るに至った。(クリスタリア関係者以外には、そんな掟がある事を説明される以外に知る術もなかった。)
今エピソードでは変身ヒーローとそのパートナーとの関係についてを問うドラマが展開されたが、折しも一時間前でも丁度変身ヒロインとそのパートナーの絆について、戦いが終わったらその関係が終わるか否かの是非を問うドラマが流れている。
但し、前者がタイムリーなクリスマスネタなのに対して後者は秋の行楽と、ストーリーに季節的なズレが有るのが特徴である。