クランチュラ「お前らの足掻きも、ここで終わりだ! 行け!ターンテーブルゴモリュウ!!」
データ
全長/47.5m
体重/3188.0t
闇獣/ゴモリュウ
邪面/ターンテーブル→レコードをスクラッチして再生する地球のオーディオ機器
ハッシュタグ/#クランチュラ #ターンテーブル #クリスタス #DJベチャット #レペゼンヨドンヘイム #グレイトフルゴーアロー #ラップ
概要
クランチュラが、コウモリダコに似た闇獣・ゴモリュウに地球のオーディオ機器「ターンテーブル」を模した邪面を被らせた邪面獣。
邪面はターンテーブルを顔の上半分に配したドラゴンの頭部と言う外見。メガネの様に並んだレコードの目と嘴に大きな翼を構えるゴモリュウのボディと合わせて俯瞰して見ると巨大なフクロウの様にも見える。頭上にはスタンドマイクを置かれたステージが据え付けられていて、ここにクランチュラが陣取る形で邪面獣を操縦する。
更に頭には橙色の迷彩柄スカーフを被り、「yo」を図象化したマークを象った金色のアクセサリーを首に下げている。
邪面の端末と思わしき、グロテスクなデザインのマイクを介して吐いた悪口を、人の心臓に刺す事で罵詈雑言を吐く人物へと変えてしまう能力を有する。更に変えられた人物の悪口にやられた者も同じ状態へ陥り、ネズミ講式に心の淀んだ人々を増やして効率良く闇エナジーを集められる。なお心の淀んだ人間は顔の何処かに黒い痣が浮かぶ。
このマイクを造り出したクランチュラはラップの音楽に乗せて人々をディスる『クランチュラップ』を行う『地獄ラップ作戦』を直々に進め、一気に地球侵略を達成しようと目論む。
なお、ヨドン皇帝の使用許可を必要とするゴモリュウを用いたこの邪面獣を投入したこの作戦に、クランチュラは相当な自負と覚悟を込めて臨んでいる様子。
戦闘では邪面より放つ破壊音波が主な攻撃手段の他、首を高速伸縮させての連続頭突きも可能。更に身体を三分割、両肩の地獄衝撃波も合わせてより強力な破壊音波を放てる。
活躍
クランチュラが「私の命を懸けた作戦」と豪語して臨んだ自らの作戦を魔進ファイヤとキラメイレッドによってご破算にされたのを受け、彼の最終兵器として登場。
クランチュラ自らの操縦の下、強力な破壊音波でラップ会場諸共キラメイジャーをファイヤ諸共蹂躙する。
だが、『雨降って地固まる』と言う地球の諺通り、ケンカで仲違いしていた他のキラメイ魔進達が続々救援に現れる。そうして合体した四巨神に対し、先制の連続頭突きを連発するが、キラメイジンがダストン・リフトン・ローランド・マゼランを連続換装しての反撃に怯む。ならばと今度は地獄衝撃波を浴びせるも、それをキャリーで受け止めたキラメイジンを起点として四巨神は衝撃波をリレー方式で叩き返し背後から自身が浴びてしまう。
そして止めのグレイトフルゴーアローを繰り出した相手へ対し、起死回生の全力破壊音波を繰り出すも押し負けて直撃・爆散。乗っていたクランチュラと運命を共にするのだった。
……が翌話で、この邪面獣に乗っていたクランチュラはヨドンナの手で五分割された者の一人でしか無かった事が判明、残りの4人はまた1人に統合されヨドンヘイムに居た。
そして、ターンテーブルゴモリュウが魔進達との総力戦に負けた結果を受け、密かに侵略の前線を間近で観察していたヨドン皇帝は、侵略へ直々に介入するのを決意する。
余談
本編において最後のゴモリュウを素体にした邪面獣となった。
ターンテーブルモチーフの戦隊怪人は今回が初。
関連タグ
ズボシメシ:吐いた悪口で相手を物理的に吹っ飛ばす戦隊怪人。
MCチェケラ:8か月前の30分前で登場したラッパー。しかし劇中では相手の悪意ある挑発に乗せられて実力行使に走ってしまい、自らと仲間達のイメージを汚してしまった挙句倒されてしまう結末を迎えてしまった。
今回のエピソードの結末はある意味、彼の無念を晴らした物と言えるかもしれない。